♪トン、トン、トンカラリっと♪
夕食の支度をしているところへ、又隣のOさん来訪。
「今夜は倅が帰ってこないって決まってたのに、ついウッカリ作りすぎちゃって。“卓”さん、食べてね!」
写真のクリームシチューである。
有り難いじゃありませんか。クリームシチューなんて、たぶんタンドーのオッサンのお手製(笑)以来……。
ペパーミルでブラックペパーをパラリと掛け、大人味に振ったつもりだけれど……クリームシチューは、やっぱり「ママの味」なんだ……甘くて、温ったかくて、気持ちが落ち着く……。
Oさん、美味しかった、ごちそうさま! ありがとう。
ところで、Oさんだけじゃないんだよね。ご近所さんから何かと色々頂戴するのですよ、この頃。
大先輩にして、ワタクシを贔屓してくださるカツヤさん。つい先週、炊きたて、ほかほかの「炊き込みご飯」を持ってきてくれた。
並びの一番東側のハルオさん。地元某乳業のヨーグルト飲料を、しこたま、くださった。
“何にも専務”の副会長ワタクシが、おんぶにおんぶでホントいつも申し訳なく思っている、若き町内会長にして、同じく並びに住んでいるCさん。桃をくださるわ“私、飲まないから”と云ってビール系アルコール飲料をくださるわ……。
なかなか皆さんにお返しがままならず、すまない気持ちで一杯だけど……。
でも、でも、ね。
とってもステキなご近所だと思いません!?
いやいや、何かと恵んでくれるからというだけじゃなくてさ(苦笑)。
ワタクシだって、頂き物や、付き合いで買ったはいいけど手に余るものが、ないではない。
ただワタクシは“知らないうちに座敷が進物の山であふれる”なんて地位とは程遠いから
「よかったら、持ってけ!」
「……はぁ、はい」
「四の五の云わねぇで銭を出せ!」
「はぁ、はい……」
このふたつのパターンで、何かと過剰在庫を抱えることがある。
但し「これはワタクシには明らかに要らないな」と思ったものは断固受け付けない。だって、ただムダにワタクシの前を通過するだけのものなら、それを眺めるのに費やすエネルギーすら、もったいないもん。
わらしべ長者の思考は、結構シビアだ。ちゃんと「これを後々どうしよう」と、瞬時に判断できちゃうのだ。
それが、うまく廻っている。
お互いに解り合っているからこそ、これが成り立つ。
ブラボー、わが、隣組! こういうところに暮らすことができているなんて、ワタクシ、なんてシアワセなんだろう!
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