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2010年11月30日 (火)

「とんぼ」を漢字で書くと……

「蜻蛉」。

母の結婚前の名前が
子」。

母の若い頃の愛称が、名字から来た「青ちゃん」。
そしてワタクシの一張羅の着物の色が「青」。

全くそんなことを思い浮かべもせずに付けた高座名、作った着物なんだけど。

不肖の長男ですけど、知らずしらず、いろんなものを受け継いでいますよ。ありがとう、母上。今年で「後期高齢者」になったけど、まだまだずっと、元気でいてくださいね!

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2010年11月28日 (日)

ありがとう

ありがとう
きみがそこにいなかったら、今月のワタクシの噺はできなかった。
綺麗にお化粧直しした“曽根田駅”。

福島に移住する直前、タンドーオヤブンの家から飯坂電車に乗ってきて、ここから松木町の塾まで歩いたこと度々。駅に出店している花屋さんで、さんざん値切って、塾の机の上にいける花たちを買ったっけ。

タンドーさん。昨日今日のあの界隈は、バカな賑わいだったよ!

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2010年11月27日 (土)

AOZに行ってきました

6年近く、福島の一等地に放っておかれた、旧「さくら野百貨店」。MAXふくしまとしてようやく再出発。その4階に、福島市アクティブシニアセンター「AOZ(あおうぜ)」がオープン。
トップページでお知らせの通り、わがふくしま素人落語の会で、オープニングイベントの「あおうぜ寄席」を開催している。今日は仕事だったから出演は見合わせたけど、定時で上がって行ってみた。

思えば福島にやってきた年の秋。「チェンバ大町」のオープニングにもがっちり絡んでた。「エフエムチャンネルイン福島」に関わらなかったら、うつくしま芸人会、そしてふくしま素人落語の会にも出会えなかっただろうし、そして今また行政主導の「街づくりプロジェクト」に、ほんの端役だけど関わりを持つ……。ちょっとした感慨がある。

思えば「さくら野」閉店が突然発表され、あっという間にホントに閉じられたのは、1年間限定のFMチン半ばの頃だった。
今や完成しつつある、福島市役所の新庁舎建設を止めにして、ここを新庁舎にしようという運動もあった。


これに異を唱えたのが、わがタンドーオヤブン。

当時流行っていた「経済特区」制度を利用して、あれを「カジノセンター福島(仮)」にしちゃえばいい!
何てったって、福島には、JRA福島競馬場がある。その地の利を生かして、全国の競馬、競輪、競艇、オートレース、さらにはラスベガスのごとく、スロットからルーレットから丁半バクチまで、何でも楽しめる場所にすればいい。そうすれば、日本国内はおろか、世界中のバクチ好きが集まって来る! 福島活性化の道はコレだ!

当時「チェンバの住人」だったオヤブン、方々でコレを説いたらしいのだが……一笑に付されるは、「治安はどうするんだ」と変に詰問されるは、誰もまともに聞いてくれなかった……、らしい。

それでオヤブン、こんな浮き世にさっさと見切りを付けちゃったのかどうか……、よく判らないけど。

まぁ、でも、そのほんの一画の「AOZ」で、定期的に寄席を開いて、思い切り“三道楽煩悩”の噺をしまくれば、オヤブンの構想のほんの一片でも、実現できるのかもね。

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2010年11月26日 (金)

今朝の出来事

寒くなって、朝の出勤時に、ひとつの作業が加わる。クルマのガラス一面の結露を拭き取らないといけない。今日はまだ結露で済んだけど、昨日、そしてこの先しばらく、ヘラでガ〜リガリが恒例行事になる。

今朝も拭き取りを終えてコクピットに納まったら……異様な臭いが。これはまさか……。ひょっとして“犬●ン”か?
恐る恐る足元を覗くと「う〜む、これぞ犬●ン、まさに犬●ン」!

その辺りの草むらになすって済まそうとしたのだけれど、悲しいかな、履いていたのは雪駄と違って、ソールの溝が深い靴……。どうにもならないので、一旦4階の我が家へ戻って、タワシでソールを洗って、別の履物に履き代えて、戻る。
普段より少し早めに出ていてよかった!

靴底を洗いながら「ン、そうか! 今日は朝から“ウン”が付いてるぞ!」と気を取り直す。

それで、一日どうだったかといえば……。

プリンターの紙詰まり頻発のおかげで、近頃になくイライラさせられ……。
“ウン”が付いたんじゃなくて、“ウンのつき”だったらしく、コショウに悩まされた本日でした。

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2010年11月24日 (水)

♪トロロ、トッロ〜ロ♪

♪トロロ、トッロ〜ロ♪
堀切寄席で、松太郎兄さんから頂戴した、白沢名産の長芋。

普段長芋は、簡単に卸器で卸してオシマイなのだけど、せっかくいただいた名産品。気合いを入れて、アタリ鉢で手掴みで卸して、アタリ棒でさらに気長に“ゴ〜リゴ〜リ”と、あたる。
すると、さらに細かく卸せて、空気をたっぷり含んでフワフワトロリ、素敵にクリーミーなトロロが出来上がる。

これを暖かいご飯にふんわり被せて、その上に、醤油漬けにした鮪ブツ、思い切り掻き混ぜて糸引きまくりの納豆、ワサビ、ちぎった焼きのりを振り掛けて……わが大定番「マグナム丼」に。


素敵、素敵! トロロの土の香りと鮪のコク、納豆の粘りと匂いと味が、絶妙のハーモニーを奏でる。ノリの磯の香りとワサビの刺激が、これまた素晴らしいテンションで、飽きさせない。

松太郎兄さん、ご馳走様です!

ちなみに江戸では「する」は縁起の悪い“忌み言葉”。「あたる」と言い換える習慣があります。だから写真に写っている棒は「アタリ棒」、容器は「アタリ鉢」。

ただ、この容器は引っ繰り返しちゃいけません。「罰当たり」になっちゃうからね。

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2010年11月19日 (金)

賞味期限

ワタクシは「煙草のみ」である。
煙草とのつきあいは、思えばもう四半世紀。年令と合わないぞ、というのはさておき……。累計本数は少ないかもしれないけれど、付き合いはやけに長い。

今の定番銘柄は「わかば」。この間の値上げで250円になった。ワタクシが「わかば」に初めて出会った30年前(年令は詮索しないでね!)は、90円だった。確か福島に来たとき、140円。度重なる値上げで、とうとうワタクシが出会った頃の二倍半超になっちゃった。

ワタクシが煙草に親しみはじめて以来、色々変化があった。まず「専売公社」が「JT」になった。パッケージに大きく「脅し文句」が印刷されるようになって、デザインを損なった。
それ以前に、キツイけれども美味かった「ショートホープ」。ワタクシの愛煙品だったのだが……、ある日突然、ユーザーに断りも無しに中身をすり替えられた。中身だけではなくて、同時に、長らく親しまれていたパッケージデザインを、変に改造。箱や銀紙のエンボス加工までなくなって、やたらピカピカ、ツルンペロンになってた。そういう変化に、新しいバージョンを一口吸ってすぐ気が付いた。それからしばらく……売れ行きの悪そうな自販機や店を狙って「旧・ショッポ」を漁ったけど……。どうにも見つからなくなった時、当時少しだけ安かった「ハイライト」に切り替えた。一時期「バット」に走ったけれど、フィルター無しの両切りはちょっと面倒……10円安い「エコー」もあるけれど、ワタクシには軽くて物足りない……。かくて、タンドーのオッサンとオソロの「わかば」に落ち着いて、かれこれ8年にはなろうか。

今回の値上げで話題になったのが「買い溜めしたものがどれくらい保つか?」ということ。
タバコも「植物由来の嗜好品」だから、賞味期限が設定されている。期限を過ぎると、風味がガタ落ちになるそうだ。長く保たせるには、冷蔵・冷凍がいいんだって。食い物と変わらない(笑)。

で、最近「オヤッ!?」と思ったのは……。
「番号のところまで吸う」「番号がなくなるまで吸う」という表現がいまや、通用しなくなってること。
かつては紙巻きタバコ一本一本に、4ケタの“ロット番号”が印字されてた。
ロットは指もとに近い方に印字されてたから、大概は番号に到達するまえに灰皿行きになる。番号まで吸うと「ずいぶん大事に吸うね〜!」と冷やかされたし、さらに番号が全て燃え尽きるまで吸うのには、指と唇の熱さと周囲の蔑みの視線に耐え切ることが不可欠だった。

いつの間にか、このロット印字は消えていた……。

フィルター付きはいいけれど、ショート(缶)ピース、しんせい、バットといった両切りタバコは、頭とシッポがわからなくなっちゃった(笑)。

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2010年11月15日 (月)

ダイヤが乱れております……。

ダイヤが乱れております……。
今日は午後、中合寄席。
この所寄席当日に散髪していたのだけど(自家製・電動バリカン使用)、今回は昨夜、セカンドジョブから帰宅して入浴前に済ませておいたから、時間に余裕がある。
それほど寒くもなく、上天気ではないけれど、雨の気配なし。これは貴重なひととき。懸案の部屋掃除だ!

ワタクシ「資源物」で出せそうなものを、ムゲに燃やせるゴミで出せない。だから、溜まるわ溜まるわ、三日で一本消費する安酒のパック、牛乳パック……。
頼みもしないのにやってくるポスティングチラシ、フリーペーパー(と云ったけどリビング新聞と市政だよりはワタクシの貴重な情報源)、請求書の束(笑)。ワタクシ、これらを一瞥してそこいら辺に放置する、という困った習性。
しかも、せっかくいただいた貴重なお便り、写真という類も、こういうモノ達と一緒くたの同じ扱いをしてしまう、という……。
以上が溜りに溜り、狭き我が家の中を移動するのに、左に曲がって右に曲がり、少し行ってまた左に曲がり、さらに右に曲がらないと目的の場所に辿り着けない「課長の犬」の課長宅のごとき状態を呈してきた。
これはさすがに我ながら参る。いい機会だから、整理整頓!

午前中一杯、山のようになった普段の居場所周りの仕分け。まぁ、部屋が広くなったこと! 色々な雑物の山の中に埋もれてた、我が「落語カセットコレクション」の段ボールが、久々に日の目を見た……(冒頭の写真)。


仕分けをして気が付いたのは、今回の「掃除」、ほぼ2年ぶりだったってこと(山の中の「請求書」の日付から判明)。


去年の正月。このブログに「落語を演るには生活改善から」という記事を書いたけど、その際ずいぶん気合い入れて掃除した。
それでも月日が経つと、何かと溜まってくる。それをゴールデンウイークに片付けようと思ってた、のだ。
ところが、5月2日に、日赤病院に呼ばれて……。
掃除どころの騒ぎではなくなっちゃった……。

掃除と云うものは、始めるきっかけが難しい。身の回りが汚く雑然としているのが判っていても、思い立った日の天気が悪かったり、暑かったり寒かったりすると気合いが下がる。家以外のことにかまけていれば、もちろん放ったらかしになっちゃう。昨年夏から今まで、ワタクシ、本職で仕事をしてるか、セカンドジョブで現場に立つか、寄席があるか、福島を空けるか、はたまたクルマのことなどに気を取られる毎日で、部屋のことなど何もする気になれなかったのだ……。

おぉ〜! 部屋が広くなったぜ! よし、中合寄席だ!

しかし……。今回は、緊張した〜〜! 落語再デビュー以来、最も緊張したかもしれない。袖で、ネタさらいを、初めてやった。にもかかわらず……。

結局ダイヤは乱れまくり……。拙き「出札口」に拍手をいただいたお客さま、恐縮でございます……。

夕方、仲間内の稽古会。昼の遅延を挽回すべく、復旧運転を試みたのだが……。
初段の栃木埼玉県境辺りで立ち行かなくなってしまい、あえなく運行中断……。

悔しい。


家に帰ってきて、綺麗になった部屋で失意の一献。
目を上げたら……。朝の掃除の時に、いつも掲げてある本棚から避難させ、手近のブックエンドに横倒しにして置いた「目黒の蛸薬師」様のお姿が!

蛸薬師様、ごめんなさい!
すぐにもとに立て直し、あか水を入れ替える。

蛸薬師様を横倒しにしたまま行っちゃったから、わが弁舌「立て板に水」にならず「横板に餅」になっちゃったか……。

来週の堀切邸寄席、再来週のあおうぜ寄席までには、「出札口」、ダイヤ通りの運行ができるよう、整えます。

蛸薬師様、ごめんなさい!今後も、ご加護を……。


そしで、今回の失態をご寛恕いただいたお客さま、仲間の皆様……。
重い「こんだら」転がして、懸命に稽古しますよ! 来週、再来週には、ぜひ鉄板ネタに持って行きたい。来週もですが、再来週こそぜひ。
AOZで、あおうぜ!

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2010年11月12日 (金)

流行語大賞2010

今年の流行語大賞の候補が発表された。


う〜む……。ピンと来るのがないなぁ。何しろテレビ全然見ないし、新聞もとってないから、流行りのタレントとか、時事問題の細かいところがサッパリわからん。よほどインパクトの強かったコトバじゃないとね。二年前の「あなたとは違うんです!」みたいな。

でも、コレ、気になるなぁ。さっきまでそんな「流行語候補」なんぞ知らなかったんだけど……。知ってたら、テルサ寄席で使ったのになぁ!

「二位じゃいけないんですか」(笑)。

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2010年11月 7日 (日)

萩の月

Haginotsuki


職場の先輩、Aさんからの、退職挨拶の配りもの。
どういうわけか、わが職場、辞めるときに、全社員にお菓子を配る習慣がある。だから、変に「土産菓子」なんか配れない(笑)。

去る祝日明け4日に出勤したら、ワタクシの机にこれが置かれていた。
あとで聞いて、白石在住Aさんの「退職挨拶」のお菓子だと判ったけれど……。
最初見たときはドッキリ。だって先日のテルサ寄席で「萩の月」もネタにしたから……。


顔面半分エレファントマンになっちゃったワタクシを、さすがに憐れんだ、政宗公からのお見舞い!?

擦り傷の跡はまだ少しあるし、ヒビの入っちゃったメガネのレンズもそのままだけど、アイパッチ状の青タンは、消えたし。
ご勘弁くださったのでしょうね、きっと。

改めまして、政宗公、失礼つかまつりました!
でも「独眼龍ラーメン」、機会があったらまた演りますけど、ね。

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2010年11月 5日 (金)

トイレ掃除

約、年に一回、会社のトイレ掃除の当番が回ってくる。
昨日がその当番の日。自分が普段気になるところを念入りに掃除して、しかも、床にあんまり水をぶちまけないように気を付けて、仕上がりはまぁ、完璧。

ところが、今朝、用を足しに行ったところが、どうも非常に小便臭い。つい昨日、気合い入れて掃除したばっかりなのに……。これは誰か、ちゃんと流さない人でもいるんだろうと思って、小便器のボタンを全部押しまくってきた。

ところが……数時間後また用足しに行ったら、また強烈に臭う。同じく感じた人がいたようで、普段節電のために止められていてスイッチにガムテープまで被せてある換気扇が、ブンブン回っているのに。

あ。

念、入れすぎた反面、ポカやったかも……。


たぶん、誰もやらない、小便器の排水口の蓋の裏。ここに結構汚れがたまるのが判っていたので、ひっくり返してゴシゴシ便器タワシでこすって、すっかりピカピカにしたのはいいけれど……。
その便器タワシを、ろくろくゆすがないで、定位置に戻しちゃったのだ。

……はっと気が付いて、ゆすいで来ましたけどね。

明日は、快適なトイレになっていますように……。

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2010年11月 3日 (水)

ハイ、ハイ、ハイ! ハイセブン

そんなコマーシャルテーマを、若かりし頃、どこかで聞いたような記憶がおぼろげにあるような気がする。……って書いたけど、ムチャクチャあやふやじゃん、この表現。まぁその程度のワタクシの認識ということで……。

これ、二本松の蔵本「大七」が出しているカップ酒。
大七は「生もと造り」という昔ながらの製法を守って、全国的にも高い評価を受けている。高いのは呑んだことがないけれど、一番安い普通酒も、充分美味いと思う。特に、燗すると……。

カップバージョンの「ハイセブン」は、カップが裸ではなく、箱入りの姿で店に並べられていて、ちゃんと「生もと造り」を唱っている。それでいて、値段は他の一般的なカップ酒と変わらない。

日本酒好きの人に喜んでもらえて、荷物にならなくて、しかもリーズナブルなのにちょいと見栄えもいいから「差し入れ」にピッタリ。
そこで、ワタクシ、差し入れには専らこれを贈ってきた。
でも、気が付いたら、自分でハイセブンそのものを味見したことないじゃん(一升ビンの大七はたまに買うけど……)、と思って、自分用に一本買ってみた。

うん、大丈夫! 間違いない。
でも……、呑むにつれ、どこかで呑んだ覚えが……。ラベルの裏の、大七の蔵の写真にかすかな記憶が……。

判った! 福島へiターンして、初めて迎えた冬。その年は夏がムチャクチャ暑かったせいかどうか、やたら寒くて、福島でも何年ぶりという大雪の降り積もった冬だった。
東京の実家へ正月帰省。格安高速バスの存在をまだ知らなかったから、鈍行列車を選んだ。
当時、松木町の私塾・慧學舘が入居していたギャラリービルの駐車場にクルマを置かせてもらって、福島駅まで歩く。並木通りの歩道がツルピカに凍っていて、シラフなのに滑って転んだっけ……。
雪がちらつく中、お約束のカップ酒とつまみをキヨスクでゲットして、ホームへ。黒磯行きは……、ああよかった、701じゃなく719。
一面の雪景色を眺めながら、酒のカップを開ける……。その雪景色とともに楽しんだ酒カップのラベルの裏が、蔵の写真だった……。

その冬は、異常だった。白河を過ぎ、黒磯で乗り換え、宇都宮でまた乗り換え、大宮までの間、ひたすら外は一面の銀世界。埼京線〜武蔵野線に乗り換えても、変わらない。親父に迎えを頼んだら「雪が深くてクルマが出せないからダメ」と断られちゃった……。東京は、何十年ぶりという、雪景色の正月だった。

あ〜あ、この冬も……厳しそうだなぁ。

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2010年11月 2日 (火)

袖振りあうも

先日、ワタクシを危機から救ってくれた、翔(ツバサ)くん、高校3年生。
この不景気氷河期の中、就職内定をもらった。あらためて、おめでとう。

そのエピソードが、なかなかに面白い。
彼が就職面接に指定された日は、このお彼岸の中日。福島県下、ひとしなみに大荒れの天候だった。
彼は、面接時刻に丁度間に合うのより一本早い阿武急電車で、隣県・角田の面接先へ向かったのだが……。梁川で電車が停まってしまい、運転再開のメドが立たないというアナウンスが。

途方にくれていると、同席の人が「どこまで行くの?」と尋ねてきた。事情を話すと「へー、それは奇遇。オレ、そこの社員なんだ。しかし、困ったね……。ところで、オレ別に面接官じゃないけど、何故、ウチの会社に?」なんて話でひとしきり盛り上がる。

しかし、空模様はますますひどくなる。電車は相変わらず動きそうにない。
かの社員さんは、同じ車中に同僚が何人かいるのを見付け、タクシーで社へ向かうことに。翔くん「あ〜あ、オレはどうしよう……」と思っていたら、
「せっかくだからさ、キミも一緒に乗りな!」
と、有り難い一声。

おかげで彼は無事面接時刻に滑り込み、見事内定ゲットした。

その電車に乗り合わせていなかったら、翔くんは、進路がまだ決まっていなかっただろう。まさに出会いの「縁」である。

彼が内定をもらった会社の名前を、ワタクシは知っていた。旧車乗りなら誰でも知っている、国産高性能キャブレターのメーカー「K社」。

普段クルマに乗っていて、キャブレターなんてのは、意識にも上らない地味〜なパーツ。しかし、コレがなければエンジンは動かない。とても大事な要素。

いざ入ってみないとわからないけれど「スタッフでいることが大好き」な、翔くんに合ったところのような気がする。
色々厳しいことが多いかもしれないけれど、活躍を期待します。

自らを振り返れば……。様々な出会いの「ご縁」のおかげで、今、毎日を楽しく(ラクではないけど……)過ごさせてもらっている。
学校を卒業し、同時に実家を出てから、ここ福島の住まいが一番長くなり、気が付けば、今の職場も、この秋でワタクシの勤続最長記録となった。
そして「縁」とは、出会いだけでなく、別れをも含むことを、ワタクシを福島へ拉致った張本人、タンドーのおっさんに教えてもらった……。たとえ、永遠の別れをひとつ迎えたとしても、それで「縁」は切れてしまうわけではなく、様々に広がり、続いてゆくということも。

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2010年11月 1日 (月)

枝豆

職場の大先輩(女性)から、枝豆をいただいた。

ご実家で今年、おいしいといわれる品種を選んで植えたところが、枝豆の喜ばれる夏〜初秋には、猛暑でサッパリ実が入らず……。ところが、それが今頃になってやっと実って「これが、美味しいの!」と、ワタクシにお裾分け。

ウチに帰って包みを開ける。まずリンゴが一個出てきた。果物は嫌いではないけど滅多に買わないワタクシには、これがなかなかうれしい。
そして「本題」枝豆。昨夜茹でたものだから、緑色は褪せている。いくつか摘んで「うん、確かに美味い」と感心しながら、気が付いた。
こいつら、異常に、サヤが立派! 下手すると、豆よりサヤに気合いが入ってる。厚ぼったくて、しっかりしてて。
安物の冷凍枝豆、しかも茹ですぎだったりすると、摘んだ瞬間に、サヤの内側のセルロイドみたいなところが、豆と一緒に舌に触って、あれが結構気持ち悪いのだけど、これはそんなことは全く無く。
しかもお豆が、澱粉質たっぷりで、ホコホコの口当たり。

こんな枝豆、初めて……ひょっとすると、そしてたぶん、もう二度とお目にかかれない。

だから、ワタクシの若かりし頃、今は亡きわがオヤブン=兄貴分、すなわちタンドーのオッサンとと共にさんざ楽しんだ「料理の鉄人」コメンテーター、岸朝子先生のセリフを奉って、感謝。

「美味しゅうございました」

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