幸丸師匠
昨日の夕方、職場にて。
自分の絡んでいる、とあるプロジェクトのリーダーさんから、助け船をあらかじめ頼まれていた。
ところが、その朝手がけた、あるひとつの仕事。昨日中にすべて完了させて、即納品だったのだ。
リーダー氏がワタクシを迎えに来たのと、その仕事の担当営業氏が電話をしてきたのが、ほとんど同時……。
身体は、ひとつしかない。一遍にこなすことができない仕事は、順番を決めるしかない。
ここは「お客さまに明日納め」の仕事が優先と判断して、リーダー氏にはゴメンナサイした……。
その最中。ワタクシに電話がかかってくる。ワタクシ宛に電話が来るなんて、滅多にないのに……。なんだろう?
取り次いでくだすった方が「Fさんからですよ」と云ったように聞こえた。F氏も会社の営業。ただ、彼がわざわざ電話を直接ワタクシによこすような仕事は、今は持ってないはずなんだけどな……。
「はい、お電話代わりました“卓”です」
「あ〜、とんぼさん?」
電話をくだすったのは、F氏ではなく、漫太郎師匠だった。
「10月6日の土曜日、空いてるかい? 民家園で、桂幸丸師匠の会があって、その前に稽古を付けてくださるそうだから、ぜひおいで」
仕事でパンパンに張り詰めていたワタクシだけど、そこへ一陣の涼風のようなお誘い……「はい! 喜んで!」と、お返事申し上げた。
桂幸丸師匠。数少ない、福島県出身の噺家さん。残念ながら今までお目文字したことはなかった……。
で、今日は仕事の合間に、ネットを探ってみたら……「福島近代偉人」の落語を色々と演じられていらっしゃるそうで……。来年の大河ドラマ「新島八重」の噺も、すでにこの2月から、手掛けられてらっしゃる。
これは、もう拙作「蛸薬師」のご批評を仰ぐよりほか、ないよね!
「落語が縁」で、つながる様々な不思議。面白くて仕方ない。だから、やっぱり、やめられないね!
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