定額減税
のび太総理が辞めてしまうが、どうやらこの「定額減税」は、実現しそうな勢いである。
確かに税金が安くなるのはありがたい。でも、問題は、その金をどうやってひねくり出すか。国債でまかなうということらしいが、国債とは要するに借金であって、それを誰が返すか、といえば、国民なのである。
これぞまさに「朝三暮四」。こんなことを考えた輩は、国民を猿並だと思っているのだろう。
もしやるなら、タクシーチケットを禁止したり、閣議のお茶をやめたり(笑)するとか、歳出を引き締めて出すべきだ。選挙に勝ちたいなら、不要不急の予算項目を洗い浚い追及するくらいの努力はしてほしい。
なお、自分個人としては、減税になっても、まずは借財返済資金になってしまう。私への減税分は、景気浮揚対策には全く役に立たないわけだ。いまどき「税金が安くなった分で何か買おう」なんて、脳天気なやつはそんなにいるだろうかねぇ。
「定額減税」は、鳴りもの入りで成立したとしても、結局「景気浮揚策」としては空振りに終わるのでは。反動で「消費税大幅アップ」をせざるをえなくなる、というヒジョーにイヤな展開も見えてくる。
うまいハナシはこの世に無し。還付金詐欺にはくれぐれも気を付けましょう!
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