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2013年3月30日 (土)

AOZ寄席「春が来る!」

根多帳

ツイ輝「大安売」
画楽多「間男」
小笑 漫談&マジック
とんぼ「野ざらし」
清生「本膳」
すゞめ「転宅」
いさん「牛褒め」

清生さん、福島初高座は、いかがでしたか?

さて、今回もたくさんのお馴染みのお客さま。トモノリくんも来てくれた。それに、遠路はるばる仙台から、かすみさんに福楼くん。かすみさんは呼び込みまでやってくれて……有り難い限り! おかげさまで「大入叶」!

今回のワタクシ、駄目でしたね……。先月のような「やりきった」感には、程遠い出来……。いたたまれなくなって、掻き回す下げで降りて来ちゃった。

でも、これは必ずリベンジしてやるもんね! 陽気で能天気で、その場の気分で突っ走る「八っつぁん」は、出来はおいとくとして、演じていて、やけに楽しい。
そこへ行くと、同じそそっかしい江戸っ子でも、「熊さん」は“考える人”なんだよね。

さぁ、てえへんだ、てえへんだ! 5月のAOZ寄席、目論みは「熊さん」が主人公の噺だぜ……

頼む! 熊さん、ワタクシに降りてきて!

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2013年3月29日 (金)

「はたらく」とは

“はた(自分の周り)”を楽にすること。

いつ、誰に教わったのか、残念にも忘れてしまったけれど、ワタクシの胸の中に常に据わっている、いわば「座右の銘」。


だからって、ハタのために自分だけストレスを溜めたんじゃ、しょうがない。いかにハタを楽にしながら、自分もラクするか……。
毎日、そればかり考えているような気がする。

でもね、それを一所懸命考えながら実践してると、何も云わなくても、解ってくれる人がいる。

有り難いなぁ!

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2013年3月26日 (火)

今年の池田の日程が決まりましたね

10月19日・予選、10月20日、本選。

ワタクシもちろん、次なる「名人」を目指して応募するべく、作戦を練り始めております。

今年は、厚ぼったい封筒を受けとりたいなぁ!(苦笑)

でも19日が……会社カレンダー、出勤日なんだよね……。いささか、アタマが痛い……。

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2013年3月24日 (日)

独りで悩んでも何も解決しない

んですね。

だからといって、自分じゃ逆立ちしても思いつかないような、すばらしくブッ飛んだ解決策など、事細かに教えてくれる人なんか、まず、居やしない。

でも、抱えている悩みを、自分一人で背負ってないで、周りの誰かに話してみよう。

すると、自ずから、ひとつの「途」が、浮かび上がってくる。

タンドーオヤブンが、よく云っていた。「仲間こそ大切なんだ」、と。

おかげさまでワタクシ、素晴らしい仲間、友、先輩、後輩に、恵まれているようです。

ありがたや、ありがたや!!

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伏黒・飯舘仮設寄席

小笑兄さんの肝煎りにて、伊達市伏黒の仮設住宅でお暮らしの飯舘村の皆さんに、寄席をお楽しみいただこうという企画。

根多帳

笑遊「猫と金魚」
とんぼ「長屋の花見」
小笑 漫談&マジック
すゞめ「強情灸」
いさん「初天神」
ツイ輝「転宅」

40名ほどでしょうか、我々で並べただけの折り畳み椅子では足りなくなりました。大入叶。明るく笑っていただいて、演者一同、感謝です。

小笑兄さんの上がりのときに、ハプニングが! 高座にしていた演壇のキャスターが転がって、兄さん転落! 幸い、おケがなくて、会場一同、ひと安心……。事前に転動防止対策したんだけどなぁ。キャスター付き演壇を高座に使うときは、気をつけましょう……。


さぁて、午後は、何しよっかなぁ……。そうだ、図書館に行って、5月のAOZ寄席に向けた、根多探しだ。

まずは自宅近所の、もちずり学習センターへ。備え付けのコンピュータ端末に、目当ての演目を打ち込んで「検索」。今日は暇だから、市内一円の図書館・図書室巡りしてもいいや……

検索結果、出てきたCDが、3枚……

その内2枚が、な、な、なんと、ドンピシャ「もちずり」に! しかも、残る1枚、蓬莱のCDは、もちずりにあるお師匠さんのお弟子さんの音源。

これはまさしく、落語の神様の啓示……

というわけで、5月AOZの演目は、決まりました。

ヒントは、この記事中にあり(笑)。

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伊達の「んめ〜べ」

伊達の「んめ〜べ」
出前寄席のあとで、みんなで昼食。

JA伊達みらいさんの直売店「んめ〜べ」のすぐそばなので寄ってみた。

美味しそうな春菊、アサツキ、サラダわさび菜、ゲット。
わさび菜は、山形産だけどね。

ん〜、草食なワタクシ。

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2013年3月21日 (木)

♪昨日生まれた豚の仔が

蜂に刺されて 名誉の戦死〜♪

こう歌えるくせに、元の歌詞が思い出せない(苦笑)。


世界中、どこでもきっとそうなんだろうと思うけど、たった一握りの連中のプライドや意地なんかに、付き合わされちゃカナワン、と、大多数、思っているだろう。

でも、そこに向かって異を唱えるには、莫大なエネルギーが要るわけで。

そうなると、面従腹背、笑いに託して、冒頭のような替歌が流行ったりして。

どんどん狭くなりつつある、われらが故郷、太陽系第三惑星。
そんな狭いところでドンパチやったって……今や誰一人、得することなんか、ないのになぁ……。

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2013年3月18日 (月)

ぞろぞろ、だくだく

今は医者の卵で、毎日医療の現場で忙しく過ごしているであろう、光家虎ノ助くん、こと「ミネ先生」。


志ん朝師匠に芯から傾倒していて、虎ノ助くんの高座姿は、まるでその場に志ん朝師がよみがえったようだった。


そんな彼の噺で、印象深く記憶に残るのは「ぞろぞろ」。


ともすれば説教臭くなってしまいがちな噺だと思われるんだけど、虎ノ助くんの噺は、テンポ良く威勢良く、芯から明るく笑えた。

仙台の、ワタクシの舎弟「福楼くん(というと、ご本人、ビミョーに困った顔をされますが……。もちろん、向こうの方が素晴らしいイケメンですから、ね)」。
福楼くんの「だくだく」、これがまた、いいんです!

「落語はいわばバーチャルリアリティーの世界、その枠組みのなかでさらにバーチャルな世界を……」なんて、ワタクシなら面白くもなんともない能書きを垂れたくなっちゃうところ……福楼くんは、そんなお題目をウッチャって、噺の世界へ観る者を引きずり込んでくれる。

二人とも、ワタクシを刺激してくれる、大切な友です。
まだまだ、負けないつもりですよ!!

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2013年3月15日 (金)

もちずり寄席

いつも(出る方でも観る方でも)どうしても写真を撮る余裕の無いワタクシ。というわけで、今回もビジュアル要素無しにてご容赦……。

根多帳

笑遊「紙入れ」
ツイ輝「転宅」
小笑 漫談&マジック
とんぼ「かわいい」
いさん「雛鍔」

お囃子 小染社中

「空席以外は満席」(笑)、とはいっても、50名様を超えるご来場! 大入叶! お客さま、学習センターの係の皆様、老人会役員の皆様に、感謝申し上げます。


今日の出色は、何と云っても、ツイ輝兄さんの「転宅」!
根多卸しの不安な空気が、ほとんど無し。しっかり、さいご兵衛になって、お客さまの心を見事に盗ってました。さらに、普段は静かな「楽屋」だけれど、今日は兄さんの噺に引き込まれて、笑い声に満ちてましたよ!

また新たな一歩のスタートですね! おめでとうございます。

一方、ワタクシは……、震災発生以来、封印していた噺を、久々にかけさせていただきました。
中身は至って他愛のないものだけど……「手厚く葬りたいから死骸を引き取りたい」というクスグリの台詞。これが、ワタクシ自身、笑えなかった。

一昨年の4月、志津川へ訪れたときに見た様々が、脳裏を去来する……。
三角の赤い旗がたくさん、津波の瓦礫に、はためいていた。「ここに収容できてない遺体がある」という印……。
そして、我々が噺をさせていただいた志津川アリーナ、壁一枚隔てた向こうが、遺体安置所だったこと……。

生々しすぎて、ね。ましてやワタクシのこの噺のマクラは、必ず「千の風になって」の替歌を歌うことになってるし……。

でも、悲しみ続けているだけじゃ、始まらない。
震災復興が、早く成るように……そんな思いで、今回、封印を解きました。

もちろん「原発を再稼働しよう」なんて云ってる人たちみたいに、一昨年の出来事を簡単に忘却の彼方へ押しやってしまうわけではなく。

この噺をかける度、筍を美味しくいただく度、2011・3・11、14:46の記憶を、新たにするために……。

それは、それとして。

もちずりのお客さまは、ホント優しいなぁ! 演者一同、感激です。


ただ……お一人、ちょいと困ったお客さまが……。

先のセリフがわかっちゃっても、お願いですから、演者より前に云わないで!(笑)

映画館だったら、ネタバレの被害者は周りの何人かだけで済むけど、生の高座だと、演者が動揺しちゃうんです。今日のいさん師匠がマクラで話したように、そういうの、高座から丸聞こえなので……。

今度は開演前「携帯電話についてのお願い」のほかに、もうひとつ追加するようかなぁ。

「もし次のセリフがわかっても、決して声に出して云わないでください!」

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2013年3月14日 (木)

竜田川は相撲取り

今場所は、白鵬関が気を吐いているようですが。


「たつたがわ」が力士の名前だとゆうのは、落語の世界での話だと思っていたのですよ、ワタクシ、つい先日まで。


確かに「たつたがわ」を名乗る現役のお相撲さんを知る人は、今、誰もいない。それもそのはず「たつたがわ」が「年寄名跡」だから。

「年寄名跡」すなわち、親方衆が受け継いでいる四股名は、江戸時代の人気力士の名を、今に伝えているもの。そのひとつが「たつたがわ」。ということは、昔「たつたがわ」を名乗る、人気の名力士が実在した証拠。

その人が豆腐屋の倅だったかは解らないけど(笑)。

そういえばワタクシ、未だ「千早ぶる」を掛けてないなぁ……。

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2013年3月13日 (水)

むすめふさほせ

むすめふさほせ
今回のタイトルと画像の関係、ワタクシが云う前にわかった方、いますか? 著者は、楠本早紀。「競技かるた」最年少クイーンに輝いて以来8年、未だその座をキープし続けている、凄い人。


なぁんて、先週金曜日に、閉館間際の県立図書館でこの本に出会って、初めて知ったんだけど(笑)。

ただ、タイトルがとても気になって、手にした次第。

だって……高座に上がって噺を始めれば、いつでも、自分の記憶と、向かい合ったお客さまとの真剣勝負だからね。

今夜までに、半分ちょい読んだ。
競技かるたの選手と落語の演者……なんだか、結構通じるところがあるようです。落語に関わっていらっしゃる方々に、お薦めの一冊です。

落語好きなら、外せない、二枚の札。
一枚は「ちはやぶる、か」。
そしてもう一枚は「せ」の、一字決まりの、あの歌。
ワタクシが20年以上のブランクを経て落語に戻って来たのは、崇徳院さまのお導き、なのかもね(笑)。

演りたいなぁ、「崇徳院」!
あの噺でワタクシが好きなのは、ヘロヘロ状態の熊さんが、お嬢さんのお店出入りの鳶頭に向かって
「三軒長屋、三軒長屋……三軒長屋ァ!」
と叫びながら、むしゃぶりつくシーン。
口先には思わず欲目が出ちゃう熊さんだけど、内面にわだかまってたいろんなことに、一遍に陽が射して……。

われても末に 会わむとぞおもふ。

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2013年3月11日 (月)

丸二年、たった……

今ワタクシは、フクシマで、フツーに生活できている。

これからも、フツーに生きて、笑っていたい。
フツーに笑って、生きていられることの、有り難さをかみしめながら……。

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2013年3月10日 (日)

今夜は自宅で書いてます( 笑)

今夜は自宅で書いてます(<br />
 笑)
こんな風の強い日に、わざわざ何しに仙台へ赴いたか、といいますと……「東北学院大・落研 追い出し落語会」を、観に行ったのです。

先日の定期公演レポートは、吹雪に振り回された帰りのバス車中からのお届けでした(……ほかにすること何もなかったし……)が、今日は福仙往復の裏技のおかげで、我が家より、寛ぎながらお送りしております(笑)。

根多帳

麻留家くくり(まとめや・くくり)
「ちりとてちん」
鍬菜乃くいな(すきなの・くいな)
「親子酒」
名締家志ん藤(なじめや・しんとう)
「真田小僧」
昇舎かっ太(しょうしゃ・かった)
「長屋の花見」

卒業生紹介
仲入り

豊包亭福楼(ほうほうてい・ふくろう)
「だくだく」
時和亭兼成(ときわてい・かねなり)
「お見立て」
信祈楼かすみ(しんきろう・かすみ)
「花筏」
「崇徳院」(二席)

先日の定期公演とならべても、根多アタリ無し、重複出演も、福楼くんだけ。二回に亘って、大いに楽しみましたです!

皆さんそれぞれへの感想は……今日は既に酔っぱらってしまってるので、会場で記してきたアンケートで、すみませんが勘弁してください……。

少しだけ、この場で補遺を……

かすみちゃん、やっぱり、イイね!

どこがイイかというと、あのフンワリした、やわらかで、ファジーなところ。登場人物がみんな、柔らかではにかみ屋で優しくて、心地よく温かな軽さで、噺の中を舞っている。
高座名の「蜃気楼」「かすみ」のごとく、軽くはかなげな表向きの中に、温かくしっかりした味わいを秘めていて……。いつの間にかそこへ引き込まれて、噺の世界を、一緒に自分もフワフワ、フワフワと舞っている心地になる……。

ワタクシ、大ファンです!


二席の合間に語ってくれた思い出話、ワタクシ、聴いてて、ちょっとホロリと来そうでした。この震災といい……貴重な経験いっぱいの4年間でしたね。
おつかれさまでした! 卒業、おめでとう。そして……

「社会人落語」の仲間へ、ようこそ!

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結局……

結局……
往復とも、新幹線!!

先々週もJRにしとくんだった!?

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案の定、動かない……

案の定、動かない……
じゃあ、往復で3000円奮発して、新幹線でゴーだ!

西口改札でWきっぷを見せたら、ナント!「新幹線振替乗車証」を、くれた。

おかげで、ワタクシお気に入り、新幹線ロビーの立ち食いうどんも食えた(笑)。
しかしなぁ……今乗ってる列車、空いてるんだから、在来線ホームや改札で、振替のインフォメーションをするべきじゃないか? JRさん……。

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これから仙台行き……

これから仙台行き……
先日の轍を踏むまいと、JRの切符を買ったんだが……これだ(苦笑)。
頼む、少しくらいおくれてもいいから、たどり着いてくれ〜!

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第十一回・らくごのくに

この土日は、ワタクシ「落語観覧」週末。

昨夜土曜日は、われらが真打、いさん師匠がお席亭の「らくごのくに」。

根多帳

いさん「雛鍔」
漫太郎 漫談
小道「ピンクレシートの日」
いさん「二番煎じ」

まずは「ツ離れ」達成! めでたやな、めでたやな!


いさん師匠は、少々お疲れの模様?
「雛鍔」、年初の初天神とどうしても較べてしまうのですが、金坊のこまっしゃくれパワーがもうひとつ……。
しかし「二番煎じ」は引き込まれました。これはワタクシも演ったことのある噺だけど、ワタクシが稽古台にした志ん朝師の噺とはかなり異なる演出。人物のカリカチュアライズ法、仕草に噺運び……。ワタクシが「志ん朝版」を先に頂戴してしまった故に、相当ご苦心なさったのでは?

漫太郎師匠。高座でご自身おっしゃっていらしたけど、今年御年80歳。
漫太郎師匠なくして“ワタクシとんぼ”はなかった。ワタクシが福島でガンバっていられる、大きな心の支えをくださった、大恩人。どうぞいつまでも、元気に陽気に語ってください!

そして、小道さんの「ピンクレシートの日」。

圧巻でした!!

未婚のワタクシなんぞには、どう転んだってああいうプロットは思い付けないし、よしんば思い付いたにせよ、リアリティーが出せない(おやおや、何だか日本人がよく騙されるカタカナ言葉まみれ……)。
テンポ良い噺運びといい、ちりばめられたギャグといい、チラリと現れる夫婦の情といい、そして終盤、落ちへの一気呵成のなだれ込みといい。
そして、落ちが「はんどたおる」より、よほど上を行ってる!

何より、噺の要所要所に小道さんの現在の日常や、ここ1〜2年の様々がにじみでていて……。とは云っても、小道さんに初めて会った人でも、笑える、頷ける、そしてちょっぴりホロッと来る。

コンテスト向けには尺が長いけれど、沢山の人に、聴いて、観てもらいたいなぁ!

お開きの後、小道さん、ツイ輝兄さんと「すが野」で一杯。小道さんはクルマでご来福ゆえAC抜きで残念でしたが、話には大いに花が咲き。
小道さんのお帰りを潮に「じゃあ、我々もそろそろ……」と、腰を上げかけた頃合。
われらがご贔屓、コンノ社長ご登場!
それから更に盃は重ねられ、落語と歴史談義が盛り上がり……結局「午前様」(笑)。

今日、休みにしておいて、良かった!

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2013年3月 7日 (木)

高校受験の思い出

今日は、福島県立高校の二次選抜(いわゆる「一般入試」)だったそうな。思えば、ワタクシが福島へ来た年に、ピカピカの小学校1年生だった子たちが、今日の入試に臨んでいたのですなぁ……。

もうかれこれ31年前の、昭和57(1982)年。
ワタクシも、そんな「受験少年」だった……。

正直、何をどうすりゃいいやらサッパリ解らないうちに、いつの間にやら「受験生」になってた。高校に行ったら何がしたいとか、社会に出たらどんなことをやりたいとか、そういうハッキリしたビジョンは、何も持ってなかった……。まぁ「親の迷惑にならなきゃ、御の字か?」と思い至るのが、せいぜい。

そんなあやふやな気持ちに整理がつかないうちに、願書を出す時期が来てしまった。

高校を網羅したガイドブックをパラパラめくっていて、あるところで手が止まった。その学校の部活一覧に「落研」があったのだ!

公立校で家から近く、伝統校ではないけれど地域の評判は悪くない。しかも、自分の学力相応……

それを見た瞬間、ワタクシは、第一志望を、そこに決めた。

幸い合格、入学、件の落研にも晴れて入部した。けれど……。
金原亭世ノ助師匠が創立した“清瀬高校落語研究部”、結局はワタクシが「最後の所属噺家」ということになってしまった。

でも、不思議なもので。
ここで出会った親友、NとTに、タンドーオヤジに引き会わされ、あげくは福島へ移り住んで、再び落語に熱を上げてる……。

入試当日、母が心を込めて作ってくれたトンカツ弁当の美味かったこと、試験最中の静かな教室に、ワタクシの腹の虫の鳴き声が響き渡ったこと……。

入試問題なんか、これっぱかりも憶えちゃいないけど、そういう些細なことや、その後の3年間の経験は、大切な、宝物。

今は、今しか無いよ!

今でしょ!(笑)

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今朝の一句

信夫野に 春訪えり
上げ雲雀

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2013年3月 2日 (土)

ちょいと、ひと手間

近頃、ちょいとひと手間、かけていること。

その1。
「週に一遍、海苔を焼く」

ワタクシの昼の弁当は、7割方「二段海苔弁」である。
いつもは、ベニマルなんかの特売時に焼き海苔を買い貯めておいて、それを使うのだけど……、

昨年の秋「業務スーパー笹谷店」で、“お値打ち品”100枚入りで500円の海苔発見!
普段海苔など買わない人にはピンと来ないだろうけど、10枚入りで178円なら御の字、158円にでもなっていようものなら、うわずって買いだめに走っちゃう、というのが、ここ数年のワタクシ。
いや、それより安い「焼き海苔」があるのも解ってる……でも、あれは「海苔」じゃない。いわば「畳みアオサ」で、海苔の風味を期待してはいけない。

ワタクシが発見した品物は、正真正銘の海苔。赤みがかった色が、その証拠……


あれ?
ってことは、コレ、焼いてない海苔!?

どうしようか四半時ばかり悩んで……、結局、買ってきた。

ワタクシが幼い頃、ウチにストックしてあった海苔だの胡麻だのの乾物は、みんな火の通っていない「板海苔」や「洗い胡麻」だった。
だから、食卓に上せる直前に、焼いたり炒ったりしてたものだ。
もちろん「焼きたて」「炒りたて」の方が数段勝るのは当たり前! でも、手間も時間もかかるし、結構コツの要る作業だ。だからついついコンビニエンスな方向に走っちゃう。だいいち今「焼いてない海苔」なんか、フツーのスーパーじゃ見かけないし。

かく云うワタクシも、苦節3ヶ月……ようやくウチのガス台の炎で、海苔を満足に焼けるようになった……。

もうひとつは「炒り小女子おろし」。
今までは、干し小女子そのまま、大根おろしをかけて食していたのだけど……、小女子を軽くフライパンで、から炒りしてみた。

これが……ンマイ!

カリカリの小女子にマッチする、ふんわりシャキシャキの大根おろし。生だとちょっとキツく感じる塩辛さが、程よいまろやかさになって……。
何で今まで、生で食ってたんだろ? これまでにわが胃の腑に収まってきた小女子たちに申し訳ない……。


もっとも、昨夜はちょっと焦がしちゃった。だから今夜は念を入れて……

フライパンを十分熱するのは基本中の基本。そこへ今夜食す分だけの小女子を。焦がさないように、こまめに揺する。さらに、フライパンを振って、小女子を空気中にさらし、よく水分をとばす。小女子がキツネ色に色づくか色づかないところで火を止めて、あとは余熱に任せてカリカリに。

これに大根おろしを添えるだけ。そもそも小女子の塩分で十分だから、調味料要らず。あ、好みでお酢かレモン汁をたらしてもいいかもね。

酒の肴に、ご飯のおかずにどちらにもステキな一品。

仕事の苦労や雪降ろしに疲れて、何かとイライラが募りがちなお父ちゃんやお兄さんにオススメの、カルシウムたっぷり、その上簡単キワマリナイな一品っす(笑)。

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