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2009年12月31日 (木)

烏賊人参

烏賊人参
「トリゾクニンジン」ではありませんよ(笑)。

福島移住以来、実家のおせちに加わった一品。今までは実家に着いてから、両親と買い出しに行った時に材料を仕入れて作っていたのだが、スルメも人参も、福島の方が圧倒的に安い。おまけにこの暮れは、大晦日移動になったので、一昨日昨日であらかじめ仕込んで持って行くことにした。
漬け汁は、昆布を一晩水に漬けたダシを煮立て、ミリンと醤油をテキトーに。スルメと人参を細切りにして、冷ました漬け汁へ。今回は二本松産の、赤みの強い和人参を使用。
昨夜味見をしてみたら、ちと薄味。でもまぁ、いいか。うちの好みの塩梅と云うことで。


さて、今年「卓的食卓」にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。来年も思い付きをツラツラクドクド書きますので、変わらぬご愛読の程、御願い奉ります。

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2009年12月24日 (木)

きっと誰も来な〜い〜♪

一人でお猪口片手に、トリ鍋ツツきつつ更けてゆくX'masイブ。アツアツの豆腐と葱と白菜のハーモニー。ん〜、しみじみ、んまいネ!


遥か昔の話だが、ワタクシの通っていた幼稚園が「キリスト教」の園で、年末になると「聖誕劇」がメインイベントの、学芸会が開かれていた。
「聖誕劇」を演じるのは、年長組の、おそらくデキの良い、しかもミメ麗しいコたちだったろう。
哀しいことにというか、当然というか、ワタクシは「聖誕劇」には出させてもらえなかった。

ただ「聖誕劇」は、決定版の「トリ」なわけで、それに届かなくても園児総動員の会だから、年少さんの「前座〜二つ目」、年長さんの「仲トリ〜膝代わり」のどこかには、何らかの役をもらうのである。

ワタクシがもらった役は、膝代わりか仲トリか……。「蟻とキリギリス」の「蟻その1」。頭に触角を、お尻に蟻のお腹を付けて、舞台に立った記憶が、おぼろげに残っている。

それからかれこれ四十年。
オレは蟻でも、キリギリスでも、ないよな〜。

……「とんぼ」だからネ!

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2009年12月18日 (金)

中央寿寄席

「懐かしの松木町」で、一席演ってきました。この一年の、様々な思いを込めた「つる」。聞いていただいて笑ってくださった、中央地区寿大学参加者の皆様、ありがとうございました。

鶴といえば、長寿のシンボル。この噺で落語再デビューを果たして一周年。私が福島に拉致られてきた最初の職場が、今回の会場のすぐそば。そして……オヤブンの臨終の床と通夜で語ったのも、この噺。マクラではまた、オヤブンに登場してもらいましたよ。


しかし、この一年、自分でも色々演って来たけど、プロの噺家さんの、ライブの噺にも触れられた。コレ、大きい。

遊雀師匠。ライブで四席、ネットラジオで二席の影響、大! 聞かせていただいたのと同じネタは持っていないけれど、気が付くと、どこか真似たような口調になってることが、あるのでゴザイマスデスよ、ねぇ(なんて、こういう調子とか)。

そして、つい先日お会いした、さん八師匠。高座姿ももちろんですが、楽屋でお茶菓子に用意されていた、柏屋の薄皮饅頭についての楽屋での座談が印象に残りまして、今日の噺の導入部、御隠居さんが八つあんにお茶を出すところ、今まではお茶菓子を羊羹にしてたのだけど、柏屋の薄皮饅頭にしたら、ばかにウケて…、もう羊羹には戻せません(笑)。さん八師匠のおかげです。

明後日「光のしずく寄席」で「時そば」演るつもりですが、これは七月に音楽堂にいらした、遊馬師匠のお教えが有り難い。

福島にいながらにして、こんなに噺の勉強ができるなんて、恵まれてるなぁと思います。


もちろん、直々にご指導ご鞭撻いただいている、素人落語の会、芸人会の師匠、諸先輩の皆様に大感謝。ありがとうございます。
また、今日、ワタクシが噺をしている時に、高座の下で出囃子の準備をなさっていた漫太郎師匠には、存分に笑っていただきまして……。嬉しかったです。


で、反省。よく指摘されるのだけど、特に今日のお客さまには、口調がアップテンポすぎ。開口一番の松太郎兄さん、いつもより抑え目のスピードで、流石だなぁと感心させていただいたにもかかわらず、やっぱりいざ高座に上がると舞い上がって忘れちゃう。ダメだなぁ。
勉強しなおして参ります…

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2009年12月17日 (木)

き〜よし、こ〜の夜♪

き〜よし、こ〜の夜♪
今宵の食卓は、ボラの刺身に牛タタキ。残業疲れを、明日の高座に出さないように。そして福島の街は今夜、雪の薄化粧。ちょっと早いけど、キャンドル灯して……。

……って、でも実は、好きでローソク灯してるわけじゃなくて……。電気、止めらっちゃのです(;_;)。

いつも「赤紙(停止予告付支払用紙。ワタクシはコレを『トメルゾ』と呼んでいる)」で払っているのは確かだけど…、今夜帰宅して、ポストに怪しげな封筒が挟まってて、開けてビックリ。コレは初体験。
お金はなんとかなってるのだけど、むしろ、今月はかなり余裕がある方なんだけど、ここの所なんだかバタバタしていて「トメルゾ」をテーブルの上に放りっぱなしで、すっかり失念していたのね。

ま、うちで一番の「電気食い」は冷蔵庫だから、冬でよかった。

明日、耳を揃えて支払いますので、東北電力様、よろしくです…。

Kyokyuu_teisi

(←コレが恐怖の「供給停止のお知らせ」。12月18日挿入)


輝くローソクの灯りを見て思う。自分にはあとどれくらい時間があるのかな。全くわからないけど、ある限り、周りに光を投げ掛けられたら、いいな。

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2009年12月16日 (水)

冬は…

冬は…
「つとめて(早朝)」と、のたまったのは、かの清少納言だが、ワタクシはもっぱら「冬は、鍋!」。

お米が切れた。で、久々に、市内のディスカウントスーパー「T」に寄る。ここの所ずっと、まとまった買い物をできる現金の用意ができなくて(…って、たかがお米10キロなんだけど…)、そういうものは掛けで買える店、すなわち、カード決済のできる、大手スーパーで、割高なのを承知でカードで買うしかなかったのである。でもまぁ、いろいろあって、今日はとりあえずお米10キロプラス、ちょいとした物なら買える現金が用意できた。これで久々に、激安のお米が買える! この世の中、お金持ってないと、かえって割高な買い物をせざるをえなかったりするのですよ(T_T)。
勇んでお米売場へ。先日ちょっと立ち寄った時に目をつけていた「福島県産・チヨニシキ」10キロ¥2,590。こないだ寄ったときは、これが一番安かったのだが、今日は隣に10キロ¥310安の¥2,280の袋が並んでた。よ〜く見比べて吟味する……え? 見比べて何が判るかって? もちろん味と値段のバランス。お米の味の善し悪しは、実は見た目で結構わかるのです。透明な粒で、大きさが揃っていれば、がっかりすることはまずありません。粒がまちまちで、白く見えるものが多いのは、美味しくない。いかにも「日当たりの良くない田んぼで育っちゃったんだな〜、可哀相に」という味がします。コレ、ホント。
で、¥300高かったチヨニシキ、買ってきました。さぁ、どんなもんだべね。

さて、「T」の前にお店を出している八百屋さんがある。ここは正直云って、モノはイマイチなのだが、とにかく安い! 今日は葱を切らしていたので「T」の入り掛けに覗いたら「一把¥128」とある。「ん〜、なんだ、あんまり安くないじゃん」と一瞥して、お米をクルマに置いてから改めて来てみたら…。
両の手では掴みきれない本数の、一把! 例によって、モノは上々とは云いかねるけど、充分だ。
買って帰って、思い切って2本ブツ切りにし、在庫の豚肉、白菜、昆布、「T」で仕入れた29円の豆腐、件の八百屋さんで3ケ78円だった中国産ニンニクとともに、鍋にする。

煮上がったところで蓋をとったら、野菜餃子の匂いがした(笑)。

写真は、4年程前に、福島で「全国納豆監評会」が行われたとき、審査員でいらしていた食文化研究家、永山久夫先生(福島県楢葉町出身)に、ワタクシの蔵書へ描いていただいたサイン。
「葱汁食うべし、風邪の妙薬なり」

新型が猛威を揮っているけど、葱喰って、乗り切るべ!

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2009年12月13日 (日)

さん八師匠の会 報告

さん八師匠の会 報告
柳家さん八師匠公演「実録噺・東京大空襲夜話」へ行ってきました。
東京大空襲夜話、迫真の高座で、猛火の中を逃げ回るシーン、母や伯母達から聞いた話がこみあげて、涙が出そうになりました…。噺を聞いて、涙ぐむなんて初めてだな〜……、と思ったら、そうでもなかった。去年のテルサ寄席、さん馬師匠の「福島弁・芝浜」、永生師匠の「甲府ぃ」も、笑いながら泣いたっけ…。
二席目は「小さん師匠譲りの噺」とおっしゃる「親子酒」。もう絶品! 腹よじりまくり、「大空襲」とは別の涙が止まりませんでした。

さて…。

会場がテルサ。勝手知ったる楽屋。関係者以外立入禁止の入り口の表示なんてなんのその、開場前に到着して、差し入れ持ってスタスタと。事前にハガキを師匠に差し上げておいたおかげもあり、歓待していただきました。
終演後…。パッと帰ってもよかったのだけど、やっぱり師匠にお礼と感想を一言申し上げたくて、また楽屋へ。そこでまたにこやかに迎えていただいて…、ドタキャンならぬ土壇場参加で、懇親会にも参加させていただきました(土壇場と云うその割に、しっかり、クルマでは行かないのね!)。会場が中合さん六階…。一昨日の「芸人会忘年会」と同じメニューだったのは、ご愛敬(笑)。
師匠といろんなお話ができました。そこで、ちゃっかりと「光のしずく寄席」の宣伝もして来ちゃったりして……。
そして、中合さんから新幹線のホームまで、カバン持ち、務めさせていただきました。ちなみにSuica(Pasmo)は「入場券」にはならないの…。そんなどたばたをやりつつ、お見送りしてきました。
写真は、楽屋でいただいた師匠のご本へのサインです。

懇親会で聞いた裏話。最初は二月にやる予定だったそうで…。色々あって、今日になったんだって。しかし、二月だったら私にはわからなかったもんね。「今日」だったから、師匠とお会いして、お話もできたのだ。

ホント、不思議な巡り合わせです。

しかし。しかしね。

タンドーのオッサンよぉ!

よくもこんなに、あんたに拉致られた福島で、楽しい思いをさしてくれるじゃん。
遺言の「彼女」は、まだできないけどね(苦笑)。
もう、東京なんぞに戻れないじゃんか!(笑涙)

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おかぁと長電話

また、してしてしまいました。
ずっと見てくれている。一緒に盛り上がってくれる。
何かとうるさいおかぁが嫌で、独立してつもりでいた20年。


でも……。

いまだ頼りにしています。

いろいろ、ありがとうございます。そして、なかなか孝行できなくて、ごめんなさい。

たまには、福島の美味しいもの送っから。ずっと元気でいてね!

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2009年12月 9日 (水)

みかん

先週「落語の会」稽古会兼寄り合い酒会があって、例によって余りものを頂戴してきました。その中に、みかんが4ケ。
可哀相にこの一週間、すっかり忘れ去られて部屋の隅に放置されていました。今夜帰宅して「何だ? このレジ袋?」と、中身を見たら、件のみかん。
わが夕食は「晩酌」なので、なかなか果物には手が伸びないのです。

しかし、手近に置けばやっぱり手にとってみる。果物が嫌いなわけではなく、偶々ふだん手近にないだけのこと。いざ手にとると、やっぱり口にしたくなって、みかんの尻に「サクリ」と指を差し込んだ…瞬間。
とたんに辺りに広がる甘酸っぱくさわやかな香り…。これはもうたまりません! 小房をひとつ噛み締めると、ジュワッとひろがる酸味と甘味と、香りのハーモニー……。

みかん、美味い!

あっという間に七房食べて、残り三房。

…「千両みかん」を演りたくなりました。

だから今夜のみかんの美味しかったこと、記録にとどめて置きます。

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