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2013年1月29日 (火)

お納戸の帯

この頃、稽古を始めた噺。

父親が倅の容姿(なり)を整えてやるシーンで「お納戸の帯を出してやりなさい」というセリフがある。


この“お納戸の帯”が、わからない……。

仕事の合間に、調べてみた。
“お納戸”とは、帯の生地の色味のことのようだ。
若干緑がかった紺色を“納戸色”というそうな……

ちょっと待て。それって何か判るような気がするんだけど……

あ゛、わかった!

ワタクシ、小学生の頃「色鉛筆のコレクター」だった。
馴染みの文房具屋さんに棚があって、セット商品には絶対入ってない、珍しい名前と色味の色鉛筆を売っていた。
お小遣いをもらうと、ワタクシはそのお店へ駆けつけて、周りの友達が絶対持っていなさそうな、一本を選ぶ。小学生にして“色の道”に、どっぷり浸かってた(笑)。

「なんどいろ」の色鉛筆は、今も我が家のどこかにあるはずだ。

具体的にどんな色かというと……昔の京成電車の青いやつ、その塗り分けの濃ゆい方(笑)。さもなきゃ、ビスタカーが出る前の近鉄特急色のブルー(ちなみにこの近鉄特急の窓周りは、色鉛筆の「たまごいろ」が、ベストマッチ!)。

いまだに、色味や塗り分けの表現が、鉄道カラー以外にできない、困ったワタクシです。

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2013年1月27日 (日)

各国ジョーク集

各国ジョーク集
1970年代中頃に、実業之日本社からシリーズもので刊行されていた本、らしい。
福島県立図書館の棚で発見、このところ何冊か借りてきて読んでいたのだけど……


ところが何故か、奥付の告知(宣伝)にある「フランス・ジョーク集」が見当たらない。所蔵してないのかと思って、蔵書検索をかけてみたら、ちゃんと書庫にいるじゃない!?

そんなにヤバい本なのか!?


ワタクシの見るところ、わざわざ隠しておく程のモノじゃないと思うんだけど(笑)。

編著者が、元、某・国営放送キャスター、磯村尚徳さん。磯村氏の味がでている、好著です。

しかし、磯村さん……、この本の方向性で、そのまま行けば良かったのに。
何を履き違えちゃったのか、東京都知事選挙に出たりして……。あんなことに巻き込まれなければ、今も「キザなおじさん」を張ってられただろうに。

あな、惜しや。

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2013年1月26日 (土)

第10回・らくごのくに

根多帳

いさん「初天神」
とんぼ「目黒の蛸薬師」
小笑 漫談&マジック
いさん「くしゃみ講釈」


雪の降る中、仙台の清正さんの表現をお借りすれば「決死隊」のお客さまにご来場いただき、めでたくツ離れとなりました。

大入叶!

ワタクシは、福島市内では久しぶりの演目。もともと8分の噺だったはずなのだけど、今日は20分かかった……。余計なエピソードを足したのもあるけれど、本題部分だけでも随分延びてる。初めてこの噺を演じた頃とは、良いのか悪いのか、随分ペースが変わったのだろう。

しかし、今日ご来場くださったお客さまには…


「今度は“明烏”を」と、重ねてのリクエストを頂戴するは、「先週のAOZに出てなかったけどどうしたの?」と、ご心配をいただくは……と、暖かいお声をみたいなかけていただいて……。ありがとう存じます。


精進いたしますので、今後も温かく見守ってやってくださいませ。

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2013年1月25日 (金)

昭和は遠くなりにけり

気が付けば、平成も「25年」(て……遅っ!!)。
ワタクシは、昭和41年に生を受けたから、64年続いた「昭和」を暮らしたのが、足掛け24年。
この正月で、ワタクシは、「平成」に生きている時間のほうが、長くなったわけだ。なんとまぁ……。

平成元年。この年は、ワタクシにとっても、節目の年だった。3月に何とか大学を卒業、就職。昭和最後の卒業生にして、平成最初の新卒社会人。そしてこの4月から始まったのが「消費税3%」。3月下旬からすでに「研修」が始まっていたけど、月末の2〜3日はそれどころじゃなくて、先輩達の納品を手伝ったのが、強烈に記憶に残っている。

24年前の、春。
皆さん、何を考えて、どんな日常を暮らしていましたか?

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2013年1月24日 (木)

他人のやらないことをやる

誰かが作ってくれた道を行くのは、ラクだ。失敗するリスクも低い。

しかしそれだけじゃ、おもしろくない。他人のやらないことをやる、もちろんリスクは大きい。取り返しのつかない失敗の恐れだってある。

だからって、手をこまぬいていたところで、何も始まらない。エイヤッと気合を入れて、未知の世界へ踏み込み、飛び出す。これこそ、人生のロマンじゃないか?

アルジェリアで、そんな心意気を持っていたであろう、たくさんの人が命を落とした……。痛ましい限りである。

それだからって、ワタクシには何もできはしないのだけど……

できるだけたくさんの人が笑顔でいられますようにと願いながら、ワタクシは、フツーの生活を心がけよう。フツーの暮らしの有り難さを、噛みしめながら……。

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2013年1月21日 (月)

ありがとう

ありがとう
長年、お世話になったグッズたち。
お財布、腕時計、6年使ったケータイ、N702iD……。


いずれも、ここ数日の間に、新しいものと交換した。


今まで長い間、ありがとう!

ケータイは、スマホにはしませんでした。
でも、文字入力が、なかなかうまく行かん! かなり勝手が違うのね。

しばらく格闘が続きそう……。

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2013年1月20日 (日)

斎太郎節

斎太郎節
「さいたらぶし」と読み、これが宮城県の民謡と知ったのは、2週間程前のこと。

♪松島ァ〜のォ〜
 サ〜ヨ〜瑞巌寺ほどの
 寺も無〜い、ト〜エ〜
あれはエ〜エ〜エ、エイト、ソ〜リャ
 大漁ダ〜エ〜♪

その瑞巌寺を訪なってみました。国宝の本堂は大修理中、写真の如くラッピングされています(そういえば、以前「鶴ケ城」へ行ったときも瓦の葺き替え中でラッピングしてあった……よくよく名所のラッピングに縁があるらしい)。でも、普段は公開していない庫裏と、政宗公のおかみさん、愛姫さんの廟を拝観することができます。

さてさて、昨日は「仙台新撰落語会」出演でした。新撰の皆様にはとてもお世話になり、また、お客さまも多数御来場くださり、有り難い限りでございます。

根多帳(敬称略)

「富士詣り」山川 短志
「強情灸」小豆家 豆太郎
「天失気」賀千家 ぴん吉
「三方一両損」水無月亭 六六
「幾代餅」招福亭 こいく
伊勢音頭・かっぽれ 櫻川 后左江
「藪入り」天地家 創造
〜仲入り〜
「鰻屋」剋家 清生
「つる」桂 友楽
「味噌蔵」ワタクシとんぼ
「動物園」・南京玉すだれ 翁家 さん楽
「小言幸兵衛」親夜亭 目ぼそ

大入叶!

ワタクシは……圧倒的な稽古及び発声練習不足……。自分自身、納得行かない高座でございました。せっかく貴重なお時間をいただいたのに、この体たらく、誠に申し訳のない次第……。

まだまだ精進が足りぬなぁ。

ところで「味噌蔵」の中に無理矢理組み込んで唄った斎太郎節のメロディー。ほぼワタクシの古い記憶から呼び覚まされたものなのです。
いったい何かと思ったら、伊豆は伊東のホテル「ハトヤ」のTVCM。よく知られた「電話は4126」と別バージョンで、海鮮レストラン「大漁苑」のCMが、斎太郎節の替え歌だったんですね。

恐ろしや、幼時の記憶!

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2013年1月19日 (土)

福島、積雪約30 センチ

福島、積雪約30<br />
 センチ
米沢や山形の皆さんには笑われるだろうけれど、福島でこれだけ降るのは、超・大雪。家から福島駅へ向かうバスも、ずいぶん遅れた……1本早めて、正解。

福島からの奥羽線は、終日運休だって……。

それでは、仙台へ行ってきます。

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2013年1月17日 (木)

演りたい根多リスト

ワタクシの枕頭に「高座実演記録集・2008.12〜」と銘打った、A4サイズのルーズリーフ・ノートが常備してある。
落語再デビュー以来の演目、日付、会場などを書き留めている「根多帳」だ。

最初は、台本から寄席のチラシから、何から何まで一冊に綴り込んでいたのだけれど、納まりがつかなくなってきたので、2年程前に分野別に分けた。これを手軽にできるのが、ルーズリーフの便利なところ。

さてこの「根多帳」だが、高座で披露した演目以外を書き留めるページを設けてある。それが「演りたいネタリスト」。

大体いつも年初に書く。そして、後から気になった演目が出てきたら、書き加えて行く。

それでは、ここに今年の「演りたいネタリスト」、特別公開!

「明烏」。
いつぞやのAOZ寄席で、お客さまからリクエストをいただいた。それからもう1年以上……取り組みは徐々に始めてる。


「搗屋無間」。
“幾代餅”“紺屋高尾”と同工異曲の噺。これも仕込み中だけど、オチとそれを導く場面がたいへん解りにくい……。工夫、工夫!


「野ざらし」
春の噺だから、GWまでには一度出したい。お手本は三代・柳好師!


小佐田哲也作「猫」
枝雀師の演目。ワタクシの話法に合うように、どうやって作り直すか……。


「茶の湯」
とても好きな噺で、一度高座披露寸前まで行ったけど、結局成らなかった。今年こそ!


「紙くず屋」
一昨年3月のAOZ寄席に掛けるつもりだったけど、そこへ3・11が……。足掛け3年の課題。


「粗忽の使者」
まだ福島の仲間が演るのにぶつかったことがない。永生師匠のは録音で聞いたかな? 米沢の鯉志さんのが見事だった。アアイフフウニ、ワタクシモヤリタイ。


「大山参り」
そろそろ自分も「お毛がなくておめでたい」ので(笑)。


「ろくろっ首」
与太郎がうらやましい? 


「ゴニン逮捕」より、ましな創作もの
勢いに任せて作ったはいいけれど、既にもう通用しないもんなぁ……。しかし、ワタクシの変化に乏しい狭き日常にも、おかしな話がいくつも転がっているというのが解ったのは大きな収穫。さぁ、アンテナを張り直さなければ!

というわけで、今年のネタ卸し目標は以上、十演目!
どれだけモノになりますやら……。

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2013年1月15日 (火)

職住近接

大都市圏に暮らす勤め人には、理想の形なんだと思う。
もう少し贅沢を言えば、あんまり近すぎるのも考えもので、会社の目の前よりも少し離れた位がちょうどいい。
ワタクシが最初に勤めた会社のA先輩。借り上げアパートに住んでいた。ある日、どうしても出勤する元気が出なくて部屋で寝ていたら……彼の上司が会社の構内放送で「Aくん、Aくん、至急、事務所まで!」と叫んだ(笑)。
内田百間の随筆にも、横須賀の海軍兵が「近すぎると遅刻の取り返しがつかない、少し距離があるほうが何とかなるもんだ」と云った、というのがある。

なるほど……。

わたくしが最初に就職したとき。偶々空いていた「借り上げ社宅」に入れてもらったけど……会社の裏門から歩いて3分走って1分。遅刻の言い訳は、すべて自らの不徳に帰するほかはない(ただ、幸い構内放送で呼び出しを食らうような立地ではなかった……笑)。
海老名から秦野に引っ越して、1時間は早く起きないといけなくなったけど、少々寝坊しても「小田原厚木道路」を全速力で飛ばせば、間に合った。もちろん危ない目にも遇っていて、小田厚の路面に、ワタクシの印した長い長いタイヤ跡がしばらく残っていたことも……

清瀬に住んで板橋に通っていたとき。「最も安全確実な公共交通機関のルート」で定期券代の申請をして、丸5年間その定期代を頂戴していたけど、実は、そのルートの定期を買ったことがない(笑)。往路はそれよりちょっと不便だけど、所用時間もラッシュに揉まれる時間もはるかに短くて切符代も安くて済むルートを。復路は待たずに帰れるルートを選んで、回数券とバス共通カードを駆使して「回数券通勤」してた。
そして一番時間もお金もかからなかったのが「原付通勤」。片道15キロ少し、途中の道のりに東京近郊にはかなり珍しい、フルスロットルでカッ飛ばせる長い区間があったから、バス+電車だと小一時間のところ、30分ソコソコで行けた。でも、それに固執しなかったのは、ワタクシそもそも電車やバスに乗るのが大好きだし、ややもすると味気ない“痛勤”になりがちな毎日に変化が欲しかったのだろう。

今、福島でのクルマ・バイク通勤の距離、15キロ弱。福島にしては「長距離通勤」の部類に入るらしい。しかも、南北に大きな動脈のある福島盆地を、東西に横断しなくてはならない。だから、クルマやバイクで走る通勤距離は東京にいたときより短いのに、時間は余計にかかる(苦笑)。

今の職場に通いはじめるより先に、今の住居に入っていたし、以来未だに引越資金ができないんだから、しょうがない。

ところで、現在の通勤ルートは、ほとんど短縮の余地が無い。だから、昨日1月14日のような大雪の翌日は、普段より早起きするしか、手段がない。
う〜ん、むしろ明日の、16日朝が、恐ろしい……。奥羽山脈向こうの雪国とは違って、福島の雪の翌朝は、晴れて、冷えて、ガチンガチンツルンツルンに、凍りまくるのですよ……。
明日も、早起きだ〜!

ところで。原付通勤で「儲けた」交通費……

板橋の職場“最終日”の帰途。
スピード違反で捕まり……、結局、国庫に収めたのでした(涙)。

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2013年1月13日 (日)

第53回・中合寄席

根多帳

京の助 漫談とマジック
とんぼ「つる」
ツイ輝「酒の粕〜からぬけ」
ひや奴 薩摩琵琶「春日野」
ダーク 奇術
小笑 漫談
順八「電話体操」
永生「野ざらし(序)」
漫太郎 漫談と物真似

期待に違わず、大入叶!

ワタクシ本年の初高座。
不発(苦笑)……。

原因は、解ってる。ショッパナに、お客さまの悪口を云っちゃった。これで、せっかく京の助さんがあたためてくださった客席を冷やしちゃったのだ。
それを引っ繰り返せるのはプロの技だ。とてもそこまで至らないクセに、お客さまの悪口から噺をスタートして、いいワケがない。自分のリズムも狂いっ放し。完璧な不完全燃焼。それで今現在、自棄酒+自棄食い中。

大反省……。

もっと謙虚にならなければ!

今年、新しくレパートリーに加えたい噺が3つある。「野ざらし」「明烏」「搗屋無間」。
でも、前半は「つる」を、何とか10分に収めて、形にしたい。この「尺」で、ワタクシが何を考えてるか、解る人には解っちゃうでしょう。

「栄冠は君に輝く」の、生出囃子に乗って、高座に上がりたい。


そのためには……まだまだ色々、足りないね。

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かつてのショートホープを

吸いたいなぁ……。

今宵、悪友Iくんと、タバコ談義で盛り上がった。
彼は、電話口の向こうで、今もって健在な缶ピースの旨さ、そして、ロングピースの旨さを称揚していたけど……

ワタクシにとって忘れがたいのは、20年ほど前迄の、ショートホープ。

あれは、旨かった!

今でもショートホープは、どこのコンビニにもあるけれど、当時の味わいは、ない……。

あのパッケージと味とを、ともに復活してくれるなら……ワタクシの「失われた20年」が、取り戻せる気がする……。

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2013年1月11日 (金)

10年前の年末年始に、

タンドーのオッサンが、福島へ帰った。

年明けにオッサン、当時、東京都下に構えていた我が家へ泊まりに来た。お互いに暇だったとある一日、新宿・末広亭へ遊びに行った。


木戸を入ったら、都家歌六師が「ノコギリ音楽」を演ってらしたのが、強く印象に残っている。

ワタクシの大好きな「芸術協会」の席だったから、下席だったんだろう。プログラムには、未だご存命だった春風亭柳昇師の名も出てた。ところが、体調が良くないということで休演(この年6月、他界)……代演が一番弟子の昔昔亭桃太郎師。これが柳昇師休演のガッカリを引っ繰り返してくれた、名演。駄洒落連発のマクラの後から「代書屋」に入った。他の芸人さんがたには申し訳ないけれど、当日の演目がソラでパッと思い出せるのは、唯一、桃太郎師だけ。

あと、覚えているのは、大神楽のボンボンブラザース師、笑福亭鶴光師、そして……先代・桂文治師。

密かに持ち込んだお酒の勢いで(末広亭の客席は原則禁酒)、文治師匠に「待ってました!」と声をかけたら、「待たれるほどのものじゃありません、どうぞ、お構いなく」といなしてくださった(その、丸一年後、他界……)。

あれから10年たったのかぁ……。

あの、末広亭での一日から、ワタクシの方向が、ガラリと変わった。

その時は、将来福島に暮らすことになるなんて、微塵も思ってなかったし、ましてや再び自ら落語を演るなんて、夢想だにしてなかった……のだけど。

でも今、ワタクシは福島に生きていて、ノンプロだけど落語にのめり込んでる……。

そのまま東京に留まっていたら、ワタクシはたぶん「鉄道オタクの中年腐れオヤジ」で終わってた。

ま、「鉄」が「落語」に置き変わったくらいで、根本は変わらないんだけど(笑)。

とにかく、現在、福島を中心に「落語」でもって、北は青森から西は大阪まで、動き回っている我が姿に、我ながら驚く。

そして、現時点で、既に……
地元福島はもちろん、
仙台
東京
北海道
青森
(審査が通れば)大阪

と、高座の予定と目論みが。

そして今「福島」に居る……。

これだけ全国的に、全世界的に注目を集めている土地に今、生活を送っているということは、ひとつのアドバンテージだと思う。

オッサン、よくぞワタクシを、東京から連れ出してくれました!

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2013年1月10日 (木)

ガーリック田楽(2)

ガーリック田楽(2)
レシピその他は、昨年1月19日の記事に、書いております。

ワタクシ、妖怪「豆腐なめ小僧」の生まれ変わり」だと思う。年間に食す豆腐の丁数なら、全日本人を母集団として、偏差値75を下らないという、クダラナイ自信がある。

夏は冷奴。冬は鍋もの……が、永らく定番だったのだが。
落語を再開してから「田楽」がレパートリーに加わった。
これがなかなか、悩ましい。今日の一丁を鍋で煮るか、田楽に焼くか……。もちろん迷った末に併用することもある。

その点、今夜は迷いはなかった。土鍋には、昨夜からじっくり煮込んでいる“風呂吹き大根”が。だから今夜は“田楽”でキマリ!

「あぁ、ウチの味噌蔵にも火が入った!」なんてつぶやきながら、上顎を火傷しそうな熱々を頬張る……至福のひととき。

昨夏、青森でご一緒させていただいた、傳右衛門さんのお豆腐を、田楽にしてみたいなぁ……。

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2013年1月 4日 (金)

福島帰着

福島帰着
新幹線は速い! 大宮から1時間ちょっとで着いちゃった。

元日夜、悪友イガラシ氏宅へ。翌朝彼の家を出て、駅に着いたら、財布が無い! 前の晩に酒代の精算をしたから、イガラシ宅にあるのは確実なんだけど、彼はバイクで出かけてしまい、夕方まで戻らない、という……。仕方が無いので近所の本屋で、年末、ややま先生が薦めてくだすった「間抜けの構造」を買って、スーパーのフードコートで時間つぶし。

年明けから、間抜けで粗忽なワタクシでした……。

たくさんの年賀状、ありがとうございます。こちらは年末バタバタで、まだ出せてない方多数……これから書きます。また、喪中なのにも関わらず、敢えて出させていただいた方もあります。失礼の段、お詫びいたします。

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2013年1月 1日 (火)

レッドスネーク、COME ON!

レッドスネーク、COME ON!
「レッドスネーク COME ON!」ショパン猪狩・著
三一書房、1989年3月15日刊
福島県立図書館蔵

明けましておめでとうございます。
毎度ご来訪いただき、または今日初めてひょんな検索結果からこちらへ遊びにおいでくださり、ありがとうございます。

この本の表紙の写真のショパン猪狩さんに、そして、箱の中に隠れながらそれに応えている千重子夫人に倣って、ワタクシは、いつでも満面の笑顔で、ワタクシに関わる全ての皆さんと、お付き合いします!

思い切り、笑いましょう。
心行くまで、泣きましょう。
気が済むまで、怒りましょう。

そして、最後には、みんなで一緒に笑いましょう!

今年は“ヘビ歳”。笑いの神様「レッドスネーク、COME ON!」

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