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2009年1月18日 (日)

落語を演るには生活改善から?

 すっかり松も取れましたが、本年もよろしくお願いいたします。
 昨年末の「信夫の麓寄席」に出た時、素人落語の会リーダー、笑遊さんのおかみさんから「あ〜ら、着物がシワだらけ!」とのご指摘が。何を隠そう、自分の着物など初めて持ったので、保管・収納の仕方など知らなかったのであります。
 年末にインターネットで着物の畳み方のページを見つけて、自分用に本畳みのマニュアルは作ったのですが、おかみさんや実家の母、義妹に聞いたところでは「和服用の衣紋掛けが必要」とのこと。そこで過日、ドライブがてら安達のコメリへ行って、何か良いものがないか探してみました。
 すると、屋外のコーナーにありました! 「白竹」の2mの棒が、なんと1本65円! 物によっては節が立っていたり、枝の落とし痕があったりしたので、引っかかりのないものをよ〜く吟味。それから屋内に戻り、鴨居に引っかけて竿を支持できる「らくらくフック」なる商品、398円也を二つゲット。よしよし、これで衣紋掛けは完成! と思いきや。
 福島移住以来そろそろ5年になろうというのに、座敷の一角を、東京から持ってきた段ボールがそのまま一畳分占拠していて、わが母なら「まるでKJK小屋!」とのたまいそうな、我ながら呆れた物臭ぶり。このままでは、せっかくの衣紋掛けを取り付ける場所がない……。
 そこで一念発起、移住以来の部屋の大掃除に取りかかりましたが、まあ、出るわ出るわ、大きめのゴミ袋5つは要らない物が。そして、段ボールのあった下の畳が、青いこと。
Emonkake
 で、足かけ2週間かけて、ようやく完成したのが写真の衣紋掛け。部屋もグ〜ンと広くなって、快適快適。ま、これをどこまで維持できるかが、勝負所なのでありますが。

 ところで、掃除をしながら、年末の寄席のビデオ(新井田さん、ありがとうございます!)を観ました。自分の芸の出来もですが、それ以上に、着物の膝がシワだらけ、高座から下りる時の格好がなんとも無様で、和服に慣れてないのがバレバレ。そこもしっかり稽古しないとなぁ。今度の元気寄席まであと1週間だし。あと、自分でネタにしたくせに、アタマの天辺が予想以上に輝いてて、涙。

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