世の中に不味いもの無し
毎日食べるもの、飲むものが、じつに美味い。
別に、金に糸目をつけないなんてことはなく。手に入るもの、ありあわせのもの、いただきもの……。不味くて残した、なんて、ほとんどない。だから、我が家から出る「ナマゴミ」は、せいぜい茶ガラと野菜の皮程度だ。
ただ、この震災中、不味いのを我慢しているものが、ひとつある。
ワタクシ、朝ご飯は普段は食べない。その代わりに、粉茶を濃ゆいめにいれて、そこへ砂糖と牛乳を加えた「グリーンティー・オ・レ」を、ジョッキに一杯飲んで出かける慣わし、だった。
この震災で、牛乳が容易に手に入らなくなった。原因のひとつは「流通の寸断」。まぁ、これはしょうがない。
腹立たしいのは、福島県産の牛乳に“危険”のレッテルを貼られてしまったこと! これで「ワタクシの朝飯代わり」が、すっかり厳しくなっちゃった。
しかたがないから“クリープ”を仕入れてきて、お茶にまぜてみる。これがまぁ……。生臭いのなんの!
コーヒー・紅茶用のクリーミングパウダーやポーションは色々あるけど、クリープ以外は植物油脂由来。ここはやっぱり“乳製品”の“クリープ”でしょ! と高いのに目をつぶって買ったのに……。
二日目には、もう、慣れたけど(笑)。
福島県産の牛乳、早く普通に流通させてほしいなぁ。多寡の知れた放射線値なんぞより、煙草やお酒の呑みすぎ、風評で右往左往するストレスの方が、よっぽど身体には良くないんだからさぁ!
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