伝統は
バンクーバーオリンピックが始まった。
さして関心はないのだが、目を引いたニュース「スノボ選手開会式欠席」。
公式ユニフォームをだらしなく着ていて、さらにその謝罪会見での態度がひどかったらしい。
スポーツ各界の事情も一緒に紹介されていた。
ただ、思うに、彼は一介のアマチュアにすぎない(学生だし)。さらに云えば、彼の参加する競技に「プロの世界」が、まだない。
だから、思い切った指導をできるコーチも、先輩も、いなかったのだろう。可哀相に。
伝統というものは、守るフリをしつつ打ち破るのがすごく楽しい、のですよ(^O^)。
決められたルールで勝負しているように見せながら、いかにそのルールを出し抜くか。または、純粋に、正当にルールに則り、ひたすら努力を積み上げて勝負するか。
プロには、どちらかしかない。どちらにしても「伝統の枠」を意識しなければならない。
国母くん。きっと「伝統の壁」の重みに、少し目覚めてくれたでしょう。
あとは、自らが「元祖」になって「伝統」を引き受けちゃえばいい。今回は開会式、欠席させられちゃったけど、何回かあとには「腰パン、垂れタイ」でみんなが入場行進しちゃうような、そんなカジュアルなオリンピックにしてしまうくらいの勢いで。
再び云います。伝統は、意識しつつ、ブッ壊すものですよ。
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