テルサ寄席と麓寄席
一昨日は、文化センターで、第12回信夫の麓寄席。雷と驟雨の中、多くのお客さまに御来場いただき、演者・スタッフ一同「良い会だったね」と喜び合うことができました。ありがとうございます。
ところで、もうこの秋の「うつくしま芸人会・テルサ寄席」の日程が決まっておりまして…10月23日、土曜日でございます。
しかし、実はこの日は、大阪・池田市で開催される「第2回・社会人落語日本一決定戦」の、予選の当日……。
今回のこの「予選」は、前回より持ち時間が2分増えて、10分。
ハナから狙ったわけではないのだけれど、今のところのワタクシの唯一の自作噺「目黒の蛸薬師」、この、去年テルサで演らさせてもらったバージョンが、本題8分、マクラが2分、しめて10分という構成。
幸い、今年正月の「麓寄席」の「蛸薬師」の映像もある(実はまだ見てないのだが……)。よし、一丁コレで、いさん師匠に続くか! と思ったのですが。
同じ日に、テルサ寄席!?
「分身の術」を修行したこともなければ、「どこでもドア」を持っている(ドラえもんが傍にいる)わけでもなし……。両立はゼッタイ無理!
ま、もう少し先のことだし、「この5月末までに目鼻付けます!」とか、高らかに宣言しちゃったわけでもないし、お盆頃までに決めればいいや、と、高をくくって、この件は忘れておりました。
で、一昨日の「麓寄席」。
出番の高座の出来、時間中の自分の動き……それが上手くイケていたかどうかはさておき……。
やっぱり「裁落亭とんぼ」デビューのこの場所は、とても懐かしく、楽しいひとときでした……。
そして、今、こうして、ワタクシが「素人噺家」を楽しんでいられるのは、福島の皆さんのおかげなのです。
やっぱり、自らの地盤が、いちばん大切なんですね。
というわけで、色々思ったことはあるけれど、今年の10月23日は「テルサ寄席」に参加します。
「テルサ」は「麓寄席」同様、ワタクシにとっての“原点”だし“憧れの舞台”なわけで……。これを放り出してほかへ行っては、必ずや罰があたるでしょう(笑)。
おと丸師匠の隣で太鼓もやりたいし、四迷師匠のお茶碗の支度もしなくちゃいけませんからね。
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