びんぼう自慢
小学校高学年から中学校低学年にかけて、ワタクシは、清瀬市立図書館の、落語関係の書籍をほぼ全て読破していた。
中には「中国艶笑咄集」なんてのもあって“当時は”どこが面白いのやら、さっぱり理解できないものもあり……わからないがゆえに平気で図書館から借り出してくるものだから、オフクロなぞは、さぞや苦笑いしていたに違いない。
「びんぼう自慢」も、一度ならず借りたような、うっすらとした記憶がある。
この本は、かの“志ん生”師の、自叙伝。
これを読んで、小学生のワタクシは、どんな感想を抱いたのだろう……。はっきりとした憶えはない。
でも、ひとつだけ言えることはある。
貧乏は、恐くない。
……ん〜。
そんな感想を持ったところから、ワタクシの現在の「ビンボー生活」が、始まっちゃったのかも……(笑)。
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