根多帳2週間分 食後服用のこと
気が付けば、先週の根多帳、まだ書いてなかったじゃん……。
12日・福島赤十字、献血落語会
小笑 漫談
とんぼ「時そば」
にしゃんた「町内の外人衆(ワタクシが勝手に付けた演題……笑)」
午前の部、大入叶!
もっとも「福島勢」は、テレビタレントでもいらっしゃる、にしゃんたさんの前座。だから、いつもとお客さまの相が違う。小さいお子さま連れの若い人が沢山。
会場のドアの外で出番待ちをしていたら、一人のオトーサンが、ガキ、いやもとい、お子さまの腕を引っ張って、出てきた。
「おい、ダメだろ、あんなに騒いじゃ! 我慢できないなら、ほかのとこ行くぞ! っタク……。
みんな静かに聞いてんだから!」
……あの。小笑さんの漫談、静かに聞かれても、それはそれで困るんだけど(苦笑)。
だいたい、にしゃんたさんからして、てこずってた。「お〜い、保護者、なんとかせい!」には、爆笑が起きたけど。
で、ワタクシは、何故「時そば」?
ワタクシ、小笑さんと同じ高座になるとき、しかも、出番が隣接するときは、結構悩む。小笑さんは漫談の名手。しかもギタレレ持って高座に上がり、歌がとても上手い……この前後でもって「カラオケ病院」は、とてもできない。昨年前半までは気にしてなかったけれど(でもまぁ「カラオケ病院」、各地でやりまくっちゃったこともあり……)。
小笑さんと上がる席、特に出番が隣接するとき(……この頃ご一緒すると、たいていそうなる……)は、ガチ古典の演目を選ぶようにしている。
じゃあ、どうして「時そば」か?
解る人は解る。「蕎麦」と「血液」の関係。蕎麦は、血液をサラサラにする効果があるらしい。
それで「時そば」か!?……、ほとんどコジツケだね(苦笑)。
報告。「以外とウケた!」。「お、コレ、池田へ持ってくべか!」と、思っちゃったくらい(笑)。
でも……「池田で“時そば”」は……。思い出すとワタクシも、一昨年チキンラーメンのご相伴にあずかったわけで……やめ、やめ!
にしゃんたさん、やっぱり面白かった! 二席演られたうちの一席が終わったところで、ワタクシと小笑さんは午後の予定があるのでお付き合いできず……残念!
それから、小笑さんと、中合へ。
第45回・中合寄席
根多帳
小笑 漫談
ツイ輝「粗忽長屋」
漫太郎 ものまね漫談
大喜利
司 会 漫太郎
回答者 さん馬
雲
順 八
とんぼ
大入叶! 満席でした。
「とんぼ」になって、初めての「大喜利」。まぁ、色々とありまして、ちょっと気負い過ぎたかなぁ……。大先輩各位、いろいろ僭越をかましまして……どうもシュビバシェン……。
ともあれ、満席、ひと安心!
さぁやっと、昨日の話だ。
御倉邸米蔵寄席
根多帳
笑遊「道具屋」
平三「宮戸川」
小笑 手品と医事漫談
とんぼ「長屋の花見」
お客さまの入れ代わりを勘案すれば、たぶん「ツ離れ」。空席以外は全て満席。大入叶、としておきましょう。
反省・1
このブログで、寄席のご案内をしているのだが、今日の予告を掲載したのが、つい木曜日……。まぁ、ココを御覧になって何人いらしてくださった、なんていうアンケートをとるなんて面倒なことはもちろんしないので(苦笑)、広告効果は未知数だけど、手応えとしては、なくはない。一昨年4月の、忘れもしない「演者3人×2席」VS「お客さま2名様」という耐久落語会は、あれきりだし。
ともかくも、ご来場、心より御礼申し上げますm(__)m。
反省・2
ワタクシ手持ちの「長花」は、15分の寄席バージョン。普段ならコレでちょうどいいんだが……。
今日は、様々の都合で、持ち時間が長かった……。あらかじめ、長い持ち時間がわかっていれば、準備をするけれど……。これでも、わずかな準備期間でマクラを引っ張り(遊雀師匠のネタ、いさん師匠のネタの変形“赤十字”絡め、松太郎兄さんのネタETC総動員!)、挙げ句の果てに、ワタクシのお手本にはなかった「長花」の部分をウロ覚えで付け足し……。
マクラはまだしも、本題の“付け足し”は、ひどい出来……(涙)。あれなら、足さないほうがよかった……。
「長花」演るなら、はじめの店子の店賃騒動、月番の会話、「毛氈のムシロ」のところとか、全部しっかり稽古して30分バージョンをしっかり作っておいて、持ち時間なりに省略したほうがいいのかなぁ。
でも、先週・今週と、2回演ってみて、嬉しい誤算も。
正直、あんなに笑っていただけると思ってなかった。笑顔はあっても、笑い声を聞けるとはさらさら思ってなかった。有り難い!
ただし、ひとつだけ、考えて、狙っていたことはある。
笑ってくださらなくてもかまわない。でも、ワタクシの背中に、満開の桜が彷彿とするような芝居ができたらいいな、と。
そしたら、「満開の花」のイリュージョンをみてくれた人が、少なくとも一人は、いました! 嬉しい!
米蔵が終わって、AOZへ。いさん師匠が席亭の「らくごのくに」。
小笑兄さんはダブルヘッダー。しかも、客席にワタクシ含め同じ顔触れが3人……。やりにくかったと思います。全くおんなじネタだったけど、やっぱり笑っちゃった。同じネタを同じように演って、お客さまにウケる……これは究極! 漫太郎師匠のモノマネも、いさん師匠の「くしゃみ講釈」も、何度となく観ているけど、今回もやっぱり面白かった!
いさん師匠の「くしゃみ講釈」。いままで伺ったときは、全てワタクシ“袖”。今回は、お客として、今までやりたくてできなかったことをさせていただきました。講釈の“まくし立て”の一段落で拍手を送る、という……。
そして、直前までワタクシがつかめなかった特別ゲスト、ワタクシが尊敬する大先輩、永生師匠。
「干物箱」を、聴かせてくださいました。
永生師匠は、今、山形勤務。なかなか福島ではお目にかかれません。
でも、逆をいうと、来年3月年季が明けたら(笑)、福島・松川に帰ってきちゃうから……山形でも、ぜひ落語やってきていただきたいのです。
ここはワタクシが、腰をあげないと、だなぁ……。
さて、ワタクシ、今度の日曜「AOZ」で、久々に“ネタ卸し”予定……なんだけど……。まだ半テレツも出来てない!
さぁ、これから“睡眠学習”だ(笑)。
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