柳亭市馬師「長屋の花見」
だいぶ前にCDを借りてきていたのだが、ようやくさっき、かけてみた。
市馬師匠の「長花」、初めて聴いたのだけど……不思議だなぁ、初めて聴いた気がしない。馴染みの噺家さんの馴染みの噺を聴いているような感じ。
考えてみると……去年の夏頃から、市馬師匠の「御神酒徳利」を、何十回聴いたことか。
市馬師匠、声と、リズムが、素晴らしく気持ちいい。音楽に「声楽」というジャンルがあるけれど、市馬師匠は、恐らく「声楽を落語でやる」古今東西で随一のアーティストだ。
聴いていて、何とも心地よい。
現在活躍中の噺家さんで、数少ないワタクシの憧れの師匠のうちの、お一人だ。
ぜひともライブで、できれば定席の寄席で、そのお姿を拝見したいなぁ!
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コメント
お久しぶりです。また8月に青森でお会いできそうですね。
市馬師匠のネタって、やはり五代目小さんのDNAを感じます。去年「笠碁」を聴きましたが、とっても懐かしかった。
歌謡ショー(笑)も最高です。歌が上手だから…ということばかりでなく、彼の落語はメロディアスで耳に心地好いですね。落語は「歌」である…と、思いますね。
投稿: ミル | 2012年5月 1日 (火) 04時28分
ミル姐さん、毎度コメントありがとうございます。
「落語は歌、音楽である」、道灌、もとい、同感です。拙いながらもワタクシ、一応そのセンを目指してはおりまして。昨年「カラオケ病院」フィーバーしたのも、その一環ではありました(笑)。
市馬師匠の「歌謡ショー」、ぜひ観たいですね!
では「青森の落語会」でも、どうぞよろしくお願い申します。
投稿: とんぼ こと 卓 | 2012年5月 1日 (火) 19時14分