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2012年7月31日 (火)

普通科

普通科
でした!

もっと精進しなさい、というこっちゃね。

応募演目もムリがあった。何せ「長屋の花見」だもん。季節的に真逆だし(苦笑)。

当日の行動は、どうしようかな。もう少し、悩んでみます。

グヤジイ……(T_T)。



ちなみに、社会人落語日本一決定戦大会事務局さんから来た「不通過通知」の全文はこれ

(誤字を見つけてしまったので、赤字入れてあります・・・笑)

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2012年7月30日 (月)

「直し」もしくは「柳影」

「直し」もしくは「柳影」
落語ファンなら、誰でも知ってる「青菜」。
植木屋の熊さんが、旦那に振る舞われるのが「直し」とか「柳影」という、アルコール飲料。


今はなかなか、そこいらじゃ売ってない。でもこの、うだるような暑さの夏本番を迎えると、キリっと冷やした「直し」が、ワタクシの友だ。これは今までにも散々書いたから、詳しくは省略。

ちょっと待て。ひょっとすると、年がら年中飲んでる“安酒”って……「直し」みたいなものじゃないのか?

然り(苦笑)。

そこで、中島みゆきの「りばいばる」を口ずさむのでした……

♪酒に氷を入れて 呑むのが 好き〜♪

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2012年7月29日 (日)

お祭り三昧

お祭り三昧
一昨日。“う”のつくもの3品で晩酌、飲み物は“直し”。ふと思いついて、来週青森で合流する旧友宅へ電話する。
「男の長電話」は、みっともないとは思うけど、ついつい興が乗り……“直し”の材料、米焼酎をグビグビ……。

おかげで昨日は、大変な宿酔い。気温も35℃を軽くオーバー……。何をする気力も起きず、日がなフトンで転々ハンソク……。
でも、夜は恒例「ふくしま花火大会」。日が落ちて涼しくなったのを見計らって、我が家の踊り場へ。いつもなら一献傾けながら、なのだが、とても受け付けない。ペットボトルの緑茶片手に、並びの家のカツヤさん、2階のチヨコさんに心配していただきながら、花火観賞。

今日は今日とて、町内会の納涼祭。午前中から準備して、3時開会。三々五々集まりはじめたところで……突然の驟雨! みんな、ズブ濡れになりながらも、結構それはそれで盛り上がったりして、無事閉会。
役員の皆さん、お手伝いの皆さん、御出席の皆さん、ありがとう!

支度した“流し素麺”の麺が大量に余ってしまったので、一皿いただいて、部屋へ帰ってきた。

みんなでワイワイ茹であげた素麺。さすがにもうノビてしまってたけど……某S屋のR水麺より、はるかに、しみじみ、美味いんだな。

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2012年7月27日 (金)

土用の丑の日

土用の丑の日
今年は、とてもじゃないが鰻が高すぎて喰う気がしない。

高値の原因は世界的に鰻が激減していること。だから、鰻自粛ムードもあるようで……。

でも「丑の日」、料理屋さん、魚屋さん、食品スーパーさんにとっては、年に一度のお祭り。日本中がこぞって「コレ喰おう!」でエキサイトする日は他にない。「節分の炒豆・恵方巻き」「バレンタインチョコ」「クリスマスケーキ・ローストチキン」「冬至カボチャ」「年越しそば」「お節料理」「七草粥」……トータルなら規模の大きいのもあるけれど、単品でこれだけインパクトの強いのはない。

商人も色々考える。

「“う”の字が付くもの食べましょう!」

梅干し?
(笑……知らない人が多いかな。昔は「同時に食べると具合の悪いものの組み合わせ」を「喰い合わせ」と呼んで避けていた。ところがほとんどは、根拠のない、ダジャレに近いもの、という……。中でも「鰻」と「梅干し」の喰い合わせは広く言い習わされていたようで……)。

お肉コーナーに立ち寄ったら、早い時間なのに珍しく「ローストビーフ(“う”し)」が安くなってた……。負けた(笑)。

そして、うちの在庫品。
「“ウ”インナーソーセージ」
「白石“う”ー麺」

さてさてそこで、わが胃の腑のなか。今宵、三つ巴のメダル争奪戦が始まるのであります。

ところで、今日の昼休み。弁当をつつきながらテレビを視ていたら、商売物の鰻を川へ放流している鰻屋さんの映像が。鰻の激減を嘆く気持ちが、ひしひしと伝わって来たけど……。

「あぁ良い功徳をした、ナムアミダ、ナムアミダ」と唱えちゃったアァタ!

ご同好ですな!

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2012年7月25日 (水)

今日は「芸人会」暑気払い

一次会が寿司屋さん。二次会はさすがに寿司屋さんでもなかろうと、二軒ばかり尋ねたのだが……満席だって! なんだ、こんな平日に、福島なにげに、景気よさそうじゃん……。
結局、ツイ輝兄さんがよく知っているという“F寿司”さんへ、なだれ込む。

なかなか普段できない「芸談」で盛り上がり……。

これから、4号線を北上する最終バスに、乗るところ。

バス停から、自宅までは、いささか距離がある。雨降りでないのが、有り難い。

「青菜」の稽古しながら、のんびり帰ろうっと。

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2012年7月23日 (月)

オスプレイ

配備に賛成ではない。かといって、何が何でもどこまでも反対でもない……ということを、予め申し上げておきます。

「安全性に問題はない」という話くらい胡散臭いものはない、というのが、只今、我が国日本の、誰しもが痛感していることで……。

一昨年あたりに、彼の国で起きた大問題。「T社のクルマが突然暴走する」というので、大変なリコール騒ぎ。しかし、良く調べてみたら“ユーザの勘違い”が原因だった、と判明。

しかし、だいたいヒコーキが、船に載っかって来るって、どういうこと? 飛んでくる途中で落ちたら困るからかな?なんて、勘ぐりたくもなるわねぇ。要するに、あれをまともに扱えるパイロットが、向こうにもまだほとんど、いないわけでしょ。

そうまでして安全を言い立てるなら……大統領とまではいかなくても、誰かVIPがあれに乗ってきて、微笑みを湛えて民間空港に降り立つ。それを総理が、にこやかに迎える。
そのくらいのパフォーマンスは、必要なんじゃない?

それにしてもまぁ、あの機体……。恰好悪いと思いません? もちろん「格好良けりゃイイ」ってものじゃないけど……、あのブカッコぶりは、あんまりだ!
名前を頂戴した鳥「ミサゴ」に申し訳ない。お綾や、お謝りなさい!

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今夜は「筑前炊き」

今夜は「筑前炊き」
近所のスーパーで、昨日激安だった鶏胸肉(100g27円!)。どう料理して喰おうかな(^O^)。

チキンステーキ もやし炒め添え。いちばん安上がりだけど、美味いよな〜。

でも、ちょっと待て。
ゴボウと煮るのもステキだね! 鶏牛蒡の炒め煮。

でもなぁ……どうせそこまでやるなら、やっぱり人参や蒟蒻、筍にも加わってもらって“筑前炊き”だよなぁ……。

と、オカズの企画が決まるまで、およそ四半刻。YBの店内を、大回りで4周は、したかな?

このところ、超・運動不足で、何も考えなくても着物の帯の位置がピタッと決まってしまう、メタボなワタクシ……(涙)。
夕方の買い出しは、とても貴重な「ウォーキングタイム」なのであります。

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2012年7月22日 (日)

里山お茶会in 田代

里山お茶会in<br />
 田代
於 保原町田代・石田記念館
主催 「麦わらぼうし」さん

今回ワタクシ、大ポカを……。いさん師匠に自宅近くまでお迎えに来ていただき、現地到着して気が付いた……「衣裳一式、忘れた!」

一昨日、会津から帰ってきてから、風呂敷包みを解いてなかった。それをそのまま持って行けばいいや、なんて手抜きをするから、こういうことになる……。
余計に往復させてしまって、いさん師匠、誠に相済みません! そして、年初の「らくごのくに」で、そそっかしい人の引き合いに、いさん師匠を使わせていただきましたが……今後は“自虐”で行けちゃいます(苦笑)。
再来週は、そうならないように……気を付けます!

さて、会場へ戻ったら……ボンガーズのワンパラさんの漫才で、大盛り上がりの最中!「え? この後“落語”やるの?……」気分は一気に、アウェイモード……。
ワンパラさんの後、地元の芸達者なオトーサン・オカーサンコンビによる、扮装を凝らしたデュエット「麦畑」。ヤンヤの喝采!
ここで仲入りとなり、その後いよいよ我々の出番……。

根多帳

 笑遊「悋気の火の玉」
 とんぼ「家見舞」
 いさん「はんどたおる」


開口一番、笑遊師匠。袖から伺っていて、もうどうなることやら、ハラハラドキドキ。何しろお客さまは落ち着いてないし、噺のいいところで音響調整は入るし(いかなる会場でも、事前の音響テストが大事だなぁと痛感! 落語は単なるトークやカラオケみたいに、手持ちマイクができないんだよね。出囃子だって、鳴りゃいいってだけじゃないし)……まぁこの辺は、御本尊がご自身のブログでタップリぼやいてくださるでしょう(笑)。

しかし、今回は、とにかくお客さまがすばらしい! 「笑おう、笑おう!」と、待ち構えていてくださる。ひたすら自らのペースを守った笑遊師匠の噺も、後半、大きな笑い声に包まれて……とてもホッとした。

いさん師の「はんどたおる」も、出前寄席の定番ですね。

ワタクシは「家見舞(肥甕)」を。
この噺、震災がなかったら、演ってなかったかもしれない。
マクラで、自分が福島へ移住したいきさつ、昨年の地震発生直後の体験を語って、本題へ入るパターンも定着。去年まで「客いじり」をしないできたけれど、この噺のマクラでは、お客さまにその時の当地の状況を聞いてみる。似たような経験を共有している話をすると、俄然、お客さまのノリが良くなる。
そしてずっと、高座でタンドーオヤブンを殺しちゃうのが忍びなかったんだけど、そろそろ噺のなかでも成仏してもらいましょと、振るところが、やけに受けるんだな、これが(笑)。
本題「家見舞」。ババッチィ噺だけど、だからこそ、ウケるわけで。少しずつやり方を工夫して変えながら、今日が6度目。おかげさまで、すくすくと鉄板ネタに育ちつつあります。肥やしのタップリ利いてる噺だし(笑)。

落語の多くは「作り話」だけど、演者の実体験がバックにあれば、それは必ずお客さまにも伝わって、期待以上の笑いが返ってくる。
そして、お客さまと同じ地域に暮らし、様々な体験を共有している……これこそ、我々アマチュアならではの「芸」なのかもしれない。

写真は、いただいたお土産の中に入ってた、小石細工のフクロウくん。「笑」の文字を書いた和紙と、フクロウくんが座るのにちょうどいいフエルトの緋毛氈が一緒に入ってた。
このフクロウくんには、目黒の蛸薬師様のお姿の前で、緋毛氈に座ってもらった。

一見アウェイと見えても、それは致命的なピンチじゃない。そこには、チャンスも必ず、ある。

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2012年7月21日 (土)

上杉かぶき衆

上杉かぶき衆
3年前のNHK大河ドラマ「天地人」の原作を書かれた、火坂雅志さんの作品集。
この月曜日、県立図書館へ“避暑”に行き、巡り会った一冊。

大河「天地人」前半の、とても有名なワンシーンをネタにしているくせに……、ワタクシそれを視てもなければ、火坂さんの作品を読んだのも、今回初めて(苦笑)。「講釈師 見てきたようなウソを云い」を、地で行ってるぞい(笑)。

この15日、白河の「革籠原」へ案内していただいて、その防塁跡に立ってきた。
今そこは、こんもりとした杉の木立で、傍らがブルーベリー園になっている。
とても平和でのどかなところだ。
たわわに実るブルーベリーは噛み締めると甘く、しばしば酸っぱく、どこかほろ苦い。
育てている農園主の、愛情あふれる味わいだ。

この作品集に、しばしば 「革籠原」が登場する。北上する徳川軍を迎え撃つために整えられ、万全を期した防塁が、あの小高くなっている杉木立だったのだ。
つい今週の経験だから、読みながら、現地の景色が脳裏にハッキリ浮かんだ。

閲覧室をただぶらぶらと逍遥していて、こういう本に邂逅するとは……。


別の用事で、福島県ミニコンサート主宰の遠藤さんがAOZにいらしたその日、偶々AOZ寄席があり、15日のえきかふぇ落語が実現したといういきさつもあり……。
こういう“出会い”って、ホントに不思議だなぁ。

後書きで、火坂さん「上杉には“かぶき者”が多い」という。

なるほど……

米沢絡みのワタクシの友人たちも“かぶき者”が揃ってる(笑)。

え?「類は友を呼ぶんだろ」って!?

ごもっとも、ごもっとも(爆笑)。

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西会津・野沢、公民館落語会

根多帳

 ツイ輝「だじゃれ幽霊」
 笑遊「紙入れ」
 小笑 奇術と漫談
 とんぼ「目黒の蛸薬師」
 いさん「舟徳」

 お囃子 小染社中

兄貴分、オヤブンにして我が師であるタンドーのオッサン出身地・野沢の、元気なオカアサン、オトウサン方、40名ほどがお集まりくださいました。
あんなに笑っていただけるとは……まさに、想定外!

演者一同も、楽しくつとめられたひとときでした。御来場の皆様に、公民館スタッフの皆様に……感謝々々!

ちょっと前の「文字摺寄席」と同じ顔付けと順番……しかし、場所が場所だけに、今回は自ら「出前寄席ではキビシイ演目」とわかりきってはいるものの、敢えて「蛸薬師」を掛けました。

またしてもカミシモが定まらず、将軍と住職の所作もイイカゲン……。我ながら、満足には程遠い出来……。

でも……嬉しいじゃありませんか。
この噺の中でワタクシが「ここで笑ってほしいなぁ」と思っているツボで、笑い声を返してくださるお客さま、多数!
(まさかツイ輝兄さんが、袖からお客さまにこっそり「ここが笑いのツボだぞ〜」サインを出してくれてたんじゃないでしょうね!?)。

個人的には……、ずっと聞きたかった、いさん師の「舟徳」を、袖から観られて、嬉しい限りでありました……。

しかも、ご同行の師匠、兄さん、姐さんには、オヤブンの墓参りのみならず、帰途の土津さまへの参拝までもお付き合いいただいて……ありがとうございます!


ところで。
「落語が縁で、トーキョーから福島へiターンしてきたヘンな奴」、とんぼは、来月早々、青森へ出張します。
そして、ワタクシとオヤブンの遭遇をお膳立てした張本人であるところの、悪友(とその一家)を“ねぶたの跳人”に、ハメてやるんだもんね!

ヒ〜ッヒッヒッヒ……。

ド〜ン★

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2012年7月19日 (木)

三猿

見るにつけ聞くにつけ厭なニュースで、この頃世の中、かまびすしい。
これについて語るのも、厭わしい。
だから「何のニュース」なのか、云いたくない。

も少し、そっとしておいてやったら?

そりゃ、ワタクシは、事件から隔たっている野次馬に過ぎない。
確かに何かと問題の多い事件のようだし、当事者にも色々問題はあるとは思うけど……。
外野がワイワイ騒いで……、外野だけがエキサイトしているさまばかりが見えて、仕方がない。

そして、そこには誰の幸せも垣間見えない。

そんな話題に一喜一憂している暇があるなら……。
外野の衆よ、落語を聞きなさい!

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2012年7月18日 (水)

茄子と鶏挽肉のパスタ・トマト味

茄子と鶏挽肉のパスタ・トマト味
いやぁ、暑い!
こういう日は刺身と冷奴かなんかで、手間無しのアッサリ夕食にしたい……と、帰りの途すがら、スーパーのカゴを手にしながら思う。

ところがいざ魚コーナーへくると、躊躇してしまう。
前日からとか朝からとか(朝から、はあんまりないけど)「刺身喰いたいリビドー」が溜まってれば、迷うことなどないのだが。たかがこの夕方に突発したくらいでは、ワタクシの“欲望”は“主夫感覚”の相手にならない。

「500円均一か。高くはないけど、お買い得とも見えないなぁ」
「今日はミニカを車検に出したし、来月は青森、再来月は池田に行くつもりなんでしょ?」
「あと1時間で、値引きタイムじゃん? 家に着く頃半額になってたら、悔しくね?」

結局、“安値地域ベスト”の商品、豆腐と牛乳だけを手にして、その店を後に。

ところが、そこで押さえ付けられた願望くんも黙ってない。誰にも聞こえない小さな声で「♪お魚、お魚!さもなきゃお肉♪」と繰り返すのだ……。

解ったわかった、五月蝿いな! じゃ、スーパーのハシゴしましょ!

2軒目のスーパーで手に入れたもの
1、半額の鶏挽肉
2、3本69円の茄子
3、トマトソース用とわざわざ銘打った2個100円の大ぶりなトマト


最初の「手間をかけずにアッサリと」というコンセプトなんざどこへやら。生トマトベースのソースは作るは、スパゲティは茹でるは……、汗みどろでガステーブル前に立つこと約1時間。

結局、かなりの手間をかけた熱々のパスタが、今宵のメインと相なりました(笑)。

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2012年7月17日 (火)

えきかふぇSHIRAKAWA

えきかふぇSHIRAKAWA
ワタクシが汽車旅・自転車旅ばかりしていた頃には未だ沢山あったけど、今もって現役なのはとても珍しくなってしまった「国鉄」の香りを残す建物、白河駅舎。

入ると、正面に改札、右手に窓口。左手は恐らく「待合室」で、新幹線ができる前は四六時中、汽車を待つ人々がごったがえしているスペースだったのだろう。
ところが、新幹線が通って、代表駅の地位は隣の新白河に奪われ……山形や秋田へ向かう特急も次々と新幹線に統合されてしまい、今やすっかり「ローカル駅」に。

でも、かつて「奥州の玄関口」だった佇まいは、地元の志ある皆さんの尽力で、色濃く保存されている。
3年前に、かつての待合室が「えきかふぇ」として、街の人々、そして街を訪れる人々の安らぎの場となって、再び出発したのである。

待合室のさらに左側。以前そこは「臨時/団体改札」だったろう。修学旅行に出かける子供達、そして、集団就職で東京へ赴く多くの若者達が、ここを通って“未知の世界”へ旅立ったに違いない。

そんな「えきかふぇ・野外ステージ」で、一席演らさせていただきました。

根多帳

 ツイ輝「だじゃれ幽霊」
 とんぼ「夕立屋」
 いさん「イーグル夫婦」

我々の前の“ミニコンサート”、津軽三味線デュオ「鬼火」さんの演奏が終わって、残ってくださったお客さま、おおよそ30名ほど。
ホントはワタクシが「開口一番」を務めるはずだったけど、マイクテストで高座に上がったツイ輝兄さん、既にお客さまと、いいコミュニケーション取っている。この雰囲気はいいぞ! と、後ろから「兄さん、そのまんま行っちゃえ、行っちゃえ!」と、焚き付ける。
長年のアフラック営業、そして我々の寄席でのサラ口経験の豊かさを武器に、どこでもこんなにお客さまをあたためられるメンバーは、兄さんをおいて、ほかにない。

ワタクシの「夕立屋」、いさん師匠のバレ小咄たっぷり振っての「イーグル夫婦」、たくさん笑っていただいて、有り難い限り!

特に、おじさん達! よく「年配の男性は笑ってくれない」という愚痴を聞くけれど、とにかく白河のオジサン達は、ノリがいい。オジサン達が元気な街。素晴らしい!

ところでワタクシ、懸念が一つあった。
駅前の大福家さんという蕎麦屋のご主人が、なかなかの落語好きでいらして、今回の肝煎りをつとめてくださった遠藤さんの仲立ちで、ひょっとすると我々の落語会をお店でできるかもしれないとのこと。

何度かここで書いているけど、実はワタクシ「蕎麦」が苦手のひとつ……。ごくごく軽いけれど「蕎麦アレルギー」の気がある。

昼食はもちろん、その「大福家さん」。
店の玄関で、件の遠藤さんがおっしゃる……「皆さん、蕎麦、大丈夫ですよね」と。
この期に及んで「あ、アタシ駄目でぇ〜す!」なんて云えるはずもなく……。

皆と同じメニューを注文し、蕎麦を手繰った。

で……結局、無事に高座もつとめられ、お土産にいただいた蕎麦団子も美味しく頂戴し……何事もなく、今日を暮らしているわけで。

福島へ移住以来、蕎麦アレは、一度も出てない。進んで蕎麦を注文こそしなかったけれど……むしろ、それ故「いつどこで蕎麦を食べたか」が、ひとつひとつ、はっきりと記憶に残っている。
4年前の秋、坂下の日帰り温泉で食べたお蕎麦。
去年の秋、米沢の小道さんの稽古会へ突如お邪魔して、会の後いただいたお蕎麦(……色々ご苦労があったのですね……アポ無しで突撃してスミマセンでした……笑)。
この春、もめん亭さんで、いただいたお蕎麦……。


そうだ!
一度だけ、オヤブンと同行した、立川の陰山さんのお蕎麦も、ワタクシ、大丈夫だったっけ。
陰山ブラザース、元気かなぁ?

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2012年7月12日 (木)

マイナーチェンジ

マイナーチェンジ
夕方買ってきた“わかば”を開けようと思って、つと、手が止まった。なんか、いつもと、違う……。


そう、箱の底“賞味期限”の印字。今までは、右のもののように、黄色い無地の部分に黒く印字されてたのだけど、今日買ってきた左の箱は、深緑の印刷の上に、白く印字されてる。周りのロゴの大きさや「賞味期限」の文字の印刷位置も、微妙に変えられてる。
しかも不思議なことに、馴染みの“黒文字印字”の賞味期限の方が、一ヵ月、後……。

なんじゃ、こりゃぁ!(by テキサスジーパン……笑)

よくよく比べると、タバコの害を書いた“脅し文句”も、まったく別物だし。

JTさんは、往々にして、この手のマイナーチェンジをしてくれる。
タバコに関する規制が段々厳しくなって来てるから、ある程度止むを得ないのは解るけど……。

かつてワタクシ、長らく「ショート・ホープ」を愛烟してた。10本入りで、手のひらにすっぽり収まるハードケースの角張った手触り。1958年(東京タワーが建った年)以来ずっと守られてきた、シンプルながら存在感のある洒落たパッケージデザイン。きっちり詰まった紙巻ならではの、指先に伝わる充実感。短いフィルターも相まって、濃く、豊かに口元を満たしてくれるその味わい。さらに、いざとなればタバコ屋さんやキオスクで「1個買い」して、金欠をしのぐことのできる、懐への優しさ……。

未だ「タスポ」なんていうおかしなモノの、影も形もなかった、ある日。
何の気なしに、自販機に240円投入し、いつものごとく“ショッポ”のボタンを押すと……今までのモノとすこぶる似ているけれど、全く別物が出てきた。
箱のデザインはどこかモダンダサくなり、内包装の銀紙のディンプルは省略されてツルンぺロン。それだけならまだしも、濃醇な味わいはもう見る影もなく、ヘンに軽い、薄っぺらい味に変えられ……。

ワタクシ、そのモデルチェンジを以て「ショッポ吸い」を泣く泣く卒業。「ハイライト」と「カートンで買っても1,000円でお釣りがきたバット」を経て、結局タンドーオヤブンとお揃いの「わかば」に落ち着き、現在に至る、のである……。

もう10年近く経っちゃうのか〜。
年の暮、村山神明「ネオ・ライフ」最後の夜。オヤブンに「インフォームド・コンセント」について、議論を吹っかけていたのは……。

商品やサービスが、その時々の情勢によって、変化を余儀なくされる。これは、当たり前だし、仕方のないことだ。
でも、ユーザーの立場からすればね……その前に、どうして変えなければならなくなったか、という、納得のいく言い訳とお詫びの一言くらい、あってしかるべきだと、思うんだが、なぁ。

世の中は いつも変わっているから
頑固者だけが 哀しい想いをする
変わらないものを 何かに例えて
そのたび崩れちゃ そいつのせいにする
(中島みゆき「世情」より)

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2012年7月11日 (水)

“桂前治”という、噺家さん

は、脳外科の名医でもあった、そうである。

ワタクシにも何かと馴染み深い、十代目・文治師匠のお弟子さんで“前治”の名前も師匠から許されている。

自らが営む病院で定期的に寄席を興行し、プロの演芸家さんを招くとともに、ご自身も高座に上がることを、とても楽しみにしていらした、という。

「社会人落語家」の、ひとつの理想的な在り方! こんなことができる人なんて、滅多にいないだろう。
ぜひ一度、暇を見つけて、前治さんの病院寄席を観に行って、できることなら、ちょびっとでもお話できたら嬉しいな〜、と、思ってた。
前治先生の病院は、北関東にある。福島からも、まあまあ、近いし、ね。

ところが。

それは、叶わないことになってしまった……。

小野ヤスシさん、地井武雄さんの訃報が、連なるようにもたらされた、6月29日。
前治先生は、文治師匠はじめ、数々の名人がひしめいている“あの世”へ引っ越してしまった……。
お互いに大好き同士で、この秋「十一代目文治」を継ぐ、平治師匠の襲名を目にする前に……。

ところで。
お悔やみの常套句に「冥福を祈る」というのがあるけど、ワタクシ、これがキライだ。理由は様々あるが、いちいち説明するのは面倒だし、ワタクシ個人のこだわりに過ぎない。ただ、他人様が云うお悔やみに「そのコトバ、アタシ、ヤなんだよな〜」と文句つける筋合いでもないけど。
だから、これからも、色々な人を見送るだろうけど(それ以前に、手前がそうなるか!?)、その一言で、悔やみを済ませたくない。

前治先生。
ぜひ、一度、お話(噺)を伺いたかった! それが、成らないことになって……とても残念で、悔しいです!

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2012年7月 8日 (日)

ひょろびりの股引

今日は「松川町・美郷地区 ふれあい文化交流会」にお招ばれして、一席。

根多帳

 ツイ輝「カレー会議」
 とんぼ「家見舞」

地域の皆様が40名ほど集まり、賑やかに笑ってくださいました。大入叶! それぞれ30分のお時間を頂戴して、演者二人も、のびのびと楽しめた高座でした。お招きいただき、笑っていただき、感謝々々でございます。

ツイ輝兄さん、久々の「カレー会議」。新たな工夫も加わって、パワーアップしましたね! お客さまにも、とてもウケてました。持ち時間に余裕がないとキビシイけれど、見事「鉄板ネタ」に育ったのでは。

対してワタクシ。これが記念すべき(?)、100高座目。あらかじめ、ツイ輝兄さんがネタ出ししてくださったので、こちらは“時代物(古典)”で、というわけでの「家見舞」。
笑いはいただいたのだけれど……、抜けるは、話の順序は狂うは、カミシモはひっちゃかめっちゃかになるは……ひどい出来。「噺家は 笑い上手に 助けられ」。申し訳ありません! でも、ツイ輝兄さんからは「そんなの全〜然わからなかった」と、先様のスタッフさんからは「よく時間内にピッタリ収めますね〜」と、お褒め(?)をいただいた。
100席経験して「尺取り」と「誤魔化し方」だけは、だいぶ向上したようです(苦笑)。

この4月の上条町会さんといい、こういう地域の集まりが、我々には最も相性がいいのかもね。

さて……
帰宅して、トイレに立って、引っ張り出そうとしたら……出口が、ない!

「小便できない!? この辺からできそうじゃねえか!?」

着物を着るとき、下着を股引にしているのだが……、どうやら朝、着替えをしたとき、時間が押してたので、あわてて“後ろ前”に穿いちゃったらしい。

気が付いたのが、自宅のトイレでよかった(苦笑)。

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7月7日AOZ 寄席・怪談ナイト

根多帳

 ツイ輝「だじゃれ幽霊」
 すゞめ「お菊の皿」
 平三「牡丹灯籠〜お札剥がしの前段まで〜」

大入叶!

今回のお客さまはどういうわけか、年齢層がかなり若かった。常連のお客さまに感謝の気持ちで一杯なのはもちろんですが、新たに足を運んでくださるお客さまも、少しずつ増えてきていて、有り難い限り!

皆様、本日はお足下の悪い中、お運びいただき、心から、心から、心から(笑)、ありがとう存じます!

今日ワタクシは、袖で音響スタッフでした。
もっと早く楽屋入りすれば、平三くんの「牡丹灯籠」にも、ハメモノ入れられたのになぁ……。自らの堕情が、悔しい。

「業務」都合上、ワタクシは袖で、声だけを聞いてましたけど、いずれも熱演、上々の出来でした! お疲れさま!

さて、怪談……。ワタクシのレパートリーにはまだ無いのだけど……演りたい噺が今、ふたつある。

ひとつは「もう半分」。

もう一つは、小泉八雲原作「茶碗の中」。

前者なら、恐らくお手本に事欠くことはなさそうだ。。

だけど、後者は八雲の原作から「噺」を起こさなければならない。
しかも厄介なことに、この原作ときたら、結末が……“ない”のだ(笑)。

自分なりの結末を付ける、というやり方もあるだろうけど。
でも、できることなら、原作の流れ通り、結末があやふやなまま、お客さまを放っぽって、高座から、スッと、下がってみたい……。

しかしこりゃ、一筋縄じゃ行かないな。
単に原作を朗読・暗誦するんじゃないから脚色が必要だ。
そして「落ち(下げ)」を、どう持っていくか……。まさか「本が破れてわからない」とは、やれないし(笑)。

「オチのない“落語”」という大いなるパラドックスに、無謀と知りつつ、挑んでみようか……と、そんな、世にも奇妙な刺激をいただいた、今回のAOZ寄席でありました。

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2012年7月 7日 (土)

久しぶりの二時間超残業

昨年以来、ほとんど残業のない毎日。身体がすっかり“定時上がりモード”になってしまった。

ところが先月から、わが所属部署の人員、1名減。以前は5人だったから、単純に考えると一人アタマ、仕事量25%増しだ。それで残業が増えたか、というと……、それほどでもなく。今まで3年続いた“週休3日態勢”も同時に終わって、出勤日が増えた。当然、それでこなす分は残業にはならない。

終業のチャイムが鳴るやいなやタイムカードに打刻し、そそくさ家路に就く毎日は、なかなかステキだ。
のんびりと買い出しして、いろんな料理を作って……、風呂を沸かしてゆったりと浸かって……晩酌兼夕食をたっぷり賞味して、9時には横になってしまう。
食後は、本を読みながら、または、大好きな噺や音楽を聴きながら(そう、今、ウチにはテレビがないのです……)過ごす、ならわしだ。

もちろん「残業」が発生すれば、なかなかそんな悠長なことをしている場合ではなくなるのだけど……。


でも、残業がないと、スーパーの「お値引きタ〜イム!」に、当たらないんだなぁ(笑)。
ただし「金曜日」は、コレゾという“お値打ち品”に出くわす確率が、かなり低い。
「今週もお仕事ご苦労さま!」と奮発する家庭が少なくないのだろう、それはそれで微笑ましい光景だけど……、ワタクシ個人の立場からしてみれば、タイミングをちょっとでも逃すと、オトーサンの大好きな“刺身コーナー”が既に店仕舞い状態になってたりするので、哀しい。

ところが今日は、ラッキーだった。
日中の好天から打って変わって、暮れ方の驟雨、大村雨。
こういう展開の夕方こそ、まさに「残業日和」(笑)。

夕立が降ると、スーパーの客足はパッタリ止まる。
夕食支度の来客ピークは、たかだか30分から1時間だ。売場のスタッフはそれに向かって朝早くから段取りするのだけど……雷さまは、そのたっぷり一日の苦労を、すっかり水の泡にしてしまうのだ。

なんぼ技術が発達したといっても、ナマ物を味を落とさずに冷凍できるのは、たったの一遍限り。解凍してしまうと、もう二度と元へは戻せない。

それで「夕立の降った夜」は“お値打ち品のオンパレード”となるわけだ。

今宵は、当初価格500円の刺身盛り合わせが……ナント、230円よ! 半額を割り込んでた。もう、これは、買うっきゃないでしょう!

ところで、そうやってお刺身をゲットできたとなると……どうしても“いいお酒”が、欲しくなる。折しも我が家のお酒在庫状況、若干不足気味……。お刺身の皿をカゴに抱いたまま、お酒コーナーにて逡巡なすこと、しばし……。結局、普段愛飲のものの倍額のお酒を小脇に抱えて、レジへ向かった……。

よ〜く考えれば「定価のお刺身」と「普段の酒」の組み合わせの方が、かなり安かったりする(苦笑)。

♪よ〜く考えよう お金は大事だよ〜 ル〜ルルル♪

……ま、いっか!

「誕生日プレゼントは、前後6ヵ月受け付けております!」という迷ゼリフをいつも吐いていたタンドーオヤジ。今日が、生誕58周年記念日。

件のお酒を小さなグラスに一杯注ぎ分けて、テーブルの、西に面した一角に置き、ささやかな祝宴だ。

もっともオッサンが「こんな高い酒、モッタイナイ! こんなの飲んだら腹壊すじゃん」とか、文句タラタラ云ってくるのは、判ってるけど……ね。

あぁ……。
久しく訪れる機会のない、村山ホープ軒の“アブラ濃いめ”。
テーブル備え付けの辛味とお酢をたっぷりブチ込んで、啜りたいなぁ!

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2012年7月 4日 (水)

「ねぶた」まで、一ヵ月

来月の今夜は、早朝出発を見越して、すでにグースカ寝ているはずだ。それとも、子供の頃の遠足の前の晩みたいにワクワクして(ひょっとすると、当日演る噺の稽古がさっぱりできてなくて、か?)、転々ハンソクしてるかな……。

今回も去年同様、いさん師匠のお車で、向かうことになりそうだ。いさん師匠、よろしくお願いします!

もちろん有り難いのだけど……、未だワタクシのどこかでは「新幹線」なり「高速バス」なり……公共交通機関で行きたいなぁという気持ち、あり……。

ワタクシの育ちの所為かもしれないんだけど。

我が家に「自家用車」がやってきたのは、ワタクシが高校生になってからだ。
だから、それまでの“家族でお出かけ”は、必ずバス・電車だった。
その上「我が家初の自家用車」は、軽乗用のダイハツ・フェローマックス、4人乗り。
ところがウチは、ワタクシの下に弟二人の5人家族……。

それから5年後、ワタクシがステップバンを手に入れた直後に、父が、いすゞジェミニ(地下鉄入口の階段をスマートに走り抜けたりなんかするCMで、一世を風靡した、アレです)のディーゼルターボ、しかもNAVI-5なるマカ不思議なトランスミッション装備のクルマを買って、ようやく「家族全員でクルマでどこかへ行こうか」が出来るようになったのだった。当時、既にワタクシは二十歳過ぎ、免許持ち、クルマ持ち……。
だから、ワタクシには「家族でドライブ」という経験が、ほぼ皆無。

自分のクルマで遠出をしても、悲しいかな“彼女いない歴ウン十ウン年”だから、助手席クルーで一番印象に残ってるのが、タンドーオヤブンの飼い犬“迷犬・ダイ”だったりして……(苦笑)。

ワタクシも、クルマの運転は決してキライではないが……そんな幼時体験からか、運転がいつもいつも一人だったが故か、長距離ドライブは、なるべくゴメンこうむりたい。

一人なら、移動コストはクルマも交通機関もほとんど変わらない(もちろん、場合によるけど……)し、第一、居眠りしてようが、景色をボンヤリ眺めてようが、酒呑んでようが……プロの運転士さんはじめ、スタッフの皆さんが、ちゃんと目的地までワタクシを運んでくれる(はずだよね!)。

最初に就職した会社の先輩たちと、夜毎、週末毎、近在の山道を、クルマで走り回って遊んでいた頃がある。ケータイなんて、まだ無い。それぞれのクルマに無線機を積んで、他愛もない交信をしながら、湘南、伊豆、箱根、丹沢、奥多摩、秩父、甲州、信州……エネルギーを無駄に発散しまくっていたっけ……。


ある夏。そのメンバーに
「卓、また伊豆へ行こうぜ」と誘われた。
すでにワタクシは会社を二つ三つ変わっていて……恐らく埼玉の浦和に住んでいた頃。
いつもクルマでつるんでいた面々だったけど、この時ワタクシ「電車で行かないか?」と、提案した。
ワタクシ以外の3人は、鶴見、大和、相模原の住人。「ワタクシが東京駅で伊東行き電車のグリーン車の2階席を、どうにかしてワンボックス、キープする。グリーン券もまとめて買っておくから、各自乗車券だけ買って○時○分の電車、グリーン車に集合!」と、打ち合せがまとまった。

今、思い出すと、まだ誰もケータイなんか持ってなかったけど……。川崎で鶴見在住A氏、藤沢で大和在住K氏、茅ケ崎で相模原在住H氏、無事合流!

車内で4人、久々の再会を祝って、缶ビールで乾杯。車窓はいかにも夏らしい日差しの照りつける相模湾の浜……だが順調に見えたのはここまで……、好事魔多し。

この時、相模湾に台風が迫りつつあったのだ。
平塚、大磯、二宮と下るうちに、空は、どんよりと暗く沈んで行き……小田原を過ぎる頃、外は盥を返したような大降りに。

熱海に着いた。

すぐ発車するはずなのだが、動かない。

ややあって……
「この電車は伊東行きですが、この先、風雨が非常に激しくなっているため、当駅熱海にて運転を打ち切ります。お客さまには大変ご迷惑、ご不便をおかけいたします。なお、ただ今伊東線は全線、運転を見合わせております。運行再開のメドは立っておりませんが、代行バスを運行しております。お急ぎのお客さまは、一旦改札を出まして、代行バスをご利用ください……」

あわてて改札を出ると、それとおぼしき露天のバス乗り場は、すでに長蛇の列……。並んで待ってみたところで、すぐにはバスに乗り込めそうもない。その間、露天の乗り場で野郎4人、しっぽり濡れて立ち尽くしているのも、芸がない。様子を見ながら、駅の軒下で過ごすこと、小一時間。
「間もなく伊東線、運転再開します」と、アナウンス!
急いで改札を入りなおし、ホームへ戻る。幸い、先頭に並ぶことができた。
あとから、いつまで待っても来ない代行バスの乗り場から、ホームへ戻ってくる人、人、人……。ホームはさながら、朝の通勤ラッシュ状態。……しかし、実際に電車が入ってきたのは、最初の告知から30分は過ぎてた。

この後、伊東まで113系電車、伊東から先の伊豆急も、当時主力だった113・115系改の200系電車……熱海までの“普通グリーン車”の格安大名旅行からの落差にガッカリしつつも、とりあえずは、予約した宿のキャンセルをせずに済んだのを喜びあった……の、だが。

これを書きはじめてから、ずっとずっと、記憶をほじくり返しているけれど……その後、どこへ泊まったのか、どんなうまいものを食べたか、明くる日は何して遊んで過ごしたのか……
どうしても、思い出せん(涙)。

目に浮かぶのは、熱海駅の軒下で見た、バス乗り場の長蛇の列と、それに容赦なく降り掛かる大雨。


ワタクシが満を持して企画したショート・トリップ。結果、トータルでは成功したには違いないのだけど……、あわやオジャンになりかけたときに、目にした光景が、最も印象に刻み込まれてしまって……その後に楽しんだ記憶も、吹っ飛ばされてしまったんだろう。

いさん師匠。
去年みたいに、事故渋滞に巻き込まれてもいいけれど、自分達はその渦中の人にならないように……気を付けて参りましょう。よろしくお願い申します。

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2012年7月 1日 (日)

深草の少将

深草の少将なる、おのこありけり。かの小野小町に心寄せたまひけるが、小町の云ふやう「さらば、わらわが許に百夜通ひてたまはれ、さすればそなたが望み、叶へてつかはさむほどに」となむ。少将、さてこそと心を掛け、夜毎夜毎に通ひけり。

さて九十九夜通ひ上げ、いよいよ百夜なる宵。

生憎真冬にて、おそろしく雪ぞ吹きすさびつる。少将、今宵こそはといさみていでにけるが、ゆくあてをば吹雪の中に見失ひたまひ、そのままむなしくなりたまひけり。

のちに世の人々噂するやう「あな、少々不覚なご仁なれかし」となむ。

なぁんてね、古文ぽく書いてみたりなんかして。

ところでなぜ今、このエピソードを思い出したかというと……。

先日の「もちずり寄席」の高座が、ワタクシの福島再デビューから数えて第99高座目。つまり、次回が100高座目になる。

順調に行けば、「噺百遍」を近日、迎えることになるわけだけど……。


まだ、まだ!

というわけで、どうぞ今後とも、遠慮ないご指導ご鞭撻を賜ります様……心から、心から、心から!(笑)、お願い申し上げ奉る次第でございますm(__)m。

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