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2012年3月 4日 (日)

末廣亭・3月3日 昼席

末廣亭・3月3日 昼席
根多帳(敬称略)

竹のこ「牛ほめ」
円満「転失気」
まねき猫 動物ものまね
夢花「むらさめ」
遊雀「桃太郎」
マグナム小林 バイオリン漫談+タップ
左遊「黄金の大黒」
紅「髪結い新左」
北見伸&(ごめんなさい、お名前忘却)奇術(サイコマジック)
とん馬「犬の目」
遊三「代り目」
美由紀 俗曲と踊り
米丸「志ん生師の思い出」
〜仲入り〜
文月「あわて者」
南なん「二人癖」
雷蔵「金婚旅行」
ボンボンブラザース 曲芸
鶴光「紀州」

土曜昼間の末廣亭は、二階席もオープン、一階の椅子席も「お詰め合わせを願います」と云われちゃう、まさに大入り。
だって……一般2,800円でサ、これだけ観られるなんて奇跡。しかも、そのまま夜まで居続けしてもかまわない(ワタクシ今回は泣く泣く退席したけど……)なんて……♪ようこそ〜、ここへ〜♪のパラダイス銀河。

事前に観たいと思ってた噺家さん3人。そのうち、遊馬師はムリかなぁと予想してたのがズバリ当たっちゃったのだが……代演が、遊雀師! 忘れもしない去年6月、ワタクシの「紀州」を聞いてくださり“天下を取ってくださいね!”とコメントをくださった……。なんと、因縁ですねぇ(笑)。

ライブの米丸師匠、30年ぶり! 髪は真っ白、少々言葉が聞き取りにくくなっちゃったのは、何せお名前通りの「米寿」だから当たり前だけど……顔、声、姿が揃って綺麗! 肌は艶々、シミはなし、声は張りがあるし背筋は真っすぐ。
ワタクシがいつもホームページを読まさせていただいている桂平治師匠が「米丸師匠はパワースポットだ」とホームページに書いてらしたけど(実は、それを読んで今席の末廣亭に誘われた……)、同感!
あんなに綺麗なお爺ちゃんは、世界でも稀です。

鶴光師匠の「紀州」。ラジオパーソナリティでは「エロの大家」だけど、歴史がらみの地噺が、とてもいい。歴史上の人物が、グッと身近に迫ってくる。
9年前オヤブンと一緒に末廣に行ったときに聞いたのは「荒茶」だったと記憶している。
米朝師匠の目薬と水虫の薬のエピソードも懐かしく。


久々に、一番太鼓から、寄席をたっぷり堪能したなぁ。

ワタクシの隣に座ってた、たまにしか笑わないおじさん。昼席の打ち出しが鳴っても立とうとしないので「夜までお楽しみ?」と聞いたら「ウンウン」と頷いた。


ワタクシも、頑張ろう。

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