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2010年6月15日 (火)

第2回DON呑亭落語会

昨日13日。音楽堂芸術公開講座「落語」、中合寄席という、ライバル企画(?)と同日開催。
音楽堂の前売りチケットを買ったら、そこへ、すゞめ姐さんからこの会の出演オファー……。結果、トリでDonさんへ出演することに。

駆け付けて、着替えたら、もう間髪入れずに自らの出番! 着付けは乱れまくり、口はシドロモドロ、しかも汗まみれの噺の展開……まさにワタクシの不徳のいたすところ……。ご不快の段、この場にてお詫び申し上げます……。

高座に上がって驚いたのは、ついさっきまで音楽堂で、ワタクシの目の前の席にいらした、わが会をごひいきくださっているお客さまが、いらっしゃるじゃありませんか! ……拝顔して気付いた。「メガネ外すの忘っちゃ!」


見回せば今回のお客さまは、私も一度はお顔を拝見したことのある方々、常連さんばかり……。こういう高座は、正直キビシイ。もともと「ワッ」と笑いのとれる技量に欠けるワタクシ。とにかくクソ度胸で、稽古したクスグリは省略しないで、全部、出した。稽古の時に密かに期待していた「バカウケ」は当然なかったけど……。
でも、お客さまがたに「静かな笑い」が起きている様子は、そこはかとなく解る。ここの所のワタクシは「これさえゲットできたら、とりあえず及第!」にしているので、今回の自己採点は「可」かな。

高座が引けて、打ち上げ・懇親会。せっかくの機会だから、御来場のお客さまと話がしたい。

ご機嫌の表情で、ビールを傾けていらしたお客さま。ワタクシが高座に上がった初っ端「此奴、何者ぞ!?」と云わんばかりのキビシイ表情をなさっていたのだが、噺が進むうちにだんだんやわらかになってくれたのが、高座から見て取れた。

聞けば、新幹線で浅草演芸ホールへ度々遊びにおいでになられる、という、通なかた。「アマチュアの噺」には、今回初めて触れられたとおっしゃる。
息子さんがプロのミュージシャンという。
Donのマスターがそのお客さまの名を呼ぶのを聞いてしばらくして、ワタクシの酔っ払いはじめた脳ミソの回路がようやくつながる。
「ひょっとしたら……、Nさんって、あの?」

こうなると、ワタクシ、悪い癖が出る。その席から離れがたくなり、看板まで居座ってしまう、という……。


ま、今回は多くは語らず。とは云え結局「看板」まで、居座っちゃったんだけどね。

ナナミヤさん……、ご馳走様でした! 色々キビシイ状況だけど、また、ここ福島で暮らし続けたいという思いを、新たにできました。また、近いうちに、一緒にお時間を過ごす機会が持てますように。

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