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2009年7月10日 (金)

書棚からひとつかみ-090710

書棚からひとつかみ-090710
この題名はパクリです(笑)。
知ってる人は知っている、TOKYO-FM(福島FMでも)、日曜午後2時からの「山下達郎・サンデーソングブック」人気の特集から、だ。
ある時、とある人に「卓さんの声、達郎サンに似てるね!」とゆわれた。それが嬉しかったこともあって、題名拝借となった次第。
但し「御本家」は、ちゃんと自宅のレコード棚からひとつかみされてくるらしいのだけど、こちらは日頃「オレの書庫」と自分だけで勝手に思っている、市立・県立図書館の書棚からひとつかみしてきたものを、紹介してみたい。

今日はこの2冊。永山久夫先生の「たべもの江戸史」、ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」。

永山先生には数年前、福島で「全国納豆勧評会」が開かれた時にお会いした。所蔵の「戦国武将の食生活」という著書を持参して、すばらしいサインもいただいた。
落語の国に生きている八つぁん熊さん御隠居さんやお殿様が、どんなものを喰っていたか。それを鮮やかに描いてある。先日「たらちね」を稽古しながら「晩飯がお茶漬けに沢庵だけなんて、ずいぶん質素だな〜」とひそかに疑問に思っていたら、実は江戸時代にはそういうのが当たり前だった、なんてことが書いてあって、まさに目から鱗。150年も経つと、食生活もガラリと変わってしまうのだ。ほかにも、落語のいちシーンを思い浮かべて納得、という記事がたくさん。落語が好きで食いしん坊な人には、ぜひとも一読をお薦めしたい1冊。

「カラマーゾフの兄弟」は、ドストエフスキー代表作のひとつ。今迄タイトルは知ってたけど「初見」。
外国の小説は、地名と人名がネックで、誰が誰やら、どこにいるやら、ワケわかんなくなるのが困る。でも要するに、慣れの問題で。これは二十数年前に、超大作SF「デューン・砂の惑星」シリーズを読破したとき、巻末の用語集に指を突っ込みながら克服したから、大丈夫。ただ当時より歳を経て、ちょいと(かなり?)脳ミソがしぼんできているから、慣れるのにいささか手間を喰って、なかなか読み進まないのだけど。
でも、面白いのよ、これ。性格のハッキリしたキャラが揃ってて、自分の身近にいる人たちを、あたかもその場で見ているよう。「へ〜、100年前のロシア人も俺らと全然変わらんのだな〜!」なんて感心しながら、身近な人たちの振舞を思い出して、思わずゲラゲラ笑っちゃたりなんかして。
さすがに「不朽の古典」とゆわれるだけのことはある。まだ先はずいぶん長そうだけど…、時間がかかってもいいから、読破してやるもんね!

まぁしかし、美味しいお酒と食べ物、それに楽しい書物に恵まれて、今日も幸せ! 善哉善哉。

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