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2011年1月31日 (月)

シートベルトは、締めましょう。

今、クルマ乗車中に遭う事故で、最も恐いのは「衝突の勢いで、身体がクルマから放り出されちゃう」というやつで……。
ワタクシがよく通る道沿いの、某パチンコ屋の「電光アニメ看板」で流される、シートベルト啓発動画は、相当、心にグサッと来る。


……しかし、あの道路沿いの「電光アニメ看板」は、完全禁止にしてほしい! 人間の目は“動くもの”に反応するように作り上げられてきた。クルマの運転は、その「動体視力」を駆使してやっている。それを脇へ逸らせるような、しかも真面目に運転しているドライバーには全く役にも立たないアニメをダラダラ流しやがって! 見る度、腹が立つ!


まぁ、それはさておき……。

シートベルトは締めましょうネ。
係員さんがいて、チェックしてくれることもないわけで。

ベルト締めずに事故って、運が良かったから今日も美味しいお酒を呑んでいられるワタクシから、このブログの読者の皆様への忠告でした。

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2011年1月29日 (土)

豆腐にまつわるエトセトラ・2

豆から豆腐を作ったことが、一度ある。

今を去ること十年かそこら前。場所は、旧ネオ・ライフ裏のタンドーのオッサンの居住スペース。略して“ネオ・ライフ・スペース”。

オッサン、「美味しんぼ」で、“汲み出し豆腐”と“引き上げ湯葉”の話を読んで、萌えたらしい……。「“卓”、ジューサーミキサーあるか?」と突然の電話。うまいこと(まずいこと?)に、うちには、勤め先のボスの引っ越しを手伝ったとき、せしめてきたジューサーミキサーが!
「“卓”、行きま〜す!」と、どこかで聞いたようなセリフを返して、早速「ネオ・ライフ・スペース」へ。

顔を合わせて、鳩首談合。「豆はいいけど、ニガリは?(今はブームもあって、手軽に買えるけど、当時はそこらじゃ売ってなかった)」「うん。薬局で売ってるんだけど、バカみたいに大量だから、近所の商店街の豆腐屋さんに掛け合って譲ってもらった!」
それならOK。夕方、豆と酒と肴を買い出しに行き、豆は水に漬けておいて、二人で例によってしたたかにきこしめす……。

これまた例によって「♪飲み過ぎ〜、食べ過〜ぎ、二〜日〜酔〜い、吐き気して、苦しい飲み過ぎの、あぁ食べ過ぎの〜朝〜」を、グッタリ迎える。でも、日が傾く頃には二人ともすっかり元気になって「豆腐作り」に取り掛かる。

水に漬けて置いた豆を、水ごとミキサーへ。これで「生呉汁」ができる。鍋に移して加熱、煮立ったらサラシで漉す。サラシに残るのが、卯の花・オカラ、漉した汁が豆乳。
豆乳を今度は75℃に保つ。その作業をストーブでやった記憶があるから、たぶんこれ、冬だったのだろう。そして温度計は? お客さんで学校教師のGさんをそそのかして持ってきてもらったんじゃなかったっけ……。
そこへ水に溶いたニガリを打つ。少しずつ、少しずつ、慎重に……。すると、あら不思議、豆乳が透明な液体部分と、白い固体部分にフワッと分かれてくる。そうしたら、サラシを敷いた笊にあけて……。液体部分を漉すと、「笊豆腐」の出来上がり!

これがね……。今までなんぼ豆腐を食してきたか、見当がつかないけれど……あれほど豆の味と香が濃くて、ふんわりした中にしっかりした食感があって、しかも嫌味のない豆腐には、ついぞお目にかかったことがない。もちろん、自らが手塩にかけたひいき目もあるだろうけど……。


オカラも美味かったし、もちろん豆乳を少し取り除けて作った、汲み出し豆腐も、引き上げ湯葉も!

そしてもう一つ。普通の大豆と一緒に買ってきた「丹波の黒豆」。オセチ料理に使うアレ。値段の高さ(一袋600円くらいだったと記憶)に渋るタンドーのオッサンを「じゃ、これはオレが金出すから」と説き伏せて一緒に買ってきて、大豆と一緒に水に漬けておいた。もちろんこれでも、実験!

ところが……「黒豆」は、普通の大豆に比べて澱粉質が多いようで、豆腐としての“歩留まり”が、悲しいくらい悪かった。ただ、見た目も味わいも、普通の豆腐とは全く違うものが出来上がって驚いた。それは……ピンク色の、甘い豆腐!


今は、ニガリが簡単に、適量、手に入りますから、お時間があればぜひお試しください。
市販の豆乳でもできるけど……、やっぱり“豆”から作ってみて。そのほうがきっと、味わいがひときわ増すでしょう。

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2011年1月27日 (木)

豆腐にまつわるエトセトラ

前回の記事を受けて……。豆腐にまつわる落語のウンチクなぞ。表題はパフィーの歌のもじりですが、パフィーは関係ありません(ただ「パフィー」という名の響きが、何となく豆腐を思い起こさせますが……)。

田楽といえば「味噌蔵」。うちで田楽を焼く度に、思わず「あぁいけない! うちの味噌蔵にも火が入った!」とやってしまう。
もう一つ、田楽が登場するのは「ん回し」。「寄り合い酒」の一バージョンで、田楽をたくさん差し入れしてもらったけど、ただ喰うのはつまらない、「ん」の付く言葉を発した者に、その言葉の中の「ん」の数だけ田楽をやろう、といって、段々エスカレートして……。
「千早振る」。豆腐自体は出てはこないけど、名大関“竜田川”が、相撲をやめて親元の豆腐屋を継ぐ、という。
「厩火事」。お咲さんが大家に愚痴をこぼす中に豆腐が出てくる。
「肥がめ」。兄貴分の家で出される冷奴(もしくは湯豆腐)で一騒動。
「居候(をテーマにした若旦那もの)」。若旦那が居候先のおかみさんに、豆腐を買いにやらされて……。カシラはやけにダシの利いた豆腐の味噌汁を喰う羽目に。
「寝床」。旦那の義太夫の会を、急な仕事を理由に断る豆腐屋。「がんもどきの製法」が、いかに手間がかかるかを、事細かに旦那に報告する番頭。
「酢豆腐」「ちりとてちん」。ご存じ、悪くなっちゃった豆腐の“有効活用”?
「小言幸兵衛」。空き店を借りに来る二人目あたりが豆腐屋。「子供がいないから喜んで貸してくれるだろう」とそれをアピールしたら、これが幸兵衛さんの『小言のツボ』にドップリ。腹を立てつつ泣きながら、かみさんとの馴れ初めやらノロケやらまくしたてて立ち去る。

《閑話休題・ワタクシが約15年程前に暮らしてた、埼玉・浦和には、当時まだ自転車にリヤカー付けて来る豆腐屋さんが。一度、そのラッパの音を耳にして、急いでタッバー持って表に出たけれど……とうとうその豆腐屋さんの“作品”は、味わわず仕舞……》

小咄。
「昔は豆腐は“♪トー、フー”と、ラッパを吹いて売りにきたもんです。黄昏どきにあれを聞いたりなんかすると、なんか、こう、あったかいような、寂しいような、複雑な思いがしたもんですなぁ。
“♪トー、フー……、ト〜…、フ〜……、トー…………、フー…………”………………。“あぁ、お豆腐屋さん……、あんなトーフへ行っちゃった……”」

豆腐の噺で「別格」は……「甲府ィ」。
ココを読んで、それがどんな噺か知りたくなった、というかたは、検索サイトへどうぞ。

この噺、ワタクシ幼い頃に、本を読んで知っていた。もちろん一度読んだだけじゃない。今でも一度お気に入りを見つけると、トコトン付き合っちゃうワタクシ、その時も、同じ本を、年度となく図書館から借りてきては、繰り返し読んだに違いない。
でも……。実際の噺としては、聞いたかどうだか……。うちの『カセットコレクション』には、少なくとも入ってない。

たぶん……、その時か、その後か、このブログにも書いてるけれど、いつだったかの『テルサ寄席』のトリ、大先輩の永生師が、これを披露してくれた。ワタクシ、客席から、高座の師匠と一緒に小声でサゲの文句を言いながら、ちょっと泣いちゃった。

いつか、演りたいなぁ「甲府ィ」。

そして、当時、憧れをもって眺めていたお師匠さんたちと、同じ高座へあがらせていただいている……。

有り難い、有り難い、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏……。

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2011年1月24日 (月)

四季の郷

四季の郷
という、なかなかすばらしい場所が、福島市にあるけれど……。そこに限った話ではありません。

「福島はね、特に、どうってものはないけど…ただ、四季がくっきりはっきりしてる。それがいいネ」と、信夫山を臨むアトリエで語ってくれたのは、ミゾさん。

しばらく経って秋になり、ミゾさんがワタクシに云うには「ジャケット一枚羽織ってちょうどいい、という、こういう気持ちのいい時期が、福島は、あっという間なんだよね〜」。

確かに! 福島生活足掛け8年にもなると、しみじみ、そう思いますなぁ……。

凍える寒さがあるから、春の日差しを喜べる。厳しい暑さがあるから、一陣の風の涼しさを味わえる。

「う〜!、今朝はなんて寒いんだろ!」と震えながら「でも、ちょっと日が伸びてキタね」なんて思う。「あ゛〜、今日は暑かった! もうたまらん!」と云いながら、自然と吹く風の涼しさにホッと一息つく。吾妻山の雪ウサギが、出たり消えたり、大きくなったり小さくなったりするのに一喜一憂する……。

福島へ来て、よかった!

写真は、ここまで書いたことと全く関係ないけれど、昨日激値引で手に入れてきた「川俣にがり豆腐」の田楽。
美味しゅうございました、ですよ!
ここの所ワタクシ、ほぼ毎晩「田楽」を焼いて賞味しております。そのウンチクは、改めて又。

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2011年1月22日 (土)

にわか“隊長”

今朝アルバイト先へ出勤したら……
「恐れ入りますが“長”をつとめていただきましょう」。

(@_@;)。まだ経験1年ちょいの、若輩ですぜ、ワタクシ……。

「それで、重ねて申し訳ないけれど、メンバーの一人は他の地域からの応援で……さらには、研修生を一人付けるのだけど」

突然そんなこと、ゆわれたって!……なんだけど、薄々そんな気配を感じてはいたから、ま、しゃあない。「ハイ、ハイ!」と、全く自信もないくせに、返事だけはいいワタクシ。もしうまく行かなくて、小言を食らう羽目になったら、平身低頭してればいいのだ。そうすると、お小言はみんな、首筋の上を素通りしてくから(笑)。

おかげさまで、なんとか一日、異状なく勤務終了。しかし……まぁ、くたびっちゃ!

帰宅して「一人慰労会」を繰り広げつつ、バイト先でワタクシを鍛えてくれたオヤブン(女性)に、今日の報告の電話をした。

褒めて、慰めて、そしてアドバイスをいただきました。ありがとうございます。今夜のお酒が旨いのは、厳しいご指導、優しいお導きの賜物です、フミさん。

田植えか稲刈りのお手伝いを、しに行かなくちゃね。

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2011年1月20日 (木)

カラオケ病院

昨夏。池袋演芸場で、昼席の一番太鼓から夜席の打ち出しまで、たっぷり遊んだ。
夜の半ば、昔々亭桃太郎師登場。
桃太郎師をナマで観たのは二度目。初会はタンドーオヤブンと行った新宿末広亭。プログラムには柳昇師匠の名が書かれていたのだが、体調不良の由で休演……。代わりが桃太郎師だった。
むっくりして、いかにも不機嫌な風貌からギャグを連発する「代書屋」に大爆笑。柳昇師匠にお目にかかれなかった無念さを、見事にかっ飛ばしてくださった。

「圓生襲名騒動」をマクラに振る中、こともあろうにその最中に席を立って帰っちゃったお客が……。桃太郎師、激怒! 帰ったお客をののしりながら、いつの間にか語りはじめたのが「カラオケ病院」。
思い切り、腹を捩ってきた。

さっき帰宅したら、ドアポストに何か挟まってる。「? また“何かトメルゾ”か?」と一瞬ビビったけれど、すぐに思い出した。アマゾンに注文してたCDが、“今回は”無事、到着したのだ(2度、某・S急便に誤配かまされた上に、この間「すいませ〜ん! S急便なんですけど、1号棟はどっちですか!?」と、こともあろうにワタクシへ尋いてきたおニィちゃんがいたから、ワタクシの心の中では“S急便”は、すでに地に落ちている)。

早速梱包をベリベリあけて、聴きながら晩酌の支度……。

あぁ、コレだよ、コレ! これを聴きながら、ワタクシは、柳昇師匠のお焼香の列に並んでた。

マクラに振られたメガネ。お棺(?祭壇?)の上に置かれていたっけ。それがとても印象に残っている。

……勘のいい方はもう、わかっちゃったよね。次にワタクシが何をやらかそうとしているか。当たりです。


ただ……。この噺ができて20年。「落ち」はまだ通用しなくはないけれど……。


「デフレ」の今に通用する噺にしたいな〜、なんて、大それたことを思っております。

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2011年1月18日 (火)

演目選び

トップページに書いたとおり、この先の「麓寄席」の演目選びをしております。

この2年でしゃべった演目が、おかげさまで20題。うち「麓寄席」に掛けたのが7題。差し引き残り13題。


この中で……「寿限無」はワタクシ「麓寄席」ではやらせてもらえないでしょう……。で、残り12題(ところで、ワタクシが初めて聴いたいさん師匠の噺は、実はコレだったんです)。

しかし。しか〜し! この残りの12題がすごい。定番の演題のはずなのに、ワタクシが未だ麓寄席でお目にかからないものがぞろぞろと!

よっしゃ、やったるで〜!


ただ、このリストの中で、一つ、新人・辰ノ助くんで聴いて、観てみたいのがある。それは「時そば」。
街中を歩いてて「自衛隊に入らないか!?」と誘われそうなガタイから発する、意外にも繊細な声(失礼!)。一見不貞腐れたような外見が醸し出す、不思議な可笑しさ(重ねて、失礼!)。
「笑いは緊張と緩和のギャップから生まれる」というのは、辰つぁんの先輩、平三くんと同じ誕生日の枝雀師の持論でしたが………。

おやおや。さらにひとつ譲っちゃったけど、大丈夫?

うん。

だって、来月から月イチ、ネタ卸ししちゃうと決めちゃったんだもん。もうつっ走るだけさ〜!

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2011年1月17日 (月)

ぜいたくな役目

昨日の「麓寄席」。あの文化センター視聴覚室という、何とも云えない不思議な空間に「初お目見え」が、こいく姐さん、ケロ美さん、小町姐さん、辰ノ助くん、日が志師(……敬称メタメタだぁ! こりゃ難問! ネイティブではない世界で“I”と“You”だけで一人称と二人称が済むと教える“グローバルイングリッシュ”じゃないと、解決できない悩みか……)(おいおい、カッコ内がやけに長すぎるぞ!)の5人。
昼席は調整室から、夜席は小染姐さん(わ〜ッ! ここも!)と一緒に(小町姐さんのときは出番待ちしながら)高座の袖から、拝見しておりました。

拝見しつつ、まる2年前の、自らの復活初高座の頃を思い出しながら……。

あの日、ワタクシは何を思っていたか。
もう、悔しくて、もったいなくて、臍を噛んでいたのです。

「うわ〜、なんてこったい! オイラ、これを“お客”で一度も楽しまないうちに、高座に上がる方に入っちゃったのかよ〜! 一生の不覚!」……。

楽屋で、受付で、仲間の皆さんやお客さまと談笑したいのも山々だけど……。ワタクシ、仲間の皆さんの“ライヴ”を、調整室や高座袖で拝見しているのが……至福のひととき。

おかげで、お誘いしたお客さまには、失礼し通しで……誠に申し訳ありません。。そして、立ちっ放しでの太鼓叩きを、仲間の皆さんはねぎらってくださるのですが……。
どうぞ、お構いなく(笑)。

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2011年1月16日 (日)

反省しながら、またも猪( 豚)鍋

第14回信夫の麓寄席、足元の悪い中御来場くださった約140名のお客さま、誠にありがとう存じます。客演いただいた、橘ノ小町さん、圓丁亭日が志さん、遠路ありがとうございます(……それを云ってしまうと、こいく姐さん、さや歌さん、松太郎兄さん、発橋さんにも……)。そして、演者・スタッフの皆さん、お疲れさまです。

近ごろ何かと、皆さんの芸に注文を付けてるワタクシですが……。そもそも自分がなっちゃねぇべした! というのを、今日改めて痛感……。
先日某所で「登場人物の立ち位置をはっきりさせれば、お客さまからもわかりやすいし、演じわけもしやすくなる」なぁんて、お高慢にしゃべっていたけど……。“なにさ、アンタだってムチャクチャじゃん!”と云われたら、返すコトバがありませぬ……。

「石の上にも三年」と申します。素人落語の会に交ぜていただいて、今が三年目。
ワタクシ、実はこの「三年目」の壁に強くない。社会人になってから、ふたつの会社を「三年壁」で辞めちゃった。福島に来てからだってそうで、福島移住のそもそものきっかけだった塾講師、三年壁で「無期限休業宣言(……そして……、再開の見込みはゼロになっちゃった……)」。


落語は、どうなんだろう。
幼少の頃の「落語生活」も、実は三年目で挫けた。あれはもう二度と繰り返したくない。

幸い、今回は、先輩方、仲間、後輩たちが周りにたくさんいてくれている。
サイトー投手じゃないけれど「ワタクシに何かがあるとすれば……それは、仲間です!」

よし!
まだ少しは、ムリが利くもんね。
ツッ走れるだけ、走ってこう。
できるうちに、ムボーなことはやって置こう。

というわけで、この先しばらく、まずは“ネタ増やし”にチャレンジします。

落語を再開した時に「これはできそう」「これをやりたい」と、思いついたままメモした演目が57題。この二年間の実演が20題。当初挙げた演目で「これは自分には向かないな」と思ったものもあれば、後から「これもやりたい!」とリストに加わるものもあり、ほぼプラマイゼロ。ということは、まだあと37題は、あるわけで。

とはいいつつ、次回の「春の麓寄席」は、福島で経験済みの演目にして、明日からさっそく稽古に入ろうと思います。他の皆さんと、どうかネタかぶりしませんように! 「稽古足らず」の悔しい思いは、もう真っ平です……。

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2011年1月15日 (土)

卒業検定

緑帯の免許証を持っている人には記憶に新しいでしょうが……、思えば、もうまる24年、ハンドル握っているワタクシ。生徒が3人乗った内、他の生徒さんの運転でビビッた覚えがないから、恐らく一番手でハンドル握って、何とか問題なく終われたので、もうすっかり気が抜けて、あとは後席で“アヘ〜ッ”としていたのでしょう。
何しろ、試験ルートが東京の環状8号、用賀インター近くという、今でもあんまりクルマで走りたくない所。場所がそこだったのと、3人同時検定だったのと、一発でクリアしたことしか覚えてない。試験官の顔も、同乗した生徒の顔もサッパリ……。

なんて書いていたら、不思議なもので、その時の記憶がよみがえってきた。教習所から、ワタクシの運転で「試験ルート」へ向かったのでありました。ワタクシの通っていた教習所は、世田谷の小さな川っ縁にあって、そこから「環8」に出るのに、急な上り坂(コンクリート舗装で、サティの屋上へ上がるスロープのごとく丸印がついてるの)を登るのです。しかも登り切ったところが「一時停止の十字路」という、すご〜くイヤな立地……。
その交差点の発進で、ものの見事にエンスト! そりゃそうです、そもそも4名乗車が、初体験……。
「検定中だったら、即中止だけどな!」と試験官の先生に笑われて、試験ルートへ向かったのでした……。


そうそう、こんなことを書きたかったわけじゃなかった(苦笑)。

明日は「信夫の麓寄席」、“二番煎じ”の本番! というのに、相変わらず“猪(豚)鍋”“田楽”“煎じ薬”の「実地」にハマってしまって、噺の稽古など、すっかりどこかに行っているワタクシ……。
鍋の支度を整えつつ、考える。
「そういえば、“二番煎じ”の猪鍋、肉と葱しか入ってないよな〜。なんでだろ〜♪」


「♪ソレはね!」

まずは……。今、鍋物には欠かせない「白菜」。これが、江戸時代には、なかったんです!

白菜は、明治になってから中国または朝鮮半島から入ってきた野菜。江戸時代には、なかったんです。


「じゃぁ、お豆腐は? 昆布は?」

江戸では「昆布」が普及してなかったんですね。主産地が北海道。当時は「日本海」が主な交易ルートだから、昆布が江戸へ来るのに関西を経由してた。……そんなところから、ウドンやソバの汁も違ってくるのです。“時そば”で「ダシ、奢ったね、カツブシ!」と言いますけど、あれこそ江戸の食文化なんですな。
そして江戸っ子は、自らがごった煮のようなところで暮らしているがゆえに「ごった煮」的な食い物を好まない。そりゃそうで「食い物」は自分に不足しているものを補うわけですから……。
亡きタンドーオヤブンが好んだ“池波正太郎の小鍋立て”。鍋の具はたったふたつか、多くて三つ。江戸っ子はこれを「粋」とみた。それ以上混ぜると素材の味がわからなくなっちゃうし。
“二番煎じ”の“猪鍋”も、そうなのかな。でも、それだけともいえないようで……。
当時「肉」は、数少ない専門店に行かないと買えませんでした。その代わり、店を構えてて何でも置いてる「八百屋」も少なかった……。野菜や豆腐は「棒手振りの商人」が、主に午前中、売りに来る。

夕方、肉を買いに行ったはいいけど……。合わせる野菜・調味料なんて、そこいらじゃ買えないのです。

きっと、肉屋(当時の言い方なら“ももんじ屋”)で、葱と味噌はあらかじめ仕入れてセット販売してたんでしょう。今でも、コンビニの冷凍庫に、アルミ泊の鍋付きのやつがあるように……。

それは、まぁ、いい。
明日のワタクシの“二番煎じ”、稽古不足で、恐らく聴くに耐えないことでしょう。それは今更しょうがない(もう、居直るしかない?)。
でもね。色々、背景はあるんですよ。

今夜の「鍋」、おいしくあがりました。
実地だけはとりあえず「卒検」クリア、だな(苦笑)。

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2011年1月13日 (木)

♪ア、ソレ〜〜!

♪ア、ソレ〜〜!
♪お寺さんはァ〜、駒込のォ〜、吉ィ〜祥ォ〜寺、そ〜れカッタ〜ン!


胡椒の在庫が切れたので、買ってきました。でも……、こういうものって、いざ買い出しに臨むと結構忘れちゃう。
今日は、昨日の寄席のおかげ(?)で、ちゃんと思い出して買って来られました。
まさか大声こそ出しませんが、ひっそりこれを口ずさみながら。


スーパーの香辛料コーナーに立って、小声で覗きカラクリをうたってる可笑しな人がいたら……、それはワタクシか……さもなきゃ“いさん師匠”です(笑)。

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第3回・AOZ 寄席

麓寄席プログラムの編集に手間取り、集合時間に一時間遅刻……。
開演前。例によってワタクシ「小染社中」太鼓担当で高座袖に立ちん坊。客席がまったく伺えないまま開演。
ワタクシの出番は膝代わり。不安を抱きつつ高座へ上ると……。おぉ、ツ離れ×2、くらいは、入ってくださっているではありませんか!

ド近眼、しかもコンタクトを入れられない体質のワタクシだけど、ここの所、高座へ上がるときはメガネを外すことにしている。励みの頼りは、お客さまの笑い声だけ。
しかし、今日は袖にいても、なかなか笑い声が聞こえてこない(隣の小染姐さんとワタクシに爆笑を催すくらい、出演の皆さん、いい出来だったのに……)。

空気が変わったのは、ワタクシ直前のすゞめ姐さん「真田小僧」のとき。ドッカンと来るわけではないけれど、聞こえてくる笑い声が倍になった。さすが、すゞめ姐さん。よりパワーアップした“金坊”に、ワタクシすっかり脱帽。

そして、姐さんにほぐしていただいたおかげで、ワタクシめも一年ぶりの「味噌蔵」、気持ち良く演れました。お客さまの笑い声の、有り難かったこと!


しかし、皆さん皆さん、着実にパワーアップしてます。小太郎ちゃん「幽霊屋敷」、初高座から比べると、ディテールの作り込みがしっかり出来ててビックリ。辰つぁん「千早振る」、初高座とはとても感じられない堂々とした姿。ホントはいくつか云いたいところもあるけれど、それはまだ、この先のこと。麓寄席まで、まずはこのまま突っ走りましょ! ツイ輝兄さん、「かつぎ屋」のマクラでの絶品の客いじり。ワタクシにはそれは、どう転んでもできません。笑遊師匠の「看板のピン」、淡々とした語り口。ワタクシの隣で小染姐さんが弾けてました。すゞめ姐さんには、上記の通り感謝、感謝! いさん師匠「くしゃみ講釈」、わたくしは高座で冷や汗は度々かきましたが、未だ「マジ汗」は……。まだまだ集中度(熱中度)が足りないのでしょうね……。残念ながら今日は諸々の事情で高座姿を拝見できなかった平三くん。でも見事、スムースな高座返し。みんな助かりました。

さて、自らの反省。先日の落語の会・稽古会で、ひとさまに注文付けたくせに、自分の高座は「空間」がハチャメチャ。落ちにつながる大事な場面で、気が付くとカミシモが真逆……。


ここで何度も使ったフレーズですけど……

「勉強しなおして参ります……」

16日の信夫の麓寄席、ぜひたくさん、御来場いただけますように。

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2011年1月10日 (月)

今宵の「実習」

今宵の「実習」
夕方、買い出しに行って、見つけてしまったコレ「大七の酒粕」200円也。

タバコの箱より少し小さい位に切った「板」をふたつ、焼いて喰った。


ご案内通りの酒呑みのワタクシ。コレくらいでは酔いません。


でも今、けっこういい心持ち。だって……

これを肴に二テレツ飲ったから!

焼いた酒粕で酔っちゃう与太さんと、それを肴に呑んじゃうワタクシと……。どっちがホントの与太さんやら(苦笑)。

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2011年1月 9日 (日)

あ〜、くたびっちゃ!

小雪ちらつく中、朝イチのバス乗って仙台へ。三遊亭遊馬師匠ご指導の稽古会へ。
片付けもそこそこに辞して新幹線で福島へとんぼ返り。中合寄席で、新年恒例になりつつある「大根踊り」。
そのまま「ふくしま素人落語の会」稽古会。あまりの稽古不備が不安で不安で、とりあえず通しで「二番煎じ」演らさせていただく。自宅前までいさん師匠に送っていただき……。でもまだ終わらない。レンタルで借りた“大根踊り”用長ラン返却手続きと、晩酌・夕飯の買い出しへ……。

は〜〜! くたびっちゃ! でも、ヘトヘトだけど、今日は楽しい一日だった。晩酌の、美味いことったら!


明日は“発声練習”のバイト(?)。
福島某所の百貨店の外で「いらっしゃいませ〜!」「ありがとうございました〜!」の声のテンションが異常に高い変なのがいたら……、
それは、きっと、ワタクシです(笑)。

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2011年1月 8日 (土)

寄席WEEK!

明日からワタクシ寄席WEEK。
まず直近、明日。早起きして仙台へ。仙台落こん主宰のyukiyakonkoさんのおはからいで、先般お世話になった三遊亭遊馬師匠による「落語塾」参加。本当はその後「食事会」もあるけど、それを尻目に新幹線で福島へ文字通りとんぼ返り、午後“中合寄席”出演(ここではワタクシ、噺は演りません。昨年大好評だった、件の“芸”をまたやります。だからコスチューム持っての仙台往復……)。さらに夕方には定例稽古会。

12日・水曜日は、夕方から「AOZ寄席」。確か18時開演。「味噌蔵」の腹づもり。

そして来週日曜16日、第14回・信夫の麓寄席・昼席のトリを、例の「二番煎じ」でつとめます。

だから、今夜は……。

熱々の豆腐田楽と、猪鍋(豚鍋)に、熱燗。
……て、この所毎度、その実地ばっかりじゃん(苦笑)。口に入れるばかりじゃなくて、口から咄す稽古もしようよ……もう明日からでいいからさ。

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2011年1月 3日 (月)

ヴォーヌ・ロマネ2001 !

ヴォーヌ・ロマネ2001<br />
 !
弟が「頂き物だよ〜」と、親元へ持ってきた。ラベル見てビックリ! ヴォーヌ・ロマネじゃ、あ〜りませんか!
気合い入れてコルクを抜きにかかったが、わが親元、ろくなコルク抜きがない……。しかも、だいぶ「時代がついてる」コルクで、ヤワヤワ……。

結局コルクはボロボロに……しかも抜けず、押し込み(>_<)、ガーゼを使ってデキャンタージュするはめに……。


さてそのお味は……。悔しいけれど、普段の安ワインとの差が、よくわからん……。強いて云えば、最初感じた「渋味」が、杯を重ねてゆくと優しくまろやかに変化するのが、素敵、というところかなぁ……。そして、お節料理とともにいただいても、ケンカすることのない、懐の深さ。

というわけで、ワタクシ、高級ワインをいただいても、今のところ「猫に小判」。くださる際は、安物で結構です。
もちろん、高級品は大歓迎ですが(笑)。

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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます
本年もどうぞご贔屓に。

親友“イガラシ”氏と、相模国一の宮“寒川神社”へ初詣。まぁ、大変な人出。
参拝を終えて参道にて。“寒川名物”と銘打った“棒コロ”300円也を食す。上顎を火傷するほど熱々。一般的な“テキヤ”ものも、こういうところでは食べたくなるけれど、これはちょいとおもしろい。寒川へおいでの際はお試しを。

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