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2012年2月29日 (水)

猫の災難……?

猫の災難……?
わがオヤブン、タンドーさんは、猫が好きだ。
かつて営んでいたクルマのショップのロゴマークにも猫の顔が入っていたし、店の末期には、実際に飼ってた。近所で子猫をもらってきては「富市」とか「龍太郎」とか、時の総理の名前をつけて、可愛がってたっけ。

福島の自宅を「塾」にした頃、その“猫好き”が再燃。グレーの雌の子猫をもらってきて「ニャン姫」と名付け、それこそ“猫可愛がり”だった。

問題は“姫”がメンタだったこと。さすがのオヤブンも“姫”に避妊手術を受けさせようと思ったようなのだが……、費用が高い! そんな金はない。東京なら補助金制度があるらしいのだけど、福島にはそれがない……。
そのまま放置と相なった。


それで、程なく「塾」は、塾生よりも猫の頭数の方が断然優るという、近所でも評判(……良くない方の……)の「猫屋敷」に。

3年前の春。

一番可愛がっていた“姫”、そして近所で一番強い奴になりつつあった“姫”の次男坊「涙目(略して“ナミ”)」が、相次いで、帰って来なくなった。

オヤブン、前年秋に父上を失ったがゆえの自らの変調を押して、毎日毎日“姫〜!”“ナミ〜!”と、遅くまで捜し歩いていたそうだ。

今はきっと、向こうで、富市、龍太郎や、姫、ナミ、そしてワタクシの知らない、オヤブンの学生時代に押入で出産した雌猫に囲まれて、ゴキゲンそうにニコニコしてるんだろうなぁ。

「迷犬・ダイ」も、もちろん傍らに従えて。

写真は、2007年11月20日撮影、ニャン姫の息子達。グレーが“ニャン2号”、トラ毛が“ナミ”。

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2012年2月28日 (火)

強行突破

普段、ファンレターやラブレターなんて言わずもがな、請求書と宅配ピザ屋のチラシ以外はまず入ってこない我が家の郵便受けに、ある日、この頃親しくさせていただいている東北学院大学落語研究会さんからの葉書が。
「ほほう、発表会でもやるのかな」

ペラっと引っ繰り返したら……なんと、白紙!
呆れるを通り越してその場で爆笑。

でも、中身がわからないのは気持ちが悪いから、電子メールにその旨したためたところ、程なく部長の福楼くんから丁重なお詫びのメール。それだけでもよかったのに、後日、改めて、きちんと内容を記した葉書が……。たった数回ご一緒しただけのワタクシなんぞに、そこまでしてもらったら、もう顔出さないわけにいかないじゃん(笑)。


東北学院大学落語研究会、第45回定期落語会
根多帳

 鍬菜乃くいな(すきなのくいな)「孝行糖」
 間雲亭吠駆(まうんていばいく)「粗忽長屋」
 昇舎かった(しょうしゃかった)「時そば」
 時和亭兼成(ときわていかねなり)「天狗裁き」

 仲入り&前座披露(仲入りだけど三本締め)

 世奥舎てりあ(よおくしゃてりや)「狸の札」
 豊包亭福楼(ほうほうていふくろう)「胴斬り」
 信祈楼かすみ(しんきろうかすみ)「幾代餅」

大入叶!

控えめに最後列に席を取ったら(座高が高いもので……)、あとからあとから椅子追加。仲入りで振り返ったら後ろに三列できてた。
 うちの会も「白紙の案内状」送ってみようかな(笑)。

それはそれとして……。
プログラムを見て、驚いた! 大根多のオンパレードじゃあ、あ〜りませんか!

隣に座ってくれた清生さんにそれを言うと、シレっと「4時か、4時半頃の追い出しですよ」……オイオイ(^^;。
1時開演だから、まぁ2時間として、3時半には仙台を出発できる。だったら今日のAOZ寄席、5時入り、余裕じゃん! と目論んだワタクシがアサハカだった……。

幸か不幸か「大学落研」の経験のないワタクシ……その「定期落語会」となれば、みんなどれだけ気合いが入るか……。会場に入って、それに初めて気が付いたわけで……情けない。


しかし、そんなことに考えがまとまったのは、これを書いている今現在のこと。会場では皆さんの姿をすっかり楽しんでて、アンケート用紙に批評を書き入れる余裕なんか、これっぱかりも無し。だって、みんな一所懸命だし、達者なんだもん。

あえて3名さんだけ、少〜し、感想など。

兼成さん。ダミ声が、その声だからこそ、いい味でした。今度、軽い噺を聞いてみたいなぁ。
福楼さん。文句無し、上手い! さすが部長を張るだけはあります。会場でも言ったけど、ぜひ来年は「岐阜」に行きなさい!
かすみさん。人情噺の大根多、お疲れさま! 欲を言えば「ああ、あそこは」があったけど、しかもワタクシ2度しかかすみさんの高座は観てないけど、とてもフラがあって、笑いながら泣ける、ありがたい一席でした。かすみさんの「幾代」、ぜひ、また聴きたいなぁ!

会場で、現役の皆さんはじめ、清生さん、伴人さん、桂喜兄さん、友楽師匠、こいく姐さん……ここ数年お馴染みにさせていただいている皆さんと顔合わせできたのも、嬉しい限りでした。

さて……福島へ大急ぎで戻って、AOZ寄席へ。


根多帳

ツイ輝「粗忽長屋」
いさん「つぼ算」
小笑 漫談
笑遊「道具屋」
とんぼ「猫の災難」


反省。

終演後、ツイ輝兄さんからいただいた一言に尽きます

「今日の酔っ払いは、素面だったね!」

仙台へは、珍しく自家用車で向ったのだった。東北道が、3月一杯タダだから。こんなチャンスはない。
でも、好事魔多し……。
お土産を携えて、意気揚揚と飯坂インターから東北道に乗って程なく……後ろの方から「パタパタパタパタ……」と、変な音がする。イヤだなぁと思って、相変わらず運転しながら噺の稽古をしていたら、その音が大きくなるどころか、クルマが音の調子に合わせてガタガタガタガタ震えだした……。間違いない、パンクだ! ただ、幸いにもハンドルは取られないし、音の様子から察するに、左後輪。
普段なら、このくらいのことにビビるワタクシじゃない。

ところが、前日の大雪だ。走行車線はすっかり乾いているけど、路肩はどっさり灰色の雪……。

半泣きになって、ハザード焚いて、左端を徐行……クルマと我が身の安全を担保してくれそうな隙間を探すも、そんなものは無情にもちっとも現われず……結局、白石蔵王インターまで走るしかなかった。

そこでテンパータイヤへの交換作業をして、ホウホウの体で仙台に辿り着き……。


もちろん、福島への帰途も、タイヤはそのまんま。ネタ卸の噺の稽古なぞできるわけもなく。

だったら、ネタを代えればいいのに……。

今回のAOZ寄席にいらしていただいたお客さま。ワタクシとんぼなんぞがトリで、本当に申し訳ありません。そして、終演までお付き合いいただきましたこと、感謝に絶えません。

でも、お客さま以上にクヤシく思っているのは、きっとワタクシ自身。

しかし……「酒呑み噺」は、難しい。自分が酒呑みだから、余計に難しいのかも。

去年後半、好評をいただいた「親子酒」が、そうだった。忘れもしない、初演、メタメタ。それから半年、熟成して……ちゃんとした(?)「酔っ払い」になれた。

「猫の災難」も、しっかりリベンジします。

これ、10分に収まるかな?(爆笑)。

ところでわが愛車は、今日、後輪を夏タイヤのホイールに交換(この時季に及んで、スタッドレスは買いたくないもんね)。


明後日から3月。
この土曜日のようなドカ雪に、福島が見舞われませんように!

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2012年2月22日 (水)

ラジオ名人寄席

福島へ移住する直前、しかもどういうわけか、曜日や時間帯が当時のワタクシにピッタリだった、貴重な「落語番組」。
かつてのようにエアチェックしてなかったのが、クヤシイ……。

しかも、玉置さんが、自らのコレクション音源を勝手に使っちゃったということで問題になってしまい、番組は「強制終了」……。

程なく玉置さんも喜席の人となり、今はあっちで沢山の名人の噺を楽しみながら「おや、談志さん、もう来ちゃったの?」とか、云ってたりしているんだろうな(ここの「誤字」は、わがケータイが出してくれた嬉しい誤算なので、ワザとママ!)。

忘れもしない、福島へ移住した年の10月に開局した、小さな小さなラジオ局。
寄席番組があって、音源は、今やワタクシも所属させていただいている、うつくしま芸人会「テルサ寄席」。それをラジオ番組「ふくしま平成ラジオ寄席」に仕立てるMCはワタクシ。

玉置さんの名調子に及ぶべくもないのは当たり前だけど「名人寄席」のMCに憧れて、一所懸命、真似たっけ……。

今日、偶々、ある学習センター図書室から借り出したCDが「名人寄席」のオムニバス。
玉置さんのMC、やっぱりいいなぁ!

何を借りて来たかというと「搗屋無間」。

「幾代餅」「紺屋高尾」とほぼ同じモチーフの噺ながら、今は演るひとがないという。
実はリクエストをいただいているのだが、以前書籍で読んだものが、いまひとつ後味がよくなくて、ためらっていたところ。でも、このCDの八代目柳枝師の運びなら、いい!

ストックしますよ! いつ出せるかわかんないけど……。

今日は2月22日、2ゾロの日。
24年前の今日、ワタクシの手もとに、あの“山手線”ステップがやってきた記念日。それ以来、ワタクシのクルマの任意保険の満期日になっている。だから、忘れようのない日。

それだけに、いろんなことを、思い出す日、なのかもね。。

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2012年2月21日 (火)

おっとととの、大臣(おとど)

おっとととの、大臣(おとど)
“その昔、守屋の大臣、聖徳太子と仏法を争いしとき、守屋の大臣、多くの仏像金像をこの難波堀江へ投げ込み、それが埋まり埋まって大坂の土地と相なった”……。

「御神酒徳利」の、お稲荷さんのセリフ。

久しぶりにこの「悪人列伝」を引っ張り出したら、初っ端が“蘇我馬子”。著者、海音寺潮五郎は、蘇我馬子の栄達に至る歴史を、丹念に述べる。
だから、まだちっとも“馬子さん”が、出てこない(笑)。

でも、これを読んでいると、物部の守屋さんは“大臣(おおおみ)”じゃなくて“大連(おおむらじ)”。しかも聖徳太子の一世代前のひと。
だから、本当のところは、守屋さんと聖徳太子さんが“仏法を争う”なんて、ありえないのだ。

でも、落語は落語、物語は物語。目くじら立てて時代考証したって、つまらない。

「事件の本質は何なのか」が、大事なんだ。

洋服ばっかりじゃなくて、たまにでいいから「着物」着て動くと、そういうことが……わかるかなぁ……わかんねぇだろうなぁ(笑)。♪シュビドゥバ〜♪

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2012年2月20日 (月)

根多帳2週間分 食後服用のこと

気が付けば、先週の根多帳、まだ書いてなかったじゃん……。

12日・福島赤十字、献血落語会
 小笑 漫談
 とんぼ「時そば」
 にしゃんた「町内の外人衆(ワタクシが勝手に付けた演題……笑)」

午前の部、大入叶!

もっとも「福島勢」は、テレビタレントでもいらっしゃる、にしゃんたさんの前座。だから、いつもとお客さまの相が違う。小さいお子さま連れの若い人が沢山。
会場のドアの外で出番待ちをしていたら、一人のオトーサンが、ガキ、いやもとい、お子さまの腕を引っ張って、出てきた。
「おい、ダメだろ、あんなに騒いじゃ! 我慢できないなら、ほかのとこ行くぞ! っタク……。

みんな静かに聞いてんだから!」

……あの。小笑さんの漫談、静かに聞かれても、それはそれで困るんだけど(苦笑)。

だいたい、にしゃんたさんからして、てこずってた。「お〜い、保護者、なんとかせい!」には、爆笑が起きたけど。

で、ワタクシは、何故「時そば」?

ワタクシ、小笑さんと同じ高座になるとき、しかも、出番が隣接するときは、結構悩む。小笑さんは漫談の名手。しかもギタレレ持って高座に上がり、歌がとても上手い……この前後でもって「カラオケ病院」は、とてもできない。昨年前半までは気にしてなかったけれど(でもまぁ「カラオケ病院」、各地でやりまくっちゃったこともあり……)。
小笑さんと上がる席、特に出番が隣接するとき(……この頃ご一緒すると、たいていそうなる……)は、ガチ古典の演目を選ぶようにしている。
じゃあ、どうして「時そば」か?

解る人は解る。「蕎麦」と「血液」の関係。蕎麦は、血液をサラサラにする効果があるらしい。
それで「時そば」か!?……、ほとんどコジツケだね(苦笑)。


報告。「以外とウケた!」。「お、コレ、池田へ持ってくべか!」と、思っちゃったくらい(笑)。
でも……「池田で“時そば”」は……。思い出すとワタクシも、一昨年チキンラーメンのご相伴にあずかったわけで……やめ、やめ!

にしゃんたさん、やっぱり面白かった! 二席演られたうちの一席が終わったところで、ワタクシと小笑さんは午後の予定があるのでお付き合いできず……残念!


それから、小笑さんと、中合へ。

第45回・中合寄席
根多帳
 小笑 漫談
 ツイ輝「粗忽長屋」
 漫太郎 ものまね漫談

 大喜利
  司 会 漫太郎
  回答者 さん馬
       雲
      順 八
      とんぼ

大入叶! 満席でした。

「とんぼ」になって、初めての「大喜利」。まぁ、色々とありまして、ちょっと気負い過ぎたかなぁ……。大先輩各位、いろいろ僭越をかましまして……どうもシュビバシェン……。

ともあれ、満席、ひと安心!

さぁやっと、昨日の話だ。
御倉邸米蔵寄席
根多帳
 笑遊「道具屋」
 平三「宮戸川」
 小笑 手品と医事漫談
 とんぼ「長屋の花見」


お客さまの入れ代わりを勘案すれば、たぶん「ツ離れ」。空席以外は全て満席。大入叶、としておきましょう。

反省・1

このブログで、寄席のご案内をしているのだが、今日の予告を掲載したのが、つい木曜日……。まぁ、ココを御覧になって何人いらしてくださった、なんていうアンケートをとるなんて面倒なことはもちろんしないので(苦笑)、広告効果は未知数だけど、手応えとしては、なくはない。一昨年4月の、忘れもしない「演者3人×2席」VS「お客さま2名様」という耐久落語会は、あれきりだし。
ともかくも、ご来場、心より御礼申し上げますm(__)m。


反省・2

ワタクシ手持ちの「長花」は、15分の寄席バージョン。普段ならコレでちょうどいいんだが……。
今日は、様々の都合で、持ち時間が長かった……。あらかじめ、長い持ち時間がわかっていれば、準備をするけれど……。これでも、わずかな準備期間でマクラを引っ張り(遊雀師匠のネタ、いさん師匠のネタの変形“赤十字”絡め、松太郎兄さんのネタETC総動員!)、挙げ句の果てに、ワタクシのお手本にはなかった「長花」の部分をウロ覚えで付け足し……。
マクラはまだしも、本題の“付け足し”は、ひどい出来……(涙)。あれなら、足さないほうがよかった……。
「長花」演るなら、はじめの店子の店賃騒動、月番の会話、「毛氈のムシロ」のところとか、全部しっかり稽古して30分バージョンをしっかり作っておいて、持ち時間なりに省略したほうがいいのかなぁ。
でも、先週・今週と、2回演ってみて、嬉しい誤算も。
正直、あんなに笑っていただけると思ってなかった。笑顔はあっても、笑い声を聞けるとはさらさら思ってなかった。有り難い!

ただし、ひとつだけ、考えて、狙っていたことはある。
笑ってくださらなくてもかまわない。でも、ワタクシの背中に、満開の桜が彷彿とするような芝居ができたらいいな、と。

そしたら、「満開の花」のイリュージョンをみてくれた人が、少なくとも一人は、いました! 嬉しい!

米蔵が終わって、AOZへ。いさん師匠が席亭の「らくごのくに」。

小笑兄さんはダブルヘッダー。しかも、客席にワタクシ含め同じ顔触れが3人……。やりにくかったと思います。全くおんなじネタだったけど、やっぱり笑っちゃった。同じネタを同じように演って、お客さまにウケる……これは究極! 漫太郎師匠のモノマネも、いさん師匠の「くしゃみ講釈」も、何度となく観ているけど、今回もやっぱり面白かった!


いさん師匠の「くしゃみ講釈」。いままで伺ったときは、全てワタクシ“袖”。今回は、お客として、今までやりたくてできなかったことをさせていただきました。講釈の“まくし立て”の一段落で拍手を送る、という……。

そして、直前までワタクシがつかめなかった特別ゲスト、ワタクシが尊敬する大先輩、永生師匠。
「干物箱」を、聴かせてくださいました。
永生師匠は、今、山形勤務。なかなか福島ではお目にかかれません。
でも、逆をいうと、来年3月年季が明けたら(笑)、福島・松川に帰ってきちゃうから……山形でも、ぜひ落語やってきていただきたいのです。

ここはワタクシが、腰をあげないと、だなぁ……。


さて、ワタクシ、今度の日曜「AOZ」で、久々に“ネタ卸し”予定……なんだけど……。まだ半テレツも出来てない!
さぁ、これから“睡眠学習”だ(笑)。

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2012年2月13日 (月)

野菜が高い!

福島産の野菜も! もっとも、毎年この「雪の季節」は、いつも、そうなんだが……。
こういう時の頼みの綱は、安い時にストックしておいた“白菜”。普段はこれを毎晩“鍋”にたっぷり仕込んで、野菜分を補給する。

今日の我が家の食料在庫。白菜、ベーコン、玉葱……。「試し酒」の都合もあって、先週「洋食一品」「和食一品」作ってた、その余りだ。どうすっかなぁ、コレ……。

で、思い出したのは、一度やってみたいと思いつつ、やる機会がなかった料理。

「白菜とベーコンのミルフィーユ」

レシピ

1。薄切りベーコン適宜、ベーコンと同じ位のカサの玉葱、ベーコンの5倍ほどのカサの白菜を用意。
2。ベーコンと白菜は一口大に、玉葱は適当に薄くスライス。
3。土鍋、耐熱容器、もしくはダッヂオーブンなどを出してきて、その中に、白菜→ベーコン→玉葱→白菜→ベーコン→玉葱……、以下同文で積み重ねる。好みで胡椒を振り掛ける。但し、水と、塩・もしくは塩分を含むものは加えちゃダメ! 一番上に、白菜の柔らかいところをかぶせて蓋をする。
4。そのままトロ火に掛けて、気長に待つ。急いてはことを、し損じる(笑)。
5。上に載せた白菜に火が通り、シンナリとなったら召し上がれ。

キモは「水も塩分も加えないこと!」。

不安でしたよ〜、できるまで! でも、白菜と玉葱の水分と甘味にベーコンの脂と塩分が絡んだ絶妙なスープができ、白菜もベーコンも玉葱も、トンロリと柔らかく煮えました。大成功!

ただ、わざわざ材料を揃えてまで取り掛かるほどのモノではないかな。
冷蔵庫の整理に困った時に、お試しあれ。

……ホントは、今日は、昨日の“ネタ帳”とか、書きたかったんだけどなぁ(笑)。まぁ、いいか。その話は、いずれまた。

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2012年2月12日 (日)

太平シローさん

ワタシの記憶が確かならば。中学2年の頃。
漫才ブーム、たけなわだった。当時、東京のラジオ局、JOQR1134文化放送の、夜8時台「THE MANZAIクイズ」という番組。売出し中の漫才コンビがパーソナリティーで、スタジオから聴取者に電話して、他愛もない問題に答えてもらう、というもの。

応募ハガキを出してみたら、ある夕方、我が家の電話が「リリリリリ、リリリリリ!」

ガチャ。

「はい」
「モシモシ、こちら、文化放送と申します。“卓”さんはいらっしゃいますか?」

うれしかった……んだけど、ちょっと落胆。お目当てのコンビの担当の日じゃなかったから。
スタッフの方と一通り打ち合せの後「じゃ、切らないで待っててくださいね」

既にラジオフリークだったワタクシ。手もとにラジオは、かけておくけど、みっともないハウリングだけは避けたい! ボリュームをギリギリに調節したっけ。

問題の前にどんな話をしたのか、どんな問題が出たのか、ピンポンだったかブーだったのか……不思議と何一つ記憶に無い。
ただ「最後に一言!」と振られて、ワタクシが発したのは……

「もみじまんじゅう〜!」


「それ、違うやろ!」と突っ込んでくださったのは、今思えばサブローさん。電話口の向こうで、シローさんも、呆れて苦笑いしていたことだろう……。

シローさん。
その、臍曲りのナマイキ中坊は、今、福島で、素人お笑い芸人をやってます。
その節は、大変失礼しました……。でも、呆れながらも、サブローさんに、そしてシローさんに笑ってもらってもらったことは、ワタクシの一生の宝物です。ありがとうございます。

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今日明日はちょっと強行軍

今日明日はちょっと強行軍
午後1時半から、本宮・えぽか寄席。

根多帳
平三 転失気
笑遊 紙入れ
シロー マジック
すゞめ 白日の告白
いさん 討論会
松太郎 世相漫談
きさ馬 初恋(創作)
発橋 寄席文字教室
とんぼ 長屋の花見

お囃子 小染社中

80名超のお客さま。明るく大らかに笑ってくださいました。ありがとうございます。大入叶!


そこから、米沢へ直行。上杉雪灯籠祭にかこつけて、米沢落語長屋の皆さんと飲み会だぁ!

笑遊師匠が福島駅まで送ってくれると言ってくださったけど、あえてお断わりして本宮からJR乗車。だって、松川〜南福島の、上り下りで全く異なる、特に下り線の車窓の景色を明るいうちに愛でるなんて、なかなかできないんだもん。

福島駅では、新幹線14番ホームでお約束の「やまびこ」「つばさ」の連結を見物。そして、福島移住以来初乗車「つばさ」で米沢へ。

米沢は、聞きしにまさる大雪。奥羽線の関根から先、車窓はほとんど雪の壁……。

そんな中、雪灯籠祭は、昨年以上の賑わいを見せていました。駅からのシャトルバスなんざ、ラッシュ状態。

雪灯籠を見物し、上杉神社へお参りして、満丸兄さん、小道さんと合流。鯉志さんは……地元神社の氏子役員で、今日「初午」だったので、ワタクシが米沢に着いた頃には既にコタコタで、同席かなわず、残念。

しかし、ワタクシも、足腰ヤバいなぁ。怪我こそなかったけれど、雪で滑って転びまくり(苦笑)。

お二人とともに、楽しく呑んで語って歌って……“予約”しておいた満丸兄さん宅で「十階の身の上」に。
明ければ、朝一福島へ向けて出発。午前の「赤十字落語会」午後の「中合寄席」のダブルヘッダー!

今日お世話になった皆さん、明日お世話になるみなさん、ホント、色々ありがとうございます!

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2012年2月10日 (金)

兼好師匠から……

兼好師匠から……
なんと、直筆の絵手紙を頂戴しました!

先日の独演会の後、知ったのですが、師匠は絵も達者。ネットに絵日記をアップされているくらい(もっとも、お忙しい師匠らしく、更新はたまに、なんだけど)。
新居浜の旅回りでお疲れのところ、恐縮です……。

しかも、ワタクシが大好きな「親子酒」、サゲ一言手前の親父の姿。
宝物にします。兼好師匠、ありがとう存じます。

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2012年2月 7日 (火)

福島名産

福島名産
しかも「オミヤゲに持っていきたい・贈りたい」と、なると、福島人はかなり、悩む。
新鮮で美味しいのが誇りだった農産物が、原発事故のせいで、すっかりイケナくなってしまったから、尚更。

今や全国区の「K屋のU饅頭」「Mどおる」もあるけれど……ともに「郡山発祥」だから、“福島”人としては「Hの月」を持参したり贈ったりするのに近い。ちなみに福島駅のエスパルに行けば、いずれも手に入る。もちろん仙台へ「Hの月」を携えたりはしないけど(笑)。

何か、ないかなぁ。

そうだ。福島はなにげに「ビールの名醸地」だった。

これはほとんど郡山だけど、大手の“Aビール”。国道4号に沿って、大きなタンクが林立している。わがオヤブンがいつも「あのタンクの中なら溺れて死んでもいい!」と言ってたっけ。

そして、わが福島市には「地ビール」がある。吾妻山の麓、アンナガーデンの「福島路ビール」。

かつてはさんざビールを呑んでたワタクシ。10年近く前にドイツ旅行した時も、オフクロに睨まれるのもものかは、明るいうちからグラスを挙げていたのだけど。近ごろすっかりビールは「お見限り」状態。「とりあえずビール!」と云うけれど、この所のワタクシは「ハナからお酒」も、しばしば……。

ところが、土産物に困って、辿り着いたのが「ビール」。
実は今日まで「福島路ビール」、呑んだことも、ましてや買ったこともなかったのだ。
しかし、味のわからない飲み物、食べ物をオミヤゲにするくらい、不遜なことはないだろう。贈るからにはせめて一度は味わっておかなければ……。

「福島路ビール」が並んでいる冷蔵棚の前で……ため息が出た。正直、躊躇した。そのまま店を一周して、さり気なくカゴを元どおりに重ねて、帰っちゃおうかと思った……けど……オレは男だ! 一旦決心したんだから、と、ワケのわからない言い訳をして……
買って来たのが、写真の4本。

利き酒記は……追い追い記しますね!

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2012年2月 4日 (土)

三遊亭兼好師独演会

於・グランパークホテルエクセル福島恵比寿。誘ってくださるかたがあって、観覧に行ってきました。

演目
「高砂や」
「親子酒」

純粋な観客としてプロのお師匠さんの噺に触れるのは、およそ1年ぶり。奇しくも同じ、兼好師。

2席とも、師匠の表情の変化がとてもおもしろく、まして「親子酒」は自分でも演るから、筋運びからオチまでわかっちゃいるけど、大いに笑いました。そして、1席目のマクラでおっしゃった「男のお客さまは笑わない、特に東北の人は!」……こう感じるのは、プロ・アマの垣根がないんだなぁ、と共感。
誠に楽しいひとときでした。

お誘いくださったTさん、ありがとうございます。

終演後、師匠に、ワタクシの名刺を奉ってご挨拶、そして……実は1年前にも支度してあった「目黒の蛸薬師」のシナリオを、押しつけがましくも(>_<)お渡しして来ました。一瞥してくださったら、嬉しいなぁ〜。

ところで、この時に、兼好師匠とツーショットを撮ってもらったのだけど……いかなる指先の過ちか……(゜_゜)(。_。)(@_@;)……残ってないんです(T_T)。師匠にも「ブログに載せて、いいですよ」とお許しいただいたのに……。
残念無念!

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