猫の災難……?
わがオヤブン、タンドーさんは、猫が好きだ。
かつて営んでいたクルマのショップのロゴマークにも猫の顔が入っていたし、店の末期には、実際に飼ってた。近所で子猫をもらってきては「富市」とか「龍太郎」とか、時の総理の名前をつけて、可愛がってたっけ。
福島の自宅を「塾」にした頃、その“猫好き”が再燃。グレーの雌の子猫をもらってきて「ニャン姫」と名付け、それこそ“猫可愛がり”だった。
問題は“姫”がメンタだったこと。さすがのオヤブンも“姫”に避妊手術を受けさせようと思ったようなのだが……、費用が高い! そんな金はない。東京なら補助金制度があるらしいのだけど、福島にはそれがない……。
そのまま放置と相なった。
それで、程なく「塾」は、塾生よりも猫の頭数の方が断然優るという、近所でも評判(……良くない方の……)の「猫屋敷」に。
3年前の春。
一番可愛がっていた“姫”、そして近所で一番強い奴になりつつあった“姫”の次男坊「涙目(略して“ナミ”)」が、相次いで、帰って来なくなった。
オヤブン、前年秋に父上を失ったがゆえの自らの変調を押して、毎日毎日“姫〜!”“ナミ〜!”と、遅くまで捜し歩いていたそうだ。
今はきっと、向こうで、富市、龍太郎や、姫、ナミ、そしてワタクシの知らない、オヤブンの学生時代に押入で出産した雌猫に囲まれて、ゴキゲンそうにニコニコしてるんだろうなぁ。
「迷犬・ダイ」も、もちろん傍らに従えて。
写真は、2007年11月20日撮影、ニャン姫の息子達。グレーが“ニャン2号”、トラ毛が“ナミ”。
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