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2014年9月28日 (日)

明日から遊んでて酒が呑めねえ

顔も恐いし、態度も恐い。
でも、行動にも言葉にも、陰湿な毒がない。
ワタクシは、彼の前では、蛇に睨まれた蛙である。
ただし、彼は、毒を持たない、いたって気のいい青大将だ。かなりクセはあるけどね(笑)。

ワタクシは、知っている。
彼は、ものすごい照れ屋だ。

相手をプラス評価してる、ホントは好きなのに……。でも、それをそのままズバリ口に出すのは、どうしても照れてしまってダメなのだ。

男は、大なり小なり、そんな性癖を抱えているものだと思う。


台所で転んだ、女房のお崎に
「あ〜、だから云わんこっちゃねぇ……。おい、お崎。……お崎? 大丈夫か? まさかおまえ、怪我でもしたんじゃねぇか? 身体は大丈夫か?」
「……お前さん、そんなにアタシの身体が心配なのかい?」
「当たり前じゃねえか!! お前に怪我でもされてみねえな、明日っから遊んでて酒が呑めねえ」

「俺の身体と住宅ローン、いったいどっちが重要なんだ?」
「決まってるじゃない……“ローン”よ!!」

本音のAB面と照れ隠しの、絶妙なブレンドである。
本音のAB面とは……正反対な思いや感情が、ひとつの心の裏表に刻まれているという……アナログレコードやカセットテープにも似た、記憶のカタマリから発するものである。


ただこれをワタクシが演るならば……
本音のネガティブ面を前面に出しつつ、ポジティブ面と照れ隠しが滲み出るようにしたいなぁ。

そのためには、人生経験がいささか足りませんが(苦笑)。

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2014年9月20日 (土)

♪吉里吉里人はハァ、眼はハァ、静かでなぃ♪

スコットランド。
住民投票の結果、いわゆるイギリス(ブリテン島と北アイルランド連合王国)からの分離独立は、No票が上回り……
独立派からすると「独立成らず」、独立反対派からすると「分裂回避」の結果になった。

以下、私見。

イギリスに留まる方が、現状の安定は続くだろう。
でも、独立を選択したら、茨のみちに突入するのは間違いないが、人類の歴史に大きなインパクトになる事件になったに違いない。

ワタクシがもし、スコットランド人だったら、どうしただろう?

自分一人の興味・関心から行けば“yes”だ。
だけど、世の中は、ワタクシ中心に回ってるわけじゃない。yesが通ってしまったあとの、様々なリスクも怖い……。
恐らく投票所で、ひそかに鉛筆の六面にYとNの印を3つずつ付けて、転がしていただろう。

選挙権を得てから、棄権したのは、たった一度。その時住んでいた、埼玉県浦和市の市議選。

この秋、もっと全国から注目されるはずだった、福島県知事選挙がある。

ユーヘイさんの態度で解るとおり、恐らくいま、我が国日本で「一番立候補したくない選挙」だ。

ウチボリさんもハチムラさんも、可哀想に……。

投票率は、大幅に下がるだろう。
でもワタクシは投票に行く、必ず。

ただ「有効票」を入れるかどうか……

「棄権」より「無効票」のほうが、インパクトは強いのです。

「吉里吉里国歌」を、ふと思い出した。
ただ、気が付くとハァ、福島弁さ、なってんだべしたなぃ。

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2014年9月19日 (金)

柴田勝家

織田信長の筆頭家老にして、勇猛頑固な漢、というのが、一般的なイメージだろう。「甕割り」のエピソードなど、それを助長する、最たるものだろう。

でも、実際の勝家さん、そんな漢だったんだろか?
実は、それとは真逆な人だったんじゃないか、と、ふと思い付いた。

信長が家を継いだ頃。
信長の支持率は今一つで、弟の信之を家督に、という活動が、半ば公然と繰り広げられていた。

勝家は何を隠そう、信之派の一人として、クーデターの機会を虎視眈々と狙っていたのだ。

その時既に「天下取り」という、狂気のみちへ踏み出していた信長にとっては、尾張の小さな領域に窮々としているなんて、バカバカしくて、耐えられなかっただろう。

信之は粛清された。
ただ「人手不足」の織田信長家では、なかなかすぐにリストラができなかった。しかし。
信之派筆頭の、林佐渡守。信之粛清以後20年も、信長に尽くしたんだが……、些細なことをあげつらわれて、滅家の憂き目に遭ったのである。

一方、勝家は……
北陸を委ねられた。

信長から見ると、北陸は、ややこしい。自らが滅ぼした朝倉の地元で、さらにその先には、上杉が君臨している。
こんなところへ、単純な猪突猛進タイプの人間など、置けるわけがない。
調整力に長けた人材とみて、信長は勝家を北陸へ送り込んだのだ。


バランス第一の漢ゆえ、勝家は、本能寺後の勢力争いに遅れをとり、でも、お市さんに見込まれて再婚することになり……、結局、後輩の秀吉に、敵わなかった。

そもそも彼は、田舎の裕福なウチのボンボンなのだ。

たまたま、仕えた主人信長があんな人だったから、自分も色々伝説を残す羽目になったけど。

本来の勝家は、線の細い、ひたすら好人物だったんじゃないかな、と、ちょっと考えたりするのである。

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2014年9月 6日 (土)

彦八まつり

土曜の午後のNHKラジオが「関西ホットタイム」ちゅうのんは、わかってたけど(ボヤキ川柳大好き)。
そこに、小佐田定雄さんが出てはるなんて、今日までチットモ知らんかったんとってんちんとんしゃん!!

定雄先生は、定吉のようなカン高い喋り声で、三代目林家菊丸の誕生と、今日明日の彦八まつりの見所を、マイクの前で怒濤のごとく喋りまくった挙げ句、BKスタジオを尻目に、彦八まつりに戻って行かれた……そこでさぞや「美味い、生ビール」を堪能されたに違いない。

15分足らずのコーナーなのに、定雄センセの言動には、感じ入った。好っきゃなぁホンマ!! センセもワタイも……!

いつかホンマモンのセンセと、会って話ができたら、幸せやねんけどなぁ……

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2014年9月 4日 (木)

カラオケ病院

ワタクシが敬愛してやまない、柳昇師匠晩年の、十八番である。
(以下、全く同じことを以前書いた記憶がある。サッサと読み飛ばしてくださいな)

なんて、知ったようなことを書いたけど「カラオケ病院」という演目を意識したのは、四年前の夏だった。
お盆の池袋演芸場にて、昔々亭桃太郎師匠の出番。
今はすっかり下火になってしまった「圓生襲名問題」を「あたしも昇太も師匠の名を継ごうなんて思ってない!」とこき下ろし、しかも師匠が座布団に座るや否や、帰っちゃった男女二人連れのお客さんがいて……。そうやられたら、毒づきまくるのも当たり前。ライヴの寄席ならではの痛快な一席、その演目が「カラオケ病院」だった。

それが晩年の柳昇師匠の十八番だったこと、師匠のお通夜に参列したとき、スピーカーから流れていたのがこの噺だった、とは、それからずいぶん経ってから気付いた。

ワタクシのカラオケ病院初演は、平成23年2月18日だ。
そんな裏事情などもちろん露知らなかったのだが、その一週間前に、福島市民なら知らぬ人はいない、某・大◎病院が経営破綻した。
これには心底驚きながら……噺に妙なリアリティがついてしまった(笑)。

それから、三週間後だった、東北関東を大地震が襲ったのは……

避難所へ、落語しに行こうと誘ってもらった。

ひたすら「カラオケ病院」ばかりやったっけ……

その時のワタクシの持ち根多が、それしかなかったこともあるけど……。
他愛ない“替歌”にしても、馴染み深いメロディを歌う、というムーブメントは、どこか人の心を動かし、癒す働きをすると思う。

だからなのか、その年は「カラオケ病院」ばかりやっていた気がする。

池田にも持っていったし。


ワタクシの面識の範囲で「カラオケ病院」を持ち根多にするアマチュアのかたが4人、いらっしゃる。

第一人者は、仙台の友楽師匠。
ワタクシの初演に先立つこと二年、仙台新撰落語会にて披露されている。“東北で初めてカラオケ病院を演じた落語家”にして“芸術協会に向かってこの噺の継承を促した”と、ご本人の談。
「星影のワルツと北国の春じゃ、千昌夫の歌でアタッてる。あれはまずかったね」と、オリジナルの替歌をかましてらっしゃるらしい。


ずば抜けてるのは、鹿沼の珍歌師匠。医者の会議シーンから、すっかり“珍歌ワールド”に引き込まれ、しかも替歌がなんと、全てオリジナル。
この噺の替歌は「病気」をお題にしているから、なかなか難しい。深刻な病では笑えない。
珍歌師匠のスゴいところは、そのスレスレのところで綱渡りしながら、決してイヤな気持ちをもたらさないこと!!
「軽い脳梗塞」を揃って患った夫婦の歌う「銀恋」、絶品である。あれはいつかお許しを頂戴して、ワタクシもやりたい!

あとお二人は、山形の間助さんと、広島のわいんさん。
不思議とワタクシとほぼ同時期に、初演なさっている。

ただこの噺、出番順や前後の噺の成り行きで、出すのがなかなか難しい。
三年前には十席以上やったのに、今は年に三遍できれば、多い方だ。オリジナル替歌もなかなかできないし。

三年前、池田に行ったときのサゲ。

大阪のオッサンが、いきなり乱入してきて、なんのひねりもない「浪花恋しぐれ」をガナル。

そこへ、オッサンの女房登場。
「すんまへんなぁ、もうウチの人ったら“俺の歌は日本一や、社会人カラオケ大会で優勝するんや“言うて聞かへんの……。これやっぱり何かビョーキちゃいますか?」
「あ、間違いありません“天狗熱”です!」

三年早まったか、これ(笑)。

カラオケ病院のサゲはワタクシ、この“天狗熱”、柳昇師匠の“地上げ屋”ともうひとつ、しめて三つを使い分けてきた。
あとは……

診療科「禁煙外来」
歌は「なんてったってアイドル」(笑)。


♪女房子供には嫌われ
 哀れベランダでホタル族
 ウチだけじゃなく外でも
 気ままに吸えずに
   つのるイライラ

 健康診断受ければ
 先生が 写真を取り出し
 「アナタの肺はこうよ!」と
 見せつけられる その
  真っ黒けが イヤ、イヤ!!

 何度かチャレンジしたけど
 一週間で元の木阿弥
 禁煙グッズ色々
 試したけれど 続かない……


 なんてったって、禁煙!!
 ケムリよバイバイ!!
  (ケムリバイバイ!!)
 なんてったって、禁煙!!
 ケムリよバイバイ!!
  (ケムリバイバイ!!)

 でもこの一服が……
  や〜めら〜れな〜い……!

 スー!! パー!!
 スー!! パー!!
 スー!! パー!!

「……あなたね、禁煙には“タバコを止めたい”という、あなた自身の強い気持ちが必要なんです。あなた、その意志(イシ)は、しっかりしてるんでしょうね?」
「先生、それに自信がないからこうしてここへ、医師(イシ)を頼って来たんです!!」

昨今のワタクシを預言してるんじゃないかい?

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2014年9月 3日 (水)

空気が美味くて目が覚めた

朝の空気は、何とも云えず、清々しく、美味いものである。

それは解ってはいるし、ずっと感じ続けてきたことだが。

なんてことない今朝の空気は、二十年ぶりに、ことさら美味く感じた。

前回の禁煙に、成功して以来だ。


紫煙の誘惑から逃れる光明が見えてきた感じ!

だいぶ以前から、昼間はタバコに触れない生活をしてきたから、明るいうちは、イライラしたりムラムラくることはない(……笑)。


ようやく、夜、落ち着いていられるようになってきた。今これを書きながら、まだ「一本欲しい」が頭をもたげてくるけれど……

なにしろ、ここ数ヵ月のワタクシの夜のプログラムは「家にたどり着く」→「呑んで喰う(読書するか、ブログの記事をしたためながら)」→「タバコを一服する」→「フラフラになりながらトイレへ用足しに行き、布団に倒れ込む」
以外、何一つできなかった。

ちなみに、噺の稽古も“朝練”専門。根多選びを考えたりはするけど、このところ夕方過ぎには、全く“おさらい”をする気力が湧かない。職場で退勤のタイムカードを捺したら、ほぼ、夕食のこと以外考えられない……。

まず「食後の一服」を卒業しないと、今のワタクシには、夜の時間を、何かに振り向けることはまず無理なのだ……。

遠く遠く どこまでも
遠く 流れる河で
暮れかかる空に
あなたを想い
今日も 待っています

“薬物中毒”は、ビョーキだそうだ。
アルコール中毒も、ニコチン中毒も、同じような精神神経疾患だそうな。

色々と思い当たるところがあるから、今週末は、たまにしか行かないけれど、こちらで勝手に「かかりつけ」と決めているドクターに、相談しに行こう。

さて。
正直、今もタバコが吸いたい。
しかし、今夜はもうお酒を呑んでしまったから、四階の我が家とセブンイレブンを無事に往復する自信がない……。

諦めて、悶々と床に着く……。

明朝の空気が美味いことを、期待して!!

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2014年9月 2日 (火)

前の記事は

昨夜書いた。

何とか、セブンイレブンに小銭掴んで駆け込まなくて済んだ。

朝の恒例だった「カフェオレ」をお供にした一服は、止めてから五日目になった。
淋しい感じは免れないが、朝は限られた時間にやらなきゃならないことが多いから、気が紛れる。

夜は、ヤバイ。
呑んで食って腹くっちくなる頃合いが、一番危険だ。
ここで手元にタバコが、新品でなくともシケモクがあったら……。きっと今夜もワタクシは負けている……。

だから、家からシャットアウトするしかない。

ダメだ!! こんなことをクドクド考えてると、余計に我慢が辛くなる……

ともかく、今は気持ちをラクに持って、忘れることだ。忘れることだ。忘れることだ。忘れることだ。忘れることだ。忘れることだ。忘れることだ。忘れることだ。忘れることだ。忘れることだ…………………………

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2014年9月 1日 (月)

禁煙日記になってるぞ( 笑)

昨夜の記事なんて、見事に尻切れとんぼ。
本当はもっとクドクド書きたいことがあったのだが、イガラシくんと、タバコ欲しさに悶々としながら喋るうちに、定量の倍がけのお酒がなくなっていた。
そんな時、いつもは「投稿しないでストックする」のだが、昨夜はウッカリ送信してしまった、らしい。
ま、いっか。誰のクスリにも毒にもなるまいし。

イガラシくんは、色々とワタクシのことを心配してくれる。ありがたい友である。

禁煙が辛いと云ったら……

「無理してストレス溜めることはないから、一日一本とか二本とかにすればいいよ」

あのねぇ。
現状既にその本数なのよ。
これを止められなくて、四苦八苦してるわけ。
“週に一二本とか……”っていうけどさ、国際線のヒコーキじゃあるまいし(笑)。そもそもそういう抑制が利くんなら、サッサと完全禁煙してるわい。

しかし「ライト・スモーカーこそ、禁煙が難しい」というワタクシの理屈は、なかなか理解してもらえない。

待てよ……“ライト・スモーカー”と云ったけど、いわゆる“ヘビー・スモーカー”よりも、タバコの魅力に深く取り憑かれているのは、むしろ“本数を吸わない人”なのじゃないか?

かつてワタクシも、一日一箱だったことがある。
当時愛用していたのは、美味かったショートホープ・10本入りである。だから“一箱”と云っても、本数は他の一般的銘柄の半分だが。

その頃一念発起して、禁煙に成功したことがある。
まず辛かったのが、三日目。そして、一週間目。
一週間のヤマを越したら、欲しいと思わなくなった。

それでいままで「禁煙するんだ」という人に「三日目と一週間目がヤマだぞ〜」と云ってきたのだが。

前の記事に挙げた、禁煙成功者の皆さんに訊くと……別にそんなヤマなんか無いという。

三日、一週間の壁とは、要するに、ワタクシの未煉瓦のカベだったのだ。

こんなことを書きながら、実はタバコが欲しくて欲しくて、胸をかきむしりかねない情況だ!!

財布持って、我が家至近のセブンイレブンに駆け込めば、その欲求は十分に充たされる……

なんて書くと、いよいよ我慢が利かなくなるじゃん!! バ〜カ!

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