油断させないで(c)
久しぶりに残業しての帰宅。クルマを降りて、我が家の階段へとトボトボ歩いていると……。
頭上を「パウ〜、パウ〜!」と、旋回する鳴き声。
おいでなすったね、冬の使者、白鳥たち。
鳴いてたのは、おそらく白鳥の「先達っつあん」。
“今日、ここ福島、この冬の滞在先に到着予定にしてたんだけど、いろんな理由で遅れ気味。それで今日は、かなり厳しいフライトプランになっちゃった。先達のアタシは先に着いてないとしょうがないから飛ばしてきたけど、案の定、一行の他の連中が、ねぇ……。
白鳥だって、鳥目だから。日が落ちちゃうと厳しい。
で、もし近くまで飛んで来てるようなら、アタシの一声が明かりの代わりになるかと思ったんだけどね。……返事、なかったねぇ。ということは、みんなどこかで無事にビバークしてるんだよ、きっと。よかった、よかった。
さ、新しいねぐらへ帰って、寝んべ……。
以上、第一陣の白鳥のセリフ、代弁。
先週から、ワタクシの晩酌のお供は「鍋」になり、今朝の冷え込みで鼻はグズグズ。あおりで喉はガラガラ。ワタクシの“唯一の取り柄”、声が台無し。……そろそろパンツ一丁で寝入るのは、限界だな。
厳しいけれど、美味しい晩酌が楽しみで楽しみでルンルンな冬が、そろそろ始まる。
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