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2014年10月27日 (月)

第20回福島テルサ寄席、無事お開き!!

第20回福島テルサ寄席、無事お開き!!
いやはや……
同席の先輩の皆様、ご観覧のお客さま、スタッフの皆様……
ご心配をお掛けし、誠に相すみません。
打ち上げも存分に楽しみまして、その日のうちに無事帰宅しました。
骨盤ベルト装着と、無理ない程度に身体を動かしたおかげで、わが腰痛の容態、朝より楽になっておりました。

昨日は、知事選の投票と、図書館へ本を返しに行くだけ、あとは安静に。
飯坂温泉に寄ってみたが、頼みの市民会館、選挙で停められず……、そうこうしているうちに地元のジッチやんバッパやんがワタクシの目指す共同浴場に集まりつつある気配が見えたので、場所塞ぎをしては申し訳ないから、温泉浴は諦めて帰宅した。

さて、テルサ寄席。

憧れの高座に上がらせていただくのも、もう6回目。
観客として初めて臨席したのは“第10回”。数えれば、ワタクシ、会場に居た回数の方が多くなっちゃった。

10年前のテルサ寄席。
タンドーオヤブンと共に、差し入れの一升瓶を持って、地階の楽屋に伺った。

開演直前だったから、結構皆さんバタバタしてた。さん馬師匠が大喜利の根多配りをなさってた印象がある。
そんな中、漫太郎師匠は、にこやかにワタクシとオヤブンを迎えてくださった。一通り挨拶や名刺交換をして、われわれは客席へ。

今のテルサ寄席にはないけれど、その会は「場内アナウンス」があった気がする。(その次、11回は、夢ノ助師匠の緞帳前での口上だった。あれ以来、アナウンスは止めになったようだ)

アナウンスが終わると、「騒ぎ」、三味線のジャジャ弾きが始まり、ゆっくり緞帳が上がる。

板付きで、おと丸姐さん、登場!!

これには、やられた〜!

ワタクシの若かりし頃。
トーキョーではラジオの寄席番組が、盛んだった。
民放局で週にひとつはかならずあったし、某NHKなど「真打競演」が月〜金、毎日夜のプログラムだった上に、別枠で「演芸ひろば」や、不定期の「落語エフエム亭」なんて番組もあった。

このコンテンツ確保……、容易ではない。

言っちゃ悪いが、現今の「真打競演」は、ドサ回り番組になりさがってしまっている。ライブで観るならともかく、わざわざラジオのスイッチ入れて、ダイヤル合わせて聞こうという気には、ならない。それも、平日ムチャクチャ残業した帰宅時に、偶々聴くならいいけれど、「土曜午前放送」って、何なのよ!?

閑話休題……

かつてのラジオの演芸番組には「寄席中継」が、かなりあった。

一口に寄席芸と云うものの、ラジオに向くもの、向かないものがある。

「奇術」
「大神楽」
「紙切り」……

これは「膝」として有り難い芸である。
ただ……どう見ても、ラジオには向かない(笑)。

「三味線漫談」などと云われたり書かれたりするけれど、笑わせる話芸がメインではない。あくまで爪弾きと唄の芸。ただしジャンルは多岐に亘るから「俗曲」とするのが相応しく思う。

寄席芸の中で珍しく、笑わなくてもいい、クールダウンと癒しの出し物だ。

ワタクシの聴いていた「寄席中継」には、そういう俗曲のお師匠さんも、たくさん出ていたのだった……。

“一龍斎貞能”センセイがクシャミしまくる小屋は、所詮“講釈場”。色気がない。
「寄席」にはやっぱり、観る者の心を盛り上げたり、鎮めたり、さらには癒したりしてくれる“音曲”は、どうしても、欠かせない。


あのテルサ寄席の、おと丸姐さん登場シーンは、鮮やかにワタクシの記憶に残っている。
しかも姐さん、出番のあと、出囃子を弾いてらした。
生演奏の出囃子とは! なんとゼイタクな!!

こうして「第20回」を、出演者の端くれとして、舞台袖で迎えられたこと……、お囃子の太鼓たたきを仰せつかり、開幕からお開きまで袖に居続けで、諸先輩の至芸を堪能させていただいたこと……。


まさに、至福のひとときでした。


皆さんみなさん、ありがとう!!

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2014年10月21日 (火)

タンドーのオッサン、この世にありしかば……

今回の“福島県知事選”に、出馬してたのじゃないかしらん!?

野沢の田畠、家屋敷を担保にすれば、供託金もなんとかなっただろうし……。

もし、そうなったら、さんざっぱら駆り出されただろうな(笑)。

「ポスター作れ」「選挙公報の原稿作れ」

「団扇作って、祭で配れ」
「落語会開いて、金集めろ」
とか(笑)。

たぶん、今週末のテルサ寄席など、覗く暇もない。

当選は困難にしても、供託金没収の憂き目に遭わずには済ませたい(笑)。
これは、子分としても、切実だ。


「原発は安全なのだと云うならば、国会議事堂の前庭か、TDLの隣に建ててみやがれ!!」

これ、オッサンが生前、何かにつけて口にしていた一言だ。

「再エネを全部買うと、供給が需要を上回る!? んだったら、もう原発動かすことないじゃん!!」
とかね、云いそう。

選挙当日、投票用紙に
「タンドー・ユージ」
と書いてしまうかも……

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シーズン初牡蠣は

シーズン初牡蠣は
タンドーのオッサンとシェアするのが、慣わしだ。
いただきま〜す!!

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2014年10月 5日 (日)

皆さんお疲れさまでした!!

そして、ありがとうございます。


仙台新撰落語会に、実は初めて「スタッフ参加(今まですべて「観客」「演者」でしたから)」

池田の、社会人落語日本一決定戦も気にしつつ……ではありますが、基本は今自分がいる場所ですから、仙台の落語会〜打上三次会までを、目一杯楽しんでまいりました。

新撰の皆さん、そして、私の「お邪魔メール」を読んでくださった池田エントラント各位、お疲れさまでした。そしてお付き合い、ありがとうございます。

昨夜議論白熱したのは、創造師匠との「落語にランキングを付ける可否について」。
創造師匠は、人生においても落語においても大先輩だから、ワタクシに勝ち目など、まず、ないんだけど。

師匠は「ランキングは付けられないし、付けるものではない」とおっしゃる。

ワタクシは、自分が参加してきたコンテストのおかげで今があるようなものだから(それがなければ、そもそも昨日仙台には行ってない)、絶対的優劣はないにしても、ランキングイベントの価値を認める立場。

いやぁ、勝負になりませぬ(苦笑)。こちらが持ち出す反証なんて、一瞬で論破されてオシマイ。ただワタクシも頑固だから、師匠のおっしゃることに納得はしながら……立場は動いてないわけで。そこは譲ったつもりはない。フラフラヘロヘロですけどね。

しかし今、そんな真剣な議論を戦わせられるところは貴重だ。それも「道楽」の世界だから、いい。
仕事や家庭、お互いの利害が絡んで、しかも毎日のことで、こんなことになったら、ワタクシはとてもじゃないが堪えられるほど強くない。

10年以上前だが、仕事のストレスが限界を突破して、会社に行けなくなったことがある。
そうなると、電話連絡すらできなくなる。もちろん“無断欠勤”扱い……だが、それが数日に及ぶと、放ってもおけないやね。
当時、実家の近くに住んでたのだが、実家に連絡が行ったのね。

我が家の鍵を、電動ドリルで壊さっちゃ(苦笑)。

オフクロは、ワタクシの骸に対面するのも覚悟したんだそうな……。
諸々親不孝はしたし、現在も多数継続中だけど、さすがにそれだけは二度と繰り返さないように、心している。

Kさん、Tちゃん、M……。
そうなったらどうしようもないけれど、自分で出来ることならば、親にだけは骨拾いさせたくない。


いままで掛けた最悪の親不孝だ。


そんなことを今更思い出したのは何故かと云えば……
たしかそれが、今頃の季節だったのだ。

当時世話になってた会社の社長が、どういうわけかワタクシをえらく気に入ってくれていて、一ヵ月の休職と、休職明けに部署異動してくれる約束をしてくれた。

そういうタイミングを狙いすましたかのように、クルマ仲間のホンダさんが「中山競馬に遊び行くべぇよ」と誘ってくれる。お金は潤沢にはないが、暇はもて余していたから、ホイホイお誘いに甘んじる。競馬ったって、オデンとモツ煮とタバコの匂いが充満している地べたじゃない。ガラス張りの向こうが馬場、電車賃の数倍をはたいて、優雅な指定席!

そもそもワタクシ、競馬はカラキシ解らない。ただ、競馬場の雰囲気は、あの、地べたも含めて嫌いじゃないし(パチンコ屋は生理的にダメだけど)、某ベイサイドの某ネズミーリゾートなんぞより、競馬場の方が数倍楽しめそうだ。
ただ、馬も知らなきゃ馬券の買い方もよく解らない。損するのは嫌だけど、儲けようとも思ってない。

メインレース。
JRAのG1。G1なんて云われてもピンと来ない人でも「ダービー」「オークス」「天皇賞」「皐月賞」「有馬記念」なんてのは、耳にしたことがあるでしょ? 格式としては、そういう有名レースに匹敵するレース。

その日そこまでワタクシは、たぶん3,000円ほど、我が国農林水産政策に貢献していた(JRAのオヤブンは農水省なんです)。

「あ〜、メインレースか〜。どれ買ったらいいかわかんないしな〜。バラしたり流したりするのもメンドクセ〜し……。
そうだ、単勝でオッズの一番高いやつを、100円だけ買おう。他は買わない!! 今日の遊びはこれでオシマイ!!」

あにはからんや、16頭立て16番人気が……
キタ〜〜〜〜〜〜ッ!

配当、16,000円+!

競馬で遊んだ経験は少ないけれど、大学4年間のうち、ほぼ3年、競馬関係警備のアルバイトに携わっていたから、これがいかに珍しい出来事であるかは、よく解る。

ワタクシはあれで、自らの“競馬運”は使い果たしたと思ったから、以来競馬場には足を踏み入れてない。

おいおい……何の話をしてたんだっけ?

あ、そうそう、創造師匠と丁々発止した話だったっけ。

昨夜は敵いませんでしたがね……。でもワタクシ、創造師匠の、説得力あふれる人柄、芸風、大好きです。

師匠にお会いできたのは、コンテストのおかげで(……以下、お互い酔い潰れるまで、無限ループ……)

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