……ハハハ。自分で読み返しても、今日のは長いゾ! 読者の皆様、お覚悟、お覚悟ォ〜!(笑)
仕事中に、インターネットにある材料を探しに行ったり、調べものをすることが、よくある。
もちろん私用はご法度。だが、始業前と昼休みのひとときの、ニュースサイトチェックは欠かせない。
ホントは新聞が大好き。福島に来る前は必ず購読していたし、実家に帰れば先ず新聞を手に取る。
購読紙は滅多に変えないという、販売店にとっては「上客」であったはずだけど、勧誘員にはとてもイヤなお客だったろう。
ところが……。
こともあろうに、二回前の引越と前回の引越で、タコ販売店が連発して全く同じ失敗をやらかしゃぁがった。
事前に引越日時を電話しておいたのに、配達担当に伝わってなかったのだ。
一回目。
ワタクシが入居したその宵に勧誘に来たから気持ちよく契約、以来毎月ニコニコ顔で集金に来るオッサン。持ち合わせがなくて、居留守かましてチョイと迷惑をかけたことも度々だったから、最後くらいはきっちりしたい、とて、販売店に電話をかけて、配達の停止と集金を頼んだ。
せっかく財布にお金を支度して、呼び鈴が鳴ったら飛んで出ようと思っていたのに……。
荷物を積み終えたトラックを発車する瞬間まで、心待ちにしていたのに……。
とうとうオッサンは、顔を見せなかった。
月の半ばのことだったし、最初はあんなにフットワークの軽かったオッサンだ、。半月分オマケしてくれたんだ、と、感謝して、トラックを新居へ向けた。
半月後。
件のオッサンから電話が来た。
怒っているらしい。
「無断で引っ越すなんて、酷いじゃないか!」
「え!? だってこっちはちゃんと電話したよ」
「そんなの聞いてない。誰に言った!?」
「お店の女の人に」
「名前は!?」
「そんなのいちいち訊くわけないじゃん」
こんな「言った言わない」の言い合いくらい、不毛なものはない。
面倒になったから、向こうの云うだけの金額を、現金書留で送りつけてやった。
但し、全〜部、一円玉で!
郵便局の窓口さんが、怪訝そうな目付きでこっちを見返していたっけ……。
そんな経験があったから、トーキョーを引き払うとき、電話口の向こうでワタクシの用件を聞いたオバサンの名前を確認して、メモも残しておいた。
5月を少し残して、会社とも円満にオサラバして、6月1日未明、ステップバンの荷台一杯に荷物を積んで出立。福島へ到着してまず、当時のオンボロ福島市役所へ、転入届けを出しに行った。
「市役所に 転入届を出したから 6月1日は移住記念日」。
あくびの出そうな、ごくごく穏やかな、昼下がりだったっけ……。
ただ、それは引越前半戦。とりあえず拠点確保ができたから、タンドーさんの塾に顔を出したり、辺りを探検したりしながら、1週間過ごした。
そして、完全引越のために旧居に舞い戻った瞬間。
ワタクシ、キレた!
末日で止める約束の新聞が、郵便受けにワンサカ溜まってるじゃないか!!
即刻販売店へクレームコール。今度はメモがあるからグウの音も云わせない。誤配分の料金棒引きはもちろん、集合住宅だから、要らない新聞紙もすぐ引き取りに来る約束を取り付けた。
でも、それだけでは、煮えくりかえったハラワタの収まりがつかなくて、販売店の元締め会社(前のことがあったから取る新聞を変えたんだけど……あにはからんや、販売店が同じA系列……)にさらに電話して、小一時間、文句タラタラ、怒鳴りまくった。
それでいささか溜飲を下げて、近くに路駐していたステップへ荷物を取りに戻ったら……
ガ〜ン!!
ドアミラーに、黄色いペンダントが……
ハンドタオルをくれようが、東京ドームのフリーパスをサービスされようが、福島の販売店さんには悪いけど、金輪際ワタクシ、新聞なんか取らないんだもんね!
あ、そうそう、ネットサーフィンの話だった。
とある漫画&アニメ作品が、裁判沙汰になって、えらいことになっているらしい。
漫画作品は読んでないけど、アニメの主題歌ならワタクシ、アカペラで唄える。
♪そばかす なんて 気にしないわ♪
……以下の歌の作品がかつて揉めたのは、何となく知ってたけど。
♪さらば〜地球よ〜♪
飴々姐さんが、そんなことになってるとはね!
さて。
一昨日の「らくごのくに」。
笑遊師匠が観覧に来てくださった。
ワタクシが笑遊師匠を初めて拝見したのは、第11回・テルサ寄席。演目は「道具屋」だった。
妬けたなぁ、あのときは……
落語熱に火がつきかかっていた頃。秘かにテルサの高座に上がる自分の姿なぞ思い浮かべていたりして。
「もし自分が交ぜてもらえるなら、前座だから、何をやろう?“道具屋”がいいかな?」
なんて考えていたのだ。
笑遊師匠の“道具屋”を目の当たりにして、ワタクシはブッ飛んでしまった。
ポピュラーな噺だけに、噺運びは演者ごとにみんな違う。うちのエアチェックコレクションにも何人かあるけれど……
笑遊師匠のは明らかに、ワタクシが大好きな、先代柳好師バージョンだった。ひょっとすると、口開けの「私の噺はちょっとこう、変わっておりまして……」もあったかも……。
それから数年。
同じ高座にあがらさせていただけるようになり。
ふくしま素人落語の会は、不思議と、演目カブリが少ない。うまく“棲み分け”ができている。自分もそうだけど「この噺は誰もやるまい」という志向がみんなにあるのだと思う。さすがに近頃は同じ演目の持ち合いが増えてきたけど「お手本まで同じ」は、ない。
お付き合いを始めてそろそろ5年。
笑遊師匠のいらっしゃるところで「道具屋」を出したのは、思えば初めてだった。
先日のAOZ寄席、開演前。
笑遊師匠、前日ワタクシが演った「道具屋」を、ニコニコ顔で褒めてくださった。
嬉しかった!
でもやっぱり、これから先も、笑遊師匠とご一緒する席では「道具屋」は遠慮します。
師匠の「道具屋」、大好きですから。
多少のヤッカミくらいはあっても“取った取られた”の喧嘩にはなりようがない(「やられた!」は、あるけどね……)。
アマチュア落語は、イイね。
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