みどりの窓口
いさん師匠がブログで絶賛されていた、立川志の輔師「みどりの窓口」。
いさん師匠の記事を読んだ頃、丁度ワタクシ「出札口」に取り組んでた。
今月になって、そのCDと、ワタクシ20年来のファンである、清水義範氏の原作(?)本を借りてきた。
意外。
義範さんの本には、志の輔師の噺の大団円がなかった……。あくまで、窓口の場面で終始している。ということは、居酒屋の場面は、志の輔師の全くの創作。
いさん師匠が最近力を入れていらっしゃる「ハンドタオル」、2年ほど前に映画になった「歓喜の歌」。いずれも志の輔師作。実はワタクシ、志の輔師の噺を聞いたのは、この所の「みどりの窓口」が初体験。
ワタクシ思うに、どれも「会話のすれ違い」が、要になってる。ところが、登場人物本人たちは、別に話をこんがらかせようとしているわけではないし、むしろ親切に応対しようとすればするほど、ますますこんがらかって……。
愚痴を肴に一杯呑らねば、やってられないよね、色々、ホント……。
演りたいなぁ、「みどりの窓口」。
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