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2009年7月18日 (土)

「黄金の日々」と「花神」




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 「ベスト」とゆわれてふたつはナンですが・・・。私としては甲乙付けがたい。
 戦国時代と幕末、ここはやっぱりドラマの宝庫。
 大河ドラマ初の「海外ロケ」を敢行した、昭和53(1978)年の「黄金の日々」。当時の市川染五郎さん(現在の松本幸四郎さん)の「ルソン助左衛門」、根津甚八さんの「石川五右衛門」、川谷拓三さんの「善住坊」の主役トリオを、戦国時代のヒーローたちが取り囲む、日本だけで収まらなかった壮大な「大河」。脇役も豪華で、昭和40(1965)年の「太閤記」で秀吉を演じた緒方拳さん・信長の高橋幸治さんが同じ役を再演したのも、両親たちは懐かしがっておりました。栗原小巻さんの「美緒」、美しかったなぁ! 「ア〜レ、キュイジ〜ヌ!」の鹿賀丈史さんの高山右近もいましたね。
 その前年昭和52(1977)年の「花神」。幕末の人物では地味な存在の「大村益次郎」が主人公。私はその前年「風と雲と虹と」あたりから大河ドラマを見始めたのですが、やはり幕末という時代の面白さ、そして若さに惹かれたのでしょう、「花神」はたいへん深く印象に残り、私の中では30年以上経っても幕末長州の人物はいまだに「花神」のキャストの顔になってしまいます。中村雅俊さんの高杉晋作、篠田三郎さんの吉田松陰etc. 、中村梅之助さん演じる村田蔵六→益二郎ともども、現在まで残っている写真になんとなく風貌が似ていたことも、物語が身近に感じられた理由のひとつかもしれません。

 学校にいた頃は歴史の授業が大嫌い。高校に進学した時、当時は歴史を選択しなくてよかったので、大喜びで「地理」だけで卒業して来ました。ところが、今は歴史が好きで、うちの蔵書の半分近くは歴史がらみの本。それは、多感な頃に「花神」「黄金の日々」を見て育ったからだろうと思うのです。年号や出来事を暗記する歴史なんかツマラナイ。でも、生き生きと人々が生きていたドラマ、そう見ると、歴史ってすごく面白い。
 数年前の三谷幸喜氏の「新選組!」のときに「かなり史実に反しているところがある」という批判があったけれど、わざわざそんなことを云って「つまらなく」しなくたっていいのになぁ(批判でなくて指摘ならかまわないけど)と感じたことがあります。どのみち、それで歴史に興味を持って、深入りをしてくる人たちは、様々な資料に触れて「あ、あれってフィクションだったのか」と気が付くのですし、ただ楽しんで終わっただけの人たちは「歴史学会」には何の影響ももたらさないでしょうしね。
 私はテレビを見なくなってずいぶん経つし、来年の大河「龍馬」もたぶん見ないだろうとは思うのですが、昨年の「篤姫」もかなり若い人たちに感銘をもたらしたようですし、「歴史っておもしろいよ!」ということを伝えてもらえるような、質の高いエンターテインメントにしていただきたいなぁと思う次第です。

 さまざまな変化が私たちを襲いつつある現在。歴史の人物たちの行動は、将来の見通し方のヒントを私たちに与えてくれます。だから、今こそ、この現在のキビシイ状況を見据えつつ、歴史と、今を楽しみましょ!

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