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2010年3月27日 (土)

酢豆腐もしくはちりとてちん

腐っちゃった豆腐を、嫌なヤツに無理矢理喰わせる噺。

ただ、その相手が「半可通」だから、笑い噺になるけど、これが、とんでもない「発酵食品オタク」だったら……。
蘊蓄を語り始めて、きっと止まらなくなる。

南條竹則著「中華満喫」という本を読みすすめていたら、そのテのものが山盛り出てきた。

20ウン年前。ワタクシは、納豆が臭くてたまらず、食べられなかった。しかし、今は…。好物のひとつにしてもいい。
当時、匂いがダメで、手をつけられなかった、沖縄の「豆腐よう」、そして、台湾の「臭豆腐」。
今になると、あれをちょっぴりつまみながら、現地のお酒をちびちび呑ってみたい気がする。
思えば当時、そんな食べ物に、ものすごく失礼なことをしてしまった。反省…。


さて、今日は「毒餃子」やら「米露核軍縮合意」やら、大きなニュースがあったけど、例のアカデミー賞映画の主演女優が、和歌山の漁村にわざわざやってきて「イルカを食べるな」とやったというのが、呆れた。

まだ「シー・シェパード」のがマシだ。確かに彼らは過激だけど、自分の領域は(「公海」は、みんなのもの、みんなのものはオレのもの、だから)、はみ出してない。

わざわざひとのところまでズカズカ土足で乗り込んで来て、態度が柔らかかったにせよ、テメェの価値観、押しつけるんじゃねーよ!


こないだ、墓参りに行って、母方の爺さん婆さんの宗旨のお題目「南無妙法蓮華経」を唱えてきたけど…。日蓮上人さま、ワタクシは、上人さまの「折伏」の考え方には、単純に同意できないな。
相手の立場、気持ちを理解するように努めて、そのうえで、相手が自分の望む方向へ……、というより、相手と自分が一体になって、よりよい方向を目指すことができるようになることが、ワタクシにはベストかと思えるのですが。
そうなると「折伏・折り伏せさせる」とは、云えないですよね……。

ただ「蒙古襲来」という、大変な世情への、上人さまの「決意」が伝わって来ます。

野球に負けたくらいで「末代の恥だ! 腹を切る」とは……。何だかんだ云って、現代ニッポンは、平和なのですねぇ。


え? じゃ、こんな、よしなしごとを、そこはかとなく書きつくっているオメェのブログはそうじゃねぇのかって?


“ソノトーリデ、ゴザイマース!”(笑)

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