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2011年4月23日 (土)

「東京焼盡」内田百間

「東京焼盡」内田百間
今は“トモダチ”になってくれている、アメリカ軍による東京空爆を、地べたから見て書いた“日記文学”だ。

……と、書いて、気が付いたことがある。
ホントはもっと別のことを書こうと思っていたんだけどなぁ……。
でも、ワタクシが今思いついた言い回し。我ながらなかなか現代風じゃん、と思ったが……。
「確定」して読み返して、……ゾッとした……。

ワタクシ、
「東京空爆」
と、書いた。

我が国では、普通なら「東京“空襲”」であるし、アメリカさんから見たら「東京“攻撃”」だろう。
でも「東京“空爆”」って?

やられる方はもちろん、やる方だって、当事者だ。
「空爆」というコトバには、当事者意識がまったく感じられない。
現場から隔たったところで、当事者達に、攻める方も守る方も色々な思いがあることなんかスッ飛ばして、自分は出演料をもらって、のうのうと好き勝手なことをしゃべってるコメンテーターが使いそうな。

ああ、嫌だ!

今、福島は、東北は、日本は「東日本大震災」で大変なことになっている。先日書いた通り、震災は進行中で、終わってなんかいない。

でもまだ“相手”が、われわれ人類の暮らす“地球の身震い”だから……仕方がない。

しかし、地球の反対側には「空爆」という、同じ“人間”、しかももともと“同じ国民”からの攻撃にさらされている多くの人たちがいる。「緊急地震速報」なんかじゃなくて「警戒警報」「空襲警報」に、身構えなくてはならない人たちが、たくさんいる……。

「震災」は、人知を越える……けれど、「戦災」は……。絶対、絶対に、起こしちゃならない。

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