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2015年9月29日 (火)

今宵のわが食卓

黒ゴマ豆腐、ワサビ醤油かけ。

キハダマグロのぶつ切り、オリーブオイルと黒胡椒のドレッシング。山形のわさび菜と福島のチビ胡瓜を合わせて。

これからの季節の定番、豚肉と白菜と葱と椎茸、豆腐の鍋。昆布だしの醤油仕立て。

会津坂下産「みずほこがね」、新米のご飯。

いやはや、美味しゅうございました!!

朝子先生……。ありがとう!

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2015年9月28日 (月)

来月は「旅芸人」月間

今度の週末は“池田”。
次の週末は“いわき”。
その次は“米沢”。
次の次は“福島テルサ寄席”
月末は“仙台”。

未確定要素はあるけれど、来月の週末は、必ずどこかでヘベレケになってる予定(笑)。


シアワセだね。

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たいらばやしかひらりんか

ワタクシ「英語」に第一次接近遭遇したのは、「落語」とのそれと、ほとんど同時である。

学校で英語を最初に教わったのは、Mr.Ishihara。
奇しくもワタクシが在籍した水泳部の顧問。身が詰まってるズングリした短躯に、愛車・ライトブルーメタリックのSBー1(初代シビック)がなんとも云えずフィットしていた。
(……わかるかなぁ。わかんねぇだろうなぁ)

ただ、ワタクシの英語の師匠は、残念ながらMr.Ishiharaではない。

当時のラジオ第二放送、夕方6時からの「基礎英語」松田先生だ。

これが今思えば、凄かった。
ごく簡単な、例えば「This is a pen.」という、ワタクシの世代には思い出深いセンテンス。テキストからは一切、カナのルビが排除されてた。代わりに添えてあったのは“国際発音記号”。

松田先生は、そのひとつひとつを丁寧に「こんな風にやるんだ」と、ラジオだから、コトバだけでもって解説してくださるのである。


後々、英語以外の言語、中国語や韓国語、スペイン語、ポルトガル語、インドネシア語……はたまた、関西弁や福島弁に出会うことになるのだが、松田先生に教わった発音理論は、どのコトバにも通用した。

たまにカラオケに行くと、「Honesty」や「釜山港へ帰れ」が、唄いたくなる。だけど、あのカタカナルビ。邪魔でしょうがない。あれ、消せないかな。

落語でもたまに、ヘンな英語を操ることがある。先日も、コンサルのザハさんに登場願った。

だけど、このところ演ってないけど、ワタクシが好きなのは“平林”がしまいに、英語になっちゃうバージョンだ。

“いち、はち、十の、もーくもく”を訳すると……

“one eight ten and tree tree”

定吉、
「ヘイリンか、ヒラリンか、タイラバヤシかビョウボクボク、イチハチジュウのモークモク、ヒトツにヤッツにトッキッキ!!」
ここまでは、まぁ普通の定吉なんだが……
「……one eight ten and tree tree……」
と云うときには、ファンファン大佐に変化している……。

結局、哀れ定吉は、人格崩壊してしまう……というのが、ワタクシの「平林」。


後味が良くないキライはあるけれど、ワタクシはこの展開で、これからも、やるだろう。

ヒントをくださったのは、誰あろう、談志家元である。

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図書館に

「一度も貸し出しされてない本」という、妙なコーナーが設けられていた。
 
そこに並んでいた、この本を、借りてきた。
 
 
立川談志家元の、芸人談。ワタクシ、家元の芸人談が好きなので、迷わず、手に取った。
 
 
 
表紙をめくると……
 
 
!!
 
 
 
おぉ!! なんと!! 家元のサイン本!!
 
何らかの事情で、図書館に寄贈されたものらしい。
 
 
 
 
 
そんな興奮と、中身の面白さに、ついつい417ページもの分厚いのを、一気読みしてしまいました、とさ。
 
 
 
あ゛〜!! 明日も早よから仕事なのに〜。トンだ夜更かし、させられっちまったぞい(苦笑)。

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2015年9月26日 (土)

久々に

ご近所のカツヤさんにご来駕いただき、呑みながら、来週の“池田”に向けてのワタクシの胸の内を聴いていただくとともに、さまざまなご指南を頂戴した。

近頃、カツヤさんには、耳の痛いご批評を頂戴してばかりなのだが、今宵も違わず……随分とキビシイご意見を伺った。

“お一人様”だから、ワタクシには、そういう方が近くには少ない。率直な意見を単刀直入に云ってくださる。

ありがたい、ありがたい。


池田まで、まだ一週間ある。
今夜のカツヤさんのお小言、活かせるように、励まなくては、ね。

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2015年9月25日 (金)

手遅れ医者

何かってえと、来る患者来る患者に「う〜ん、手遅れだ」と云う医者がいまして。

もし患者がお陀仏になっても「手遅れ」では仕様がありません。身内も納得いたします。

たまに、ヒョイと治ってしまう患者もありますが……こういうときはよくしたもので「手遅れの病って云われたけど、あのセンセイが治してくれた!!」ってんで、却って評判が高くなったりしまして。

「センセイ、センセイ!!」
「ど〜れ……何ですかな」
「急患を診てもらいてぇんで!!」
「はいはい……、あぁ、これは手遅れですな」
「何云ってんですか!! こいつ、つい今しがた、木から落っこちたのを、急いで運んで来たんですぜ!! 手遅れのはず、ありませんよ」
「う〜む、だから、いかん。木から落ちる前ならよかった」


川島なお美さんの訃報に、驚いた。
激痩せしてはいたものの、気丈に振る舞っていたのは、ついこの間、今月に入ってからだったから。

ただ、ご本人にしてみれば、周りが心配するほどは、辛い思いはしていなかったのでは……と、ワタクシは勝手に思う。

もう我慢しなくていい。大好きなワインを浴びてほしいなぁ……。


しかし、今年は、なお美さんのように、最期まで病と向き合いながら、気丈に生き抜いた人の訃報に接することが多いように思う。
今井雅之さん、今いくよ師匠、そして、我らが福島の笑遊師匠……。


ワタクシも、もう、数えなら「50」。
とっくのとおに、折り返しなんざ廻っているだろう。

おかげさまで、今のところ、健康診断で妙な結果は何も出てないけど……。「血液の半分位は日本酒」という普段の生活からして、いつ、突然“余命宣告”されても、不思議はない。

一日一日を、もっと大切に暮らさないと、ね。

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2015年9月20日 (日)

福島・社会人落語三人会於・もめん亭

根多帳

ツイ輝「犬の災難」
すゞめ「近眼の煮売屋」
とんぼ「寿限無銀行・特別バージョン」

もめん亭の女将さんと、すゞめ姐さん、ツイ輝兄さんのおかげで、満席!! 15名ほどですが。
大入叶!!
皆様に、ひたすら、感謝感謝の一言ですm(__)m。

同じ席で同じ噺は掛けないという心がけで、福島で落語再稼働して丸7年……。

もめん亭さんでは「寿限無銀行」、この4月、兼好師匠の前座で掛けたばかり。ましてや、ご常連揃い。てことは、ほとんどのお客様には、披露済み。

だけど今席は「池田壮行会」でもあるから、これ以外の演目では……ね。

そこで今回は、チョイと設定を変えてみました。

銀行の頭取連中が相談に行くコンサルタントを「サノさん」に。
市長が相談に行く先は、外資系の「ザハさん」にして、英語をしゃべる。
(……ワタクシの見解では、例のサノさんもザハさんも、クリエイターとして、渾身の仕事をしたのだと思っている。それを活かせない連中が……むにゃむにゃむにゃむにゃ)

「振り込め詐欺」ではなく「現金持ってこい」詐欺に変更、電話を受けた母親が、長い名前をスラスラまくしたて、詐欺犯がタジタジになる、というカタチに。

チョット実験的に過ぎたかな? お客様の反応、今一つ。

サノさんザハさんのくだりは、さすがに池田には持っていきませんが。
終盤の展開は、とても悩ましいところ。

噺の流れや、近頃の“特殊詐欺”の傾向からすると、母親がシレッと言い立てをまくしたてるほうが、シックリ来るのだが。
詐欺犯が言い立てをする今までのやり方も、バカバカしくて、捨てがたい。

とにかく、一度実演する機会をいただいたのは、ありがたい。


明日は、西会津と猪苗代へ、恒例の墓参りドライブ。

ハンドル握りながら、稽古して、稽古して、稽古して、嫌というほど稽古して……

タンドーのおっさんと保科正之公に、お伺いをたてようと考えています。

あっ、忘れちゃいけない!! わがケータイの待受画面に鎮座まします、池田のビリケンさんにも。

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2015年9月11日 (金)

終わった〜!!

わが愛車「東京電力ミニカ」のローン支払。

寸前まで、まさか買うことになるとはチラリとも思ってなかった。その時乗ってた平成元年式・ホンダトゥデイの、車検の予約をしてあったのだ。それがその直前に、致命的な大故障!

いろんなクルマと付き合ってきたけれど、福島住まいになってからは、クルマは毎日の、かけがえのない“足”兼“部屋”になっていた。それまでこだわってきた趣味だの何だの、そんなことを気にする余裕は皆無。とにかく、安くて程度の良いものなら、何でも構わなかった。で、車検予約をしていたクルマ屋さん、S自動車さんの勧めるままに我が家に来たのが、当の“東電ミニカ”だ。

納車から、5年。
まぁ、色々あった。
一番驚いたのは、まさかの原発事故。
大地震の数日後、近所の霊園の井戸へ水汲みに行ったのだが、その日は雨だった。
今から思えば、その時タップリ、セシウムやら放射性ヨウ素やらを浴びたのである。

そんな経験と、わがミニカが東電社用車だったことから「父ちゃんのアシ車」という創作落語を作ろうと画策したけれど……。クスグリは多数思い付いたけど、決定的なオチができなくて、お蔵入りになっちゃった。

普通の生活レベルなら、即金で払える値段だとは思うが……5年ローンを組んでもらって、コツコツ払ってきたのである。
やっと完済した!! あ〜、長かったなぁ!!

だからといって、油断はできない。

冬も夏も履きッパのスタッドレスタイヤ、次の冬で4シーズン目。
溝はまだあるけれど、さすがに賞味期限は過ぎてるだろう……。

来年夏は、車検だしな〜

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2015年9月 3日 (木)

日本人は、モノマネ上手

コレはね、誇っていい特性だと、ワタクシは思うのだ。

だいいち「まなぶ」なるコトバからして、語源は「まねぶ」、即ち「真似をする」というものだし。

真似して、それができちゃう。しかも本家本元より、優れたものができちゃったりする。
集団全体として、こんなことができるのは、わがニッポンの「お家芸」じゃないだろうか。

ただ、昔は現代のように、世界の情報がタチドコロに手に入るということは、なかった。


我が国の古典文学を少しでもかじったことがある人なら“本歌取り”と云えばピンとくるだろう。

昔の人が詠んだ優れた歌を念頭に、表現・言葉尻を拝借して、自らの表現を拡げるのだ。

かの清少納言は
「あら、今朝は雪が積もったわね〜」という周りの声を耳にして、ミカドだか朝廷の偉いさんのところへ出向いて、縁側のスダレを引き上げたのだった。


中国でも、これは称賛の対象で「換骨脱胎」は、元々は誉めコトバだ。

恐らく……
ドラマの粗筋と、二次元即ち平面でのグラフィックは、すでに出尽くしているのではないだろうか。

ワタクシも、狭い範囲ながら「グラフィックデザイン」に関わって、日々のオマンマを頂戴している者である。

今渦中のサノさん。
あのエンブレムは、他をパクって安易にできたものじゃなく、彼の頭脳から湧き出てきたものだと、ワタクシは信じる。
ただ不幸なことに、50年前のトーキョーオリンピックの頃とは、すっかり世の中が変わっちゃったのだ。

サノさんを責めるとすれば、脇の甘さだろう。
別件で山盛り出てきちゃった、ご本人も認めた不祥事。
田舎のいちDTPオペレーターのワタクシだって気を配っていることを、なんとまぁオロソカにしてたこと……。

もちろん、サノさんとワタクシなど、較べるだけバカバカしい話。ワタクシにはまず、センスが欠けている。

だから、「扇子」が、手放せない(笑)。

オリンピックのエンブレム、どうなるんだろ?

「一般公募というテもありますけど、結構、手間と時間、お金もかかりますからね〜……」

あ。
コレはワタクシが去年末にこしらえた「寿限無銀行」のセリフじゃん!?(笑)

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