昨日は山形
朝、ルートインで風呂に浸かり、普段は朝飯食わないのだが、朝食バイキングとなると俄然食欲が湧いて、まずはパンとベーコンとサラダに牛乳、次いで納豆ご飯に鯖の塩焼きに味噌汁にほうじ茶、仕上げはコーヒーに牛乳足してカフェオレ……こういうセレクトをすると、大概の人に呆れられる。でもね、だってさぁ、パンもご飯も両方とも好きなんだもん、それがどっちもあって取り放題と来ちゃったら……しょうがないじゃん!
最後に、あとパンふたつにするか、ご飯を茶碗一杯にするか、散々悩んだ挙げ句……、結局カフェオレ(砂糖入れない)に。
コレは大人の選択だった。パンかご飯に手を出してたら、おそらく部屋へ戻った瞬間にベッドへ仰向けに寝転んで……“プルルル、プルルル”「……はい、モシモシ」《おはようございます、フロントです、そろそろチェックアウトのお時間ですが……》
なんて恥をさらすところ……その寸前の、腹九分二厘(わ〜、半端!)で抑えたワタクシ……偉い(……どこが!?)。
なんとか10時かなり前に、荷造りを整えてチェックアウト。
さて……まず目指すは川西町、羽前小松「サトー屋さんの“元祖”バターどら焼き」!
せっかく米沢まで来たんだから、サトー屋さんに行かなければ。
何が好きかって……そのものの味わいももちろんだけど、お店のたたずまいが、いいのだ。
福島銘菓で有名な「U饅頭」とか「Mどおる」とは、違う。
お店の駐車場は、わずかたったの一台分。カウンターでお客を迎えてくれるのは、若くて明るいお姉ちゃんなんかじゃなくて、しょぼくれたようなオジサン(失礼!)。そのオジサンに「バターどら焼き○個くださいな」と言った瞬間、バタどらの皮みたいに、オジサンの表情がやわらかく、甘くなる。そして、紙袋に品物を詰めて渡してくれるときに、かならずオマケを付けてくれて……こちらが店を後にする背中へ「おしょうしな〜」という、大きくはないけれど、温かい声。
単にもらって食べても、ちょっと変わってて、とてもおいしい「サトー屋の元祖バターどら焼き」だけど……。こじんまりした小松の街のたたずまい、お店の空気を醸し出すオジサンの挙措が、とてもいいんだなぁ。
いや、ホントは今、昨日一日の行動を記すつもりだったんだけど……。ここまででお腹一杯になっちまったぞい(苦笑)。
続きは、また、改めて。
写真は、オマケにもらった「バナナどら焼き」。クリームを混ぜてあるのか、マーブル状のアンコが、これがまた……!
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