皆勤賞?
皆勤賞を、高校でもらったってのは、自慢になるのかな?
そんな多感な時期、ワタクシひたすら真面目に学校に行ってたのだ。
学校が楽しかったから? う〜ん、それは半分。1年と3年のときは、ほとんどそうだったけど。
2年生だった1年間は、そうじゃなかった。クラスに馴染めず、ひたすら1年のときの仲間の集まりになってた部活、しかも、地味な文化系の“生物部”が、ワタクシの学校における主な居場所だった。
でも、そういう場所があったワタクシは、きっとまだ幸いで……。
社会科の授業のクラス発表で「他に組む人がいないから」と、ペアを組まされたのが、コンノくん。
今のようにケータイがあるでなし、彼との連絡手段もなかったワタクシ……独りで社会科のクラス発表をこなした。
社会科だけじゃない。
音楽の授業の締め「ミニコンサート」でも、浮いているワタクシとセッションしてくれる人なぞいるはずもなく。
忘れもしないベートーヴェン・ピアノソナタ第8番「悲愴」の第2楽章(ビリー・ジョエルの“Mid Night Blue”の元歌)の独奏を演奏して……好評だったか、どうだか。
今日は“浜通り”へ稼ぎに行っていたのだけど、解散して気が付けば「あ、これからAOZに向かえば、落語聴けるじゃん!」
R114を安全に飛ばして、辿り着く。
折しも平三くんの一つ目の噺が佳境……最初から観られなかったのが残念! ムチャクチャな「壺算(?)」。
仲入りをはさんで、いさん師匠の「牛褒め」。マクラの“与太郎とのなぞなぞ”は、ワタクシも大好きな小咄。しかし、いさん師匠の“与太”は、真面目だなぁ。家を褒める口上は、ほとんど間違えない。でも、段々とエスカレートする「与太郎ぶり」は、呑んだときのいさん師匠そのもの(笑)。
ワタクシも“与太郎もの”は少ないけれど、与太郎に、演者が映りますね。
平三くん「浜野矩随」。また、大ネタを……。
今回は一際、プレッシャーがあったのでしょう。いさん師匠の口演中、後ろの楽屋から稽古の声がチラホラ(笑)。
でも、高座に上がればさすが。同じネタ卸でも、先日のワタクシのようにグダグダになることはなく。
ワタクシが今まであまり聴いたことのない噺ということも相まって、とても楽しく伺いました。
これ、ひょっとすると「医大落研発表会」のトリネタ狙い?
6年生になるまで、温めておかない?
それとも、今年、やっちゃうべきか……。難しいね。せっかくの「医大落研」、落語をやる人が、もっとたくさん出てくるにはどうしたらいいのかな、と思うと。
ところで「皆勤賞」。
今日は途中からになっちゃったけれど「らくごのくに」、お席亭・いさん師匠を別にすれば、ワタクシくらいかな?
「ふくしま落語の会」、ワタクシにとって、かけがえのない「居場所」。
すばらしき先輩、仲間の皆様に……感謝、感謝!
そして……コンノがあの後、落ち着ける居場所を、見つけられていますように。
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