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2012年1月15日 (日)

第4回・らくごのくに

根多帳

 いさん「芝浜」
 小笑 漫談
 とんぼ「御神酒徳利(全)」

これほどコアな会にもかかわらず、御来場“ツ離れ”達成。「大入叶」としましょう!

御来場のお客さま、特に、お開きまでお付き合いいただいた皆様……よくぞ我慢してくださいました。ありがとう存じます!

その上、笑いの少ない「大ネタ二題」にもかかわらず、その少ない笑いどころをしっかりキャッチしてくださる、有り難いかた揃い! ワタクシだけで約1時間、総計2時間にわたる公演、こちらこそが楽しく演じさせていただいて、足の痺れなど、ほとんど感じなかったほど。
そんなとても濃ゆいひとときを、ともに過ごしてくださった皆様、そして、この席を企画してくださったいさん師匠に、改めて感謝m(__)m。

もちろん、反省、悔しかったところは山ほど。

最も悔しかったのは、終盤の「道中付け」。せっかく「全部」演るのなら、あそこは、流れるような名調子じゃないと、と気が付いたのが、昨年の暮れ……。それから毎日、通し稽古ができなくても、他のセリフがあやふやでも、あそこだけは、と思って毎日唱えていたのに……。
この先当分、どころか、かなりの率で恐らく二度と、全編演じられる機会はないんだけど……。
この「道中付け」だけは、いつでもどこでも朗々と、唱えられるようにしたい。

いつものセリフだけど……「勉強しなおしてまいります」…………あ。
気が付いたら、今日“ソロバン”に見立てた手拭い、福島移住を視野にワタクシが初めて来福した日、ヘベレケのワタクシを泊めてくれたシンヤさんから頂戴した“桂文楽”の名入り手拭いじゃん(苦笑)。
しかもソロバンと云えば、松本清張「砂の器」の舞台、出雲の亀嵩。ワタクシ“卓”の、ルーツにつながる……。

このまま行くと、例によって「当ブログ没原稿」。

しかし、この半年「御神酒徳利」が、ワタクシのどこかに引っ掛かってた。まぁ、曲がりなりだけど、演じおおせたので、ね。

やっと次のネタ卸しへ、心おきなく進めます。

改めまして、本年もひとつ「とんぼ」を、ご贔屓のほど。

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コメント

今日はお疲れ様でした。「御神酒徳利」、全編聞けて感激です。

投稿: ノトニャン | 2012年1月15日 (日) 22時37分

ノトニャンさん、いつもご来場ありがとうございます。
年に一度くらいは「大ネタ」に挑んでみたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくおつき合いのほど、お願い申します!

投稿: とんぼ こと 卓 | 2012年1月16日 (月) 08時45分

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