オールド「マカ-DTP族」のひとりごと
ずいぶん前に友人からもらった、OKIのMicroline810。東京から福島への運搬中に、どうしたわけかドラムの中にトナーがブリ撒かれてしまい、長らく使えなかった(でも捨てずに持ってた・・・)のだが、過日一念発起して、掃除機片手にドラムから古いトナーを除去したところ、完全復活! 見事現役復帰。
福島に移住以来、自宅のMacにはプリンタをつないでいなかった(必要なものは、塾にある“拾い物”のキャノンのBJC-465・・・これ、カラーでA3が刷れる・・・で出していたので)のだが、このところ「町内会長」を引き受けたり、塾の授業を充実したかったりと、どうしても自宅でプリントアウトしなくてはならない案件ができてきた。
そこでまず白羽の矢が立ったのが、やはり「もらい物」の「Apple StyleWriter2」。ほかにもHPやらEPSONやらColorStyleWriterやら、インクジェットプリンタだけでもうちには片手以上いるのだが「健康で文化的な最低限度の」プリントアウトが、一番安くできる、という線で選定。同じカートリッジが使える、うちで最古の「StyleWriter1」も捨てがたかったが、これは電源がアダプター方式で、コンセントの場所をとるので却下。StyleWriter2は、もらってきて以来初めて電源を入れたのだが、10年以上も前のものの割には意外と印字がきれいで感心した。
しかし、インクジェットの悲しさ、裏ウツリが激しい・・・。プリント教材や、塾の指導計画を立てる用紙を作っても、両面刷りが使えないのが玉に瑕。「畳の腐る薬」になっていた、ML810に目が行かざるをえない。
その前段階で、うちのもう一台の「Microline」801PS2+V(10年ほど前にジャンク品を4,800円で衝動買い。トナーの方が高かったので大笑い)の復活も目論んだ。数年前、最後に使ったときに、コピー代とコピーにわざわざ出かける手間を省こうとして「いちどきに1000枚以上」という無茶な仕事をやらせたもので、ドラムが完全にイッてしまったが、これも後生大事に取ってある。ダメもとで試し刷りしてみたが、さすがにこれは手の施しようがなかった。ドラムを買えばいいのだが、もちろん手許に「5万円」などという金はない(B4まで刷れるPostScriptプリンタを買うと思えば安いもの、なのだが)。
ML810も「ダメで元々」という気楽なつもりで再チャレンジ。トナーのブリ撒きが不調の原因で、ML801のようにドラムが焼けてしまったのではなさそうだ、とわかっていたので、念を入れて掃除してみた、というわけ。こんなトラブルの割には、HDDはしっかり生きていて、インストールしてあったフォントがとてもきれいに出て、感激。
「12年前なら100万円システムだ〜!」と、一人で喜んだが・・・「高速インターネット」「無線LAN」全盛のこのご時世に、9600bpsでケーブルビヨンビヨンの「ローカルトーク」でシステム組んで嬉々としているのもなんだかなぁ(笑)。イーサカードとか・・・もうないべね(笑)。
ともあれ、おかげさまで色々助かる。友よ、ありがとう。
| 固定リンク
コメント