やっぱり震災疲れ?
などと云っては、今も避難所や仮設で苦しい暮らしを続けざるをえない、多くの方々に、申し訳ないけれど……。
一昨日の日曜朝からヤバイ気配のあった、十年来の持病「痛風」が……月曜未明に見事、発作を発症。
福島生活7年、歯科に二度、耳鼻咽喉科に一度行ったきり。困ったことに、内科のかかりつけがない。痛風くんも、ずっとおとなしくしてくれてたし……。
水をガバガバ呑めば、少しは験があるか、と、試してみたけれど……、ちっとも痛みが治まらないまま、夜が明けた。
幸い、まったく歩けないほどではないし、なんとかクルマも転がせそうだ。だったら、今後世話になることも考えて、通う便利のいいお医者さまに行こう……。
大病院は、端から却下。待たされるのは嫌だし、かかりつけで手におえなくなったときや、緊急時に初めて行くところだろう。
だから、ワタクシのかかりつけになってくれそうなお医者さまを、探してみよう……。
日赤近くの某医院に目星を付けて、まずは電話を入れてみる。歯科も耳鼻科も、飛び込みで駆け込んで、いまひとついい目をみていない。わずかながらでも事前リサーチだ。電話応対が良くなかったら、ほかを当たろう。
電話に出た看護師さんか、事務員さん、ちょっとぎこちなかったけれど、ツッケンドンではない。よし、ここに世話になろう……。
裏通りの、小さな医院。でも、駐車場はちゃんとあるし、建物は綺麗で洒落ている。恐る恐る中へ。履物を脱がないでどうぞ、と書いてある。今風だ。
空いてる(笑)。清潔だけど殺風景ではない待合室に、先客はおばちゃん一人……。受付を済ませると、間もなく診察室へ案内された。
先生は、ワタクシと同年くらい?の、どことなく猫科な女性。ワタクシの問診をしながら、手元のパソコンに手際よく文字を打ってゆく。見慣れない光景だなぁと思ったのだが……、あぁ、要するに“カルテ”が電子情報になってるのか! なるほど……。
実は、痛風発作というのは、起きてしまうと、まずは対症療法で、腫れと痛みが収まるのを待つしかない。そこはワタクシも経験者だし、先生は専門家、話が早い。問診、採血、その場でわかる数値の説明の後、鎮痛剤と胃の薬、湿布の膏薬を処方してくださって「詳しい検査結果はまた聞きにきてくださいね。お大事に」と送り出された。ここまで約30分。手際がいい。
そんなこんなで、昨日は寝不足、気疲れ相まって、一日中臥せっていた……。
しかし、先日からの胃痛といい、今回の痛風発作といい、この所気になっていたメタボチックなお腹周りといい……。やっぱり「震災ストレス」に発する暴飲暴食が原因だと思われる。
でもまぁ、どうにも手の施し様がなくなる手前で、身体がちゃんと警告を発してくれたのだ。そう思うと、プックリ腫れた、右足親指が、いとおしい……。
さっき「正座」してみたら、座っているぶんには支障なし。今週末控えている「3高座」、大丈夫だな……稽古を怠らなければ(苦笑)。
皆さんも、お大事に!
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コメント
辛そうだね。
お身体ご自愛ください。
投稿: ツイ輝 | 2011年7月 6日 (水) 07時50分
ツイ輝兄さん、お見舞いありがとうございます。
痛風が痛いのも辛いですが・・・「呑めない」のがもっと辛い!?
そんなこと云ってるから、身体壊すのですが、ね。
投稿: 卓 | 2011年7月 6日 (水) 08時14分