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2007年3月31日 (土)

厄年とは

 数え年で42歳は男の厄年(大厄)。「役年」とも書いて「役職に就く年齢」なる意味もあるそうな。わたくしにとっては今「平成19・2007年」がまさにその「ヤク年」。
 先日、うちのお隣の町会長さんと顔を合わせたら「次年度の町会役員をやってもらえないか」とのたまう。わたくしは「ご存じの通り、独り者で、仕事の終わる時間も不規則、地元民ではないしで、あんまり役には立てないだろう」と申し上げたのだが、今の住まいの近所で唯一話などするお隣さんの頼みだし、うちの団地の各棟各階から1軒ずつ、そのなかで回り持ちしているというし、冒頭の「ヤク年」のことを思い出したりもしたので、引き受けることにした。本日3/31(土)、19:00〜、その初ミーティングであった。
 夕方、塾の教室で塾頭との話が長くなり、だいぶ遅刻。「遅くなりまして済みませ〜ん!」と云いながら集会室へ入ってゆくと、折しも来年度の「役決め」が佳境(?)に入っていて「希望職」を書く紙が一わたりしたところ。お約束のように「会長」と「会計」が空欄になっていて、みなさんそれを囲んで押し黙っている、と云う構図。ま、どこの「役員会」でも見られるであろう光景。お隣からお声がけをいただいた時点で、ある程度腹はくくっていたので、独身で、仕事時間も不規則なわたくしでもよければ会長をやってもいいと立候補。【う〜ん、ここまで体言止め5連発!】 少々みなさん逡巡の後、結局わたくしがめでたく(?)会長を引き受けることに。遅刻してきて、独り者で、スポーツ刈りで、声がやけにデカくてしかも福島ことばじゃなくて、新旧役員さんたちが連れてきた子供たちといきなりワイワイ遊び始めて一緒にゲラゲラ笑っているような、こんな変なオッサンがいきなり「会長やってもいい」なんぞと言い出したものだから、みなさんもきっとあ然となさったことであろう。引き受けた以上は、誠実に務めるつもりである。
 ちなみに今日の食事は、ブランチに「キャベツ焼き」1枚食べたきりなので、ずいぶん前から空腹状態。晩飯は、昨日近所の「マルイチ」で購入してきた「馬のバラ肉・焼き肉用/グラム99円」にする予定。たまに珍しい食材がでる「マルイチ」だが、馬の焼き肉とはねぇ…と店を四周ほどして迷ったあげく、カゴに入れてしまった。今日から「福島競馬」が始まるというナゾかけだったりして。
 アタマの「ゴハン」は、今夜はまた小泉武夫先生の「食に幸あり」の予定。なお、昨日夕方、もちずり学習センター図書室で、LDとADHDに関する本2冊(丸山美和子氏著「LD・ADHD,気になる子どもの理解と援助」、『児童心理』編集委員会・編「『気がかりな子』の理解と援助」)を借りてきて、あっという間に読破してしまったのだが、どうやら自分にもそれらしい「発達障害」が色濃くあった(実は今でもある?)ようである。自分ではいつも、塾頭を「多動性だ〜!」などとおちょくっていたのだが……。今日の「会長立候補」事件といい、ここまでつらつら書いてきたこの記事のまとまりのなさといい、あんまりひとのこと云えないぞ。わが両親は幼少のころのわたくしの行動に、ずいぶんアタマを抱えていたのだな〜と思いを馳せるとともに、今でもいろいろ支えてくれることに大感謝した次第。

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2007年3月24日 (土)

一年ぶり復活

 丸一年も休んでしまいました…。こうなってくると、さすがに誰も読んでくれなくなるな。
 ひさびさにプロフィールなんぞも書き換えておきました。
 さすがに、毎日の食事を書き留めるとなると、なかなか大変なもので、書き続けられなくなってきて最初のうちは、レシートなんぞ取っておいたものでしたが、先日部屋の掃除をしたときに、さすがに全て処分しました。
 もう少し、しばりの緩い感じで、再開したいと思います。で、カラダのゴハンとともに、精神のゴハンでもある「読書日記」なんかも、してみようかな、と。
 まぁ、なんせテレビ見ないのですね。晩飯(晩酌)のお供はいつも「本」。
 今日も今日とて、近所の「学習センター図書室」から、本を4冊ばかり借り込んできて、読書三昧。
 そのなかから、私の出身大学の先生であり、福島県出身の小泉武夫さん著「不味い!」をご紹介しましょう。先日、市内の書店で文庫本になっているのを見かけて、題名のインパクトに駆られた「買いたい衝動」を寸止め。調べたらなんとわが最寄りの学習センターに在庫というので、早速借りてきました。
 いろいろと旨いもののことをお書きになっている小泉先生ですが、その裏で、まぁ、不味いものも沢山召し上がっていらっしゃるのですねぇ。ゲラゲラ笑いながら、色々と考えさせていただきながら、楽しんだ3時間の「旅」でした。読んでいて感心したのは、小泉先生「不味い、不味い!」とおっしゃっていながら、その「不味い!」ものを、余程のことでもない限り、しっかりと「完食」なさってきたらしいところ。美味しいことはとても大切だけれども、不味いものもしっかり受け止めていらっしゃっているところは、さすが「味覚人飛行物体」面目躍如といったところでしょう。
 そして「まずい食べ物」を提供された「場所」。個人の小さなお店に対しては、半ば呆れながらもあくまで暖かみにあふれた語り口、企業的・公共的な「食品産業・食事提供」に対しては、より良くなってほしいという視線が貫かれていて(最近「F社」の問題などもありましたしねぇ)、共感を覚えることしきりでした。
 わが本棚の一角は「小泉ワールド(?)」になっているのですが、今度ぜひそこに加えようと思います。
 ちなみに、今夜の晩酌の友は、学習センターの帰りに近所のスーパーで買ってきた「野菜コロッケ25円×2」と、牛サイコロステーキ・ニンニクの芽炒め添え。サイコロステーキの「もと」は、安いだけあって「未去勢牡牛」のようです……。

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