鈍行トコトコ、里帰り
福島〜トーキョー往復は、高速バスが安くてラクなのだが……
どうも近頃「予約手続」が、面倒で仕方がない。
かつての2,000円台なら、その面倒をしのぶのだが、今は3,000円台後半。
予約した時刻に前々から縛られるような気もして、なんかイヤだ。できるなら、予約無しに、気ままに乗れる交通機関を選びたい。
おカネがあれば、新幹線の「自由席」だけど、この冬は、往復使うような原資がない。
一旦、30日に里帰りすることに決め、バスの予約だけした。
ところが、支払期限数時間前に、学生時代の友人Sちゃんから「29日に神田で忘年会やるから来てね!」との、お誘いメールが。
29日は、部屋の片付けと年賀状書きをするつもりだったけど、ま、いっか〜!!
往路は鈍行列車に決めた。
13:31福島始発黒磯行き(719系)、仙台寄り乗務員室脇に乗車。
郡山乗換が無いのはいいけど、あとの乗り継ぎの接続が“良すぎ”(笑)。黒磯6分、宇都宮3分。ワタクシとしては、対面ホームとしても、10分程度ほしいなぁ。ホームでタバコ一服はどこもできなくなったけど、せめて表の空気を深呼吸できるくらいの余裕が……。
黒磯駅。
福島からの電車と、宇都宮からの電車が、同時到着。
ここの乗換は、必ず跨線橋を渡らないとならない。
数年前にエレベーターが設置されたのはいいのだが、階段と通路の幅が半分くらいにされてしまった。
ここへ、お互いの乗客がほとんどソックリ入れ替わる電車が同時到着だから、たまらない。折しも年末、日曜日。跨線橋は大渋滞……。
もう少し、上手くダイヤを組めないのかな……。
黒磯で乗り換えたのが、新鋭・E233。
汚いハナシだが、黒磯到着の少々前から、小用を催していた。
10分の余裕があれば、駅のトイレを利用するのだが……6分では、心許ない(ホームにトイレはないし)。
乗り継いだ電車のトイレを使うとしよう。
と考えて、トイレ至近の座席に陣取ったのだが……。既に「空き待ち」の列が! しかも、一人が出れば一人が並び、引きも切らない大繁盛! 列が途切れたのが“黒磯→那須塩原→西那須野→野崎→矢板”、実に4駅。皆さんワタクシと同じ考えだったとみえる(笑)。
それにしても、様子を伺っていて不思議なのが、男性の所要時間が長く、女性が短いこと。
ヤロードモはみんなウ●コしに来たのかいな!?
自分で使って、納得。
最近の電車のトイレは「バリアフリー」で、至る所が電気仕掛け。
外のドアスイッチはわかりやすいのだが、中のスイッチのありかがわかりにくい。
用を足し終わって、従来の列車トイレの感覚でペダルを探すが、無い! 「流すボタン」が手すりに隠れて見つけにくい。
手洗い蛇口が便器に近すぎ、低すぎ。
いざ出ようとすると、またまたドアスイッチが見つからない……。
これでは、ワタクシのように「汽車の便所」に慣れた人ほど、戸惑いそうだ。
確かに、車いすの人、しゃがんで用を足す女性には、使いやすいと思う。だから女性が速かったのだ。
ただ、これは確かにバリアフリーかもしれないけど、ユニバーサルデザインとは云えないぞ。
このトイレをユニバーサルデザインにする、簡単な方法を、思い付いた。
トイレに入った正面の壁に
「男性の方も、必ず便座に掛けてご利用ください」
と、書いとけばいい。できれば、五か国語くらいで、デカデカと!
ま、これはジョークとして。
しかし「バリアフリー」にしたゆえに、困る人が増えたんでは、本末転倒なんでないかい?
「ユニバーサルデザイン」の大事さを、改めて考えさせられた。
| 固定リンク | 0
| コメント (6)
| トラックバック (0)
最近のコメント