8月20日・AOZ寄席
一昨日は寄席が終わって「反省会」したり、昨日は雨の中バイトだったり、その合間に「麓寄席」プログラム編集(……今回は噺の稽古よりそっちに時間を費やしてるような……でも、それが決して苦ではない、DTP中毒なワタクシ……笑)。やっと書けるぞ、根多帳
平三「金名竹」
ツイ輝「権兵衛狸」
小笑「ギタレレ漫談」
笑遊「廿四孝」
〜仲入〜
すずめ「動物園」
とんぼ「平林」
松太郎「裕次郎物語」
日が志「夢の酒」
いさん「へっつい幽霊」
大入叶……?
吉本若手芸人コンビ(……この方面、全く疎いので、名前忘っちゃ)のライブが同じフロア同時刻、ガチで開催されるなか、まぁ、健闘か? とにかく、ご来場のお客さまには感謝のひとことのみ。ありがとう存じます。
さてさて、寄席が退けて、反省会のひとコマ。
あるかたから「とんぼサンは、客席へ問い掛けしないねぇ」との、ご指摘。
確かに、そうです。
しない、というより「できない」んですね。
これは、落語を再開する前、塾講師をやってた時、否、それ以前から、延々と指摘されてた傾向。要するに「イッツー」で、マルチメディアじゃない。自覚症状は、昨日今日のことじゃない。だから、何とかしたいと、ず〜〜っと思ってはいるけれど……治らない。
もともとが、強烈な「人見知り」。他人と接する時、どこかバリアを張ってしまう……。人をいじること以上に、自分をいじられるのが、嫌。
というか……。「冗談を真に受け」ちゃって、受け流せない困った人なんですね、もともとが。
またそれで、中途半端に我慢強い(らしい)もんだから、限界点の前後で、ガラッと変わっちゃう。要するに、わかりやすい云い方をすれば「キレる」。
自分自身「キレる子供」の典型だろうという気がする。
実は今日、会社で「キレて」きちゃったんだけど(苦笑)。
そんな、かつての(今でもか?)欠陥性格ガキンチョが、曲がりなりにも「社会人だ!」なんて、大手を振るって生きていられるのは、ホント、落語に出会ったおかげ。
世間知らずの殿様、付き従う三太夫、大岡越前筆頭とする奉行連中、木っ端武士、八つぁん熊さん、お光つぁんお咲さん、甚兵衛さん、大家さん、ご隠居さん、若旦那に大旦那、狆を抱いたお妾さん、定吉、お花ちゃん、天狗様に閻魔大王、石川ゴエモン、子狸にウワバミのおとっつぁん、ヒゲを抜いて行く冷やかしのオッサンや、かなり会津訛りっぽい武士、やたら知ったかぶりする和尚、それをギャフンと言わせる小坊主、薬の匙加減より吉原の茶屋での加減に詳しい医者さま、鏡に映った自分の姿を父親と思い込んだり、ソロバンの上にウ○コするとか「手水」にまつわるエトセトラ…………(順不同)。
これを突き詰めるときりがない(寝る時間がなくなる)から、この辺でやめるけど、小学校高学年の頃のワタクシ、この怒濤の人格のシャワーを短時間に浴びてしまった。いわば“ゴム・ジャバール”で“クイサッツ・ハデラッハ”になっちゃった。
自分でも何書いてるのか、訳わかんなくなってきた……。
要するに「マニア(気違い)」だね。でも「通」なんかじゃない。
「通」って、かわいそう。だって、平三くんの(志らくさんの)金名竹を聴いたって、引っ繰り返って笑えないべ!
そろそろいい加減にして、寝ます……zzz
あ。忘っちゃ。
日が志さん、ナルねぇさん、とても楽しいひとときをいただいて、ありがとう存じます。
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