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2007年5月13日 (日)

ピーターラビットのお食事

 去る5月9日水曜日、夕方時間が空いたので、勤務先の塾(塾頭のご自宅)の庭が、このところの陽気で伸び放題になっていたので、草刈りに行く。
 鎌を持って刈り始めて気が付いた。伸びているのが、ほとんどクローバーなのだ。
 まさか四つ葉のクローバーを探そうとは思わなかったが、伸び放題のクローバーを見ている内に「美味しそうだな」という気がしてきた。クローバー(和名シロツメクサ、別名ウマゴヤシ)は確か、わが蔵書「食べられる野草」の中にも取り上げられていたはずだ。おまけにクローバーは「マメ科」の草だ。スーパーに行けば、これによく似た「豆苗(トウミョウ)」を、一袋100円くらいで売っている。マメ科の草ならアミノ酸も豊富なはずだし、これは試してみるほかないぞ。
 そこで、鎌を植木ばさみに持ち替えて、チョキチョキと、小ぶりのスーパー袋いっぱいに収穫して持ち帰ることに相成った。
 まずは柔らかそうなところを生でかじってみる。
「・・・。子どもの頃ふざけて喰った芝生のような味」
 洗い桶でザブザブ洗い、少々混じっていたクローバー以外の草を丹念に取り除き、鍋でゆでる。見た目とイメージに反して、結構どす黒いアクが出てきた。生えていた庭の土のせいか?
 ゆで上がったのを水さらしし、ギュッと絞ると、なんだか「繊維っぽい菜っぱのゆでたの」状態になる。この内の1/3はゴマ和えに。1/3はみそ汁の具に。1/3は、後に残す。
 ・・・。思っていたほどは美味しくない。味が素っ気ないうえに、育ち過ぎゆえか、葉柄の繊維がかなり硬い。セルロースを消化できる馬くん、牛くん、羊くん、ピーターくんであれば、喜んでむさぼるのだろうけど。我々人間にはちょいと・・・。
 最後に残ったのも捨てるのはクヤシイので、細かく刻んで油炒めにした。一番これがマシであった。
 あとで気が付いた。人間が喰って美味しいなら、クローバーはとっくの昔に「野菜」になっているはずだよね。

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