山形〜石巻
立石寺。車窓の真前。残念ながらうまく写真が撮れなかった。思わずさや歌さんの「閑かさや〜♪」の詩吟が頭の中でこだまする。
仙山線は奥羽山脈とがっぶり組み合って走るので、車窓の渓谷も豪快だ。
宮城側に下ると、仙台ハイランドの入り口だ。タンドーのオッサンと何度も来たっけな。一度は前の晩、福島のタンドーさんのうちで飲み過ぎて、半睡状態で連れて来られ、ハイランドの敷地に入ったところでゲロゲロになってしまい、さんざっぱら笑われたっけ。
仙台駅で一旦改札を出て、せっかくだから「あおば通」まで歩く。仙石線は、市街地は地下化されてしまったので、武蔵野線にでも乗ってる感じ。地上に出たら、「私鉄」発祥路線だけあって、何だか南武線に乗っているようだ。軌道があんまり良くなくて、揺れまくるし。
塩釜に出ると、俄然雰囲気が増す。しかし相変わらず揺れるなぁ。落語の稽古なぞしたら、舌噛みそう。
ああ松島や、松島や。そうだ、今日の行程は、奥の細道の逆だ。
しかし、いかに松島湾が波静かとはいえ、腰の高さくらいの防波堤のすぐ脇を走る電車って……。ずいぶん無理して通したものだ。
しかし、103の後釜が205で良かったな。209じゃ、あのヤワな線路状態と、潮風には耐えられまい……って、房総各線で、大丈夫かな?
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