日本人の名前
年賀状の仕事の季節になった。
年賀状の仕事をするようになって……早いもので、7回目。あと6回やると、最初の干支(戌・犬)に戻るんだなぁ。
毎年、思うことがある。
「子供の名前」が難しい! 難しすぎる。
原稿で皆さん漢字を書いて来て、可愛い写真を添えて来るんだけど……、何て呼んだらいいの、このコ? という名が続出。
ワタクシ自身、漢字で書かれた名前を正しく呼んでくれた人が、稀だ(このブログのタイトルにふたつ使ってる字……ワタクシは「タク」でも「スグル」でもないんだけれど……四十ウン年、状況は変わらない……)。名前と字面にこだわるのはいいんだけど、すんなり読めない、呼べない名前は、将来、そのコがワタクシの如き「ヘソ曲がり」「ツムジ曲がり」になっちゃうリスクが高い……かもしれませんよ(笑)。
でも「本名」なんてものは、ホントはごくごくプライベートなものなわけで。
これは東西問わず共通なのがおもしろい。
我が国そして東洋では「通称」、西洋では「ニックネーム」。ニックネームは本名の省略だと聞くけれど、まぁ「トーマス」が「トム」、「マイケル」が「マイク」あたりはいいけれど「ウィリアム」がどうして「ビル」になるかなんて、ちょっとフツーの日本人には理解しがたい。
でも、これはまだまだ簡単。東洋の「号(雅号)」なんて、本名とは、ほぼ無関係に本人もしくはその関係者が撰ぶわけで……。
江戸の武士は、必ず「本名」「通称」のふたつを持ってたそうな。しかも現代では「苗字」でひとくくりにされてしまうところも「氏(うじ・現代の『苗字』とは別概念)」「名字(これまた『苗字』とは別概念)」を持ってたってんだから……ややこしい。
なんて書きながら、ゴハン食べてたら……口の中下右、中間に根っこのないブリッジが、突然外れやがった(苦笑)!
これがなくなっちゃうと、昼夜のゴハンは食べられないし、そうなると、本職はもちろん、来年正月まで予定がびっしり入ってる「落語」にも響くじゃん!
弱ったなぁ。明日早退けして、歯医者に行かなきゃいけないべね……。
というわけで、今夜書こうと思ってた論は、また後日(苦笑)!
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