さん八師匠の会 報告
柳家さん八師匠公演「実録噺・東京大空襲夜話」へ行ってきました。
東京大空襲夜話、迫真の高座で、猛火の中を逃げ回るシーン、母や伯母達から聞いた話がこみあげて、涙が出そうになりました…。噺を聞いて、涙ぐむなんて初めてだな〜……、と思ったら、そうでもなかった。去年のテルサ寄席、さん馬師匠の「福島弁・芝浜」、永生師匠の「甲府ぃ」も、笑いながら泣いたっけ…。
二席目は「小さん師匠譲りの噺」とおっしゃる「親子酒」。もう絶品! 腹よじりまくり、「大空襲」とは別の涙が止まりませんでした。
さて…。
会場がテルサ。勝手知ったる楽屋。関係者以外立入禁止の入り口の表示なんてなんのその、開場前に到着して、差し入れ持ってスタスタと。事前にハガキを師匠に差し上げておいたおかげもあり、歓待していただきました。
終演後…。パッと帰ってもよかったのだけど、やっぱり師匠にお礼と感想を一言申し上げたくて、また楽屋へ。そこでまたにこやかに迎えていただいて…、ドタキャンならぬ土壇場参加で、懇親会にも参加させていただきました(土壇場と云うその割に、しっかり、クルマでは行かないのね!)。会場が中合さん六階…。一昨日の「芸人会忘年会」と同じメニューだったのは、ご愛敬(笑)。
師匠といろんなお話ができました。そこで、ちゃっかりと「光のしずく寄席」の宣伝もして来ちゃったりして……。
そして、中合さんから新幹線のホームまで、カバン持ち、務めさせていただきました。ちなみにSuica(Pasmo)は「入場券」にはならないの…。そんなどたばたをやりつつ、お見送りしてきました。
写真は、楽屋でいただいた師匠のご本へのサインです。
懇親会で聞いた裏話。最初は二月にやる予定だったそうで…。色々あって、今日になったんだって。しかし、二月だったら私にはわからなかったもんね。「今日」だったから、師匠とお会いして、お話もできたのだ。
ホント、不思議な巡り合わせです。
しかし。しかしね。
タンドーのオッサンよぉ!
よくもこんなに、あんたに拉致られた福島で、楽しい思いをさしてくれるじゃん。
遺言の「彼女」は、まだできないけどね(苦笑)。
もう、東京なんぞに戻れないじゃんか!(笑涙)
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