出前落語
前にも同じようなことを書いたような気がするけど、まぁいいや(笑)。
ワタクシが、こんなに落語にはまってしまったのは……。
ワタクシの親元の街に住んでいた、三遊亭若馬師匠の影響がある。
若馬師匠、ワンボックスの“ボンゴ”に高座をしつらえて、精力的に“出前落語”をやっていたそうだ。
それが高じて、ご自身の住む街“清瀬”で「市民寄席」を始めた。それが、ちょうど、ワタクシがかつて落語にはまっていたピークの頃。高校生以下なら、ワンコインの500円(……とはいうものの実はまだ“お札”だった!)で、芸協の、そうそうたるお師匠さん達の話芸を、ナマで楽しめた。
ここしばらく、チャリティ、慰問に行きながら、若馬師匠を思い出す。残念ながら、ワタクシ、若馬師匠の門を叩くことなく、もっともっと残念なのは、ワタクシが落語を離れている間に、師匠はあの世へ慰問においでになってしまった。
じかに言葉を交わしたことも、もちろんご指導いただくこともなかったけれど……。若馬師匠の思いを、アマチュアだけど、わずかながら引き継いではいるつもりです。
話し掛ける資格なんて、まったくないんだけど、あの世の若馬師匠へ。
インターネットで、若馬師匠の思い出を語ってくれている、平治師匠。今度「文治」を継ぐそうです。
十一代文治。ワタクシ、力はないけど後援します。
| 固定リンク | 0
コメント