2022年9月28日 (水)
お弟子さんができた!?
アタシになんと、いきなり“お弟子さん”が4人も!?
今日9/28、福島県立視覚支援学校「芸術鑑賞会」、うつくしま芸人会にお声がけを賜りまして、お伺いしてまいりました。
根多帳
「権兵衛狸」ツイ輝
「じゅげむ─教科書バージョン」さいらくてい一門(小学部児童四名+とんぼ)
「寿限無」とんぼ
─仲入り─
♪わらじ音頭♪どんぐりころころ♪野球拳♪ おと丸
「牛ほめ」いさん
─おひらき─
そう、アタシの“お弟子さん”とは、視覚支援学校小学部の子どもたち。5人で一緒に舞台へ。今日のメインイベント、彼らの割ゼリフによる「じゅげむ」。アタシはお手伝いのナレーション。
“4匹の虫たち”は、みんなしっかり稽古を積んできたようで、声の調子も間合いもリズムもVery Good! 打ち合わせの時に担任の先生が「20分以上かかってしまうかも」と心配なさっていたのも杞憂となり、彼らの出はけ込みでたぶん20分以内に収まったテンポの良さ(手引きとセッティングにあたる先生方の、動きの速さと的確さよ!)。アタシは真ん中に座って、ただ頂戴した台本を音読するのみ……。
“お弟子さん”が演技を終え客席に戻り、改めてアタシの「寿限無」。教科書バージョンの基礎・川端誠さんの絵本は素晴らしい作品なのだが、惜しいかな、終盤の言い立てがゴッソリ省略されてる。落語寿限無の面白さ・バカバカしさはココにこそあるとアタシは思うから、喉が張り裂けんばかりに「寿限無寿限無五劫のすり切れ~」をまくし立てる(意見には個人差があります)。
……「素晴らしかったです~!」というお褒めを、これまでの人生の最大値頂戴して、まだ明るいけれど、大好きなお酒を呑んでます(笑)。なによりアタシが楽しかった!!
長引くコロナ禍に自らの不調も重なり、昨今、落語へのモチベーションがダダ下がり(今年の池田も「不戦敗」)という体たらくでしたが……。この6月の札幌行き辺りから、ぼちぼち上向き加減になってきたようです。
ちょっとした大ネタの仕込みも始めたし。来年2月の広島チャリティー寄席へ出演表明もしたし。
今日の高座には、力強く背中を押してもらいました。皆様に感謝感激。
そして4匹の虫「せみ」「かなちょろ」「ばった」「かなぶん」よ。また会おう!
2022年8月16日 (火)
月餅
月餅が大好物である。
昨日今日のことじゃない。物心付いた頃からず~っと好きだ。
今はほとんど大手ベーカリーの製品しか手に入らない。定価じゃ買わないけど、ちょっとでも安くなってたりなんかすると、つい心惹かれてしまう……
どこにそんなに惹かれたんだろう?
薄い皮? その皮に刻印されてる紋章みたいなの? おそらく卵黄を塗った皮の焼き上がりの艶やかさ? 餡に仕込まれた胡桃の味? それともその食感? はたまたフツーの和菓子にはない、餡のアブラっぽさ?
住宅団地の片隅にあった和菓子屋さん。アタシの月餅の原体験はおそらくそこにある。日常馴染んでいたそのお店の「みたらし団子と餡団子」は今でも、味わいまでそこはかとなく思い出せるほど……。較べれば月餅の記憶は遥かにボンヤリなのだが、どこか強烈なインパクトを受けたのだろう。
今は無き、新座市あたごの「ちもと」のお菓子に、また会いたいな~。
2022年4月19日 (火)
定期借家
わが住まいは「定期借家」。
二年に一回、契約を取り交わす。更新ではなく、都度新たな契約である。いささか面倒くさい。
九度目になる契約書類を、さっき郵便局へ出してきた。次の契約が満了すると……福島在住も、まる20年を迎えることになる。
トーキョー郊外から、ここ福島へ越してきたのが、ついこの間だった気もすれば、もう遥か昔のような気もする。何ともいえない不思議な時間感覚だ。
住まいの賃貸契約が始まり、鍵を受け取り、そして市役所へ出向いたのは、2004年6月1日。
市役所へ 転入届を出したから 6月1日は 移住記念日
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