ダブル・ブッキング
独り者で、彼女はいない、友達も少ない、さらには会社でぺーぺーのワタクシ。なのに、日程が重なって、悩むこともあるんですねぇ。
来月の27日、日曜日。東京で「タンドーのオッサンを偲ぶ会」が開かれます。
今、本業のお給料だけでは生活が成り立たないワタクシ。土日は、実は「バイト生活」。ところが先月今月と、ほとんどそれに入れなかったから、この先のフトコロの火のクルマ状態が見えてしまい……、そんなこんなで出欠を保留していたら、当時の仲間から連絡があって、ワタクシを迎撃するために、会場(キャンプ場)を前日土曜の午後から押さえてくれているとのこと。
さらにその前日の金曜夜は、ワタクシ郡山へ落語を聴きに行く予定。
彼への返事を濁しつつ、この土曜、29日は、密かに郡山の格安ホテルを検索して過ごしておりました。
次の日の東京往きを考えると、せっかく郡山まで南下するのに、福島へ戻りたくないし……。つまり、もう8割方、6月末は上京と、決めていたわけです。
ところがギッチョン、明けて、今日。落語仲間のツイ輝兄さんから「6月に、仙台で、アマチュア落語のコンテストがあるらしいよ」という情報が……。帰宅して調べたら、これが26日・土曜日。「オッサンを偲ぶ会」とガップリ四つの、ダブル・ブッキング!
悩みました、悩みましたよぉ、どっちを取るか。日米同盟(ってか、アメリカの言い分)を取るか、社民党を取るかと同じ位(苦笑)……。
で、決めました。
仙台に行きます。
いにしえの仲間たちと、これからの自分。単純に天秤にかけられるものではないけれど、身体はひとつ、どちらかを選ばざるを得ない。
そして、自らにまだ、先があることを信じて、仙台往きに決めました。
もちろん、仙台で何程のことができるか、わかりませんけどね。
迎撃を楽しみにしていてくれた方々、申し訳ありません。ただ、ワタクシ「卓」は、今は「とんぼ」でもあるわけで。オッサンに拉致って来られたここ、福島をベースに、「とんぼ」はまだまだ、もっともっと翔びたいと思うのです。だから、今回はご勘弁を……。
それに、オッサン、いまわの際に「“卓”、ラクゴ! “卓”、ラクゴ!」って、しきりにねだったし……。
今回「とんぼ」が、仙台に翔ぶのは、オッサンの最期のリクエストに応えるためでも、あるのです……。
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