ああ、憧れのテルサの高座。
昨年のテルサ寄席で、漫太郎師匠に「交ぜてください!」とお願いして、1年。
おかげさまで、出演者のなかに加えていただくことができ、昨日高座に上って参りました。
スタッフの方に伺ったら、志ん朝師匠、小朝師匠が上がった高座、そのままなんだそうで・・・。誠に恐れ多い、なんて云いながら、開場前にちゃっかり稽古してみたりして。
で、自作「目黒蛸薬師」を演ってきました。笑いの場面のほとんどない噺ですが、お客様皆様が、じっくり耳を傾けてくださる様子が伝わってきました。また、稽古しながら「これを聴いたら、自分だったらここで少〜し笑うかな?」と思っていたところで、ひそやかに笑ってくださったお客様も少なくなく・・・。楽しく勤めることができました。お聴きいただいた皆様、ありがとうございます!
また、うつくしま芸人会の師匠方には、過分のお褒めをいただいてしまいまして、恐縮至極。まだまだ1年生、至らないところばかりです。これからもご指導ご鞭撻のほど・・・。
そして「目黒蛸薬師」を、今回の形に持ち込むことができたのは、落語の会の皆様のアドバイスのおかげです。当初案「玉川上水」にダメ出ししてくれて、ずっと創作を応援していただいた、さおり姫さん。「やっぱりオチがほしいよね〜」と強くおっしゃっていただいた、笑遊師匠。演出の工夫、声とテンポのメリハリについて色々アドバイスをいただいた、いさん師匠。稽古会で耳を傾けていただいた、ツイ輝兄さん、虎ノ助さん。感謝、感謝です。ただ、今回はあくまで一つの到達点。「落とし噺」としては、噺の中盤に、もう少し笑いの場が欲しいところ。今後も工夫、改良をしてゆきたいと思いますので、引き続きアドバイスいただけますよう、お願いいたします。
しかし、しかしまぁ・・・
あ〜、楽しかった!! だから「噺」は、やめられません。
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