落語

わが人生の「道標」。

2022年11月29日 (火)

第30回 福島わくわく寄席「ツイ輝・とんぼ二人会」

久々にブログでのお知らせ


#福島わくわく寄席 vol.30

ツイ輝・とんぼ 花の!? 同期二人会

令和4年12月11日・日曜

#コラッセ福島 3階・企画展示室A

木戸銭 500円


施設からの要請により、20名限定です。ご予約お待ちいたしております。

#福島 #お笑い #落語 #寄席

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2022年9月28日 (水)

お弟子さんができた!?

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アタシになんと、いきなり“お弟子さん”が4人も!?

今日9/28、福島県立視覚支援学校「芸術鑑賞会」、うつくしま芸人会にお声がけを賜りまして、お伺いしてまいりました。

根多帳

「権兵衛狸」ツイ輝

「じゅげむ─教科書バージョン」さいらくてい一門(小学部児童四名+とんぼ)

「寿限無」とんぼ

─仲入り─

♪わらじ音頭♪どんぐりころころ♪野球拳♪ おと丸

「牛ほめ」いさん

─おひらき─


そう、アタシの“お弟子さん”とは、視覚支援学校小学部の子どもたち。5人で一緒に舞台へ。今日のメインイベント、彼らの割ゼリフによる「じゅげむ」。アタシはお手伝いのナレーション。

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“4匹の虫たち”は、みんなしっかり稽古を積んできたようで、声の調子も間合いもリズムもVery Good! 打ち合わせの時に担任の先生が「20分以上かかってしまうかも」と心配なさっていたのも杞憂となり、彼らの出はけ込みでたぶん20分以内に収まったテンポの良さ(手引きとセッティングにあたる先生方の、動きの速さと的確さよ!)。アタシは真ん中に座って、ただ頂戴した台本を音読するのみ……。

“お弟子さん”が演技を終え客席に戻り、改めてアタシの「寿限無」。教科書バージョンの基礎・川端誠さんの絵本は素晴らしい作品なのだが、惜しいかな、終盤の言い立てがゴッソリ省略されてる。落語寿限無の面白さ・バカバカしさはココにこそあるとアタシは思うから、喉が張り裂けんばかりに「寿限無寿限無五劫のすり切れ~」をまくし立てる(意見には個人差があります)。

……「素晴らしかったです~!」というお褒めを、これまでの人生の最大値頂戴して、まだ明るいけれど、大好きなお酒を呑んでます(笑)。なによりアタシが楽しかった!!

長引くコロナ禍に自らの不調も重なり、昨今、落語へのモチベーションがダダ下がり(今年の池田も「不戦敗」)という体たらくでしたが……。この6月の札幌行き辺りから、ぼちぼち上向き加減になってきたようです。

ちょっとした大ネタの仕込みも始めたし。来年2月の広島チャリティー寄席へ出演表明もしたし。

今日の高座には、力強く背中を押してもらいました。皆様に感謝感激。

そして4匹の虫「せみ」「かなちょろ」「ばった」「かなぶん」よ。また会おう!

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2020年10月 4日 (日)

似非・福島弁落語

ネイティブじゃねえがらねはぁ。オラァそもそも似非だぞい。文句あっか?

逆に「あんだの、ちっと違うんだよねはぁ」って言わっち意識すっと、不自然になっちまうのよはぁ。

さて。落語を福島弁でやってみてぇな~、つーのは、16年来の夢で、おかげさまでいくつか実現してるのね。

今日、zoom落語会を観覧して「あ、これ、福島弁にできっつぉ!」と思った演目が。

「遺言」 小佐田定雄・作。演者は立の家猿之助さん。

猿之助さん演ずる小佐田先生作品は、どうもアタシの翻訳意欲を刺激するようで、「幽霊の辻」も、茶屋の婆っぱが福島弁というのを何度か演ったっけ。


以下、変更点の備忘録

・玉造の叔母さん → 余目のヤエコ叔母さん

・川口の叔父さん → 黒岩のヒロシ叔父さん

・三人目は、飯坂在住のカズオ伯父さん。雲みたいな、つかみ所のない人。伯母のおテイさんは、中野不動尊さんか、医王寺さんか、西根神社さんへお詣りに行った

(人物名は全て楽屋ウケ)

※主人公の伜と、その父は、福島の街中の借家暮らし。「瀬戸物屋さんの裏」辺りかな? → というわけで伜は、福島市北郊外の余目へ行かされ、南端の黒岩へ走り、またまた北の飯坂へコタコタになってたどり着く

たぶん「モーツァルト息子」より、早く出来上がっぺなぃ。

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2019年8月20日 (火)

絹の里 寄席でディナー 根多帳 31回~

第31回 H31.1.21(月)

 禁酒番屋(四迷バージョン) 四迷

 昭和三十年代 松太郎

 つる(マクラ=鶴の恩返し) とんぼ


第32回 H31.2.21

 諸芸漫談(どどいつ、大相撲、歌舞伎、

 邦楽、落語) 漫太郎

 粗忽長屋 ツイ輝

 初天神 いさん


第33回 H.31.3.19(火)

 パフォーマンス「氣」 京の助

 マジック ダーク樅山

 らくだの女房(創作) 永生


第34回 H.31.4.23(火)

 尺八

 (アメージンググレース、津軽山唄、

  コンドルは飛んでいく、春の海、

  月草の夢) 橘 梁盟

 結婚式風景 松太郎

 長屋の花見 炒飯太郎


第35回 R.1.5.20(月)

 青菜 永生

 喜代節、安里屋ユンタ 他四曲 おと丸

 品川心中 いさん


第36回 R.1.6.20(木

 松太郎家の人々 松太郎

 マジック ダーク樅山

 ねずみ穴 さん馬


第37回 R.1.7.23

 歌謡漫談 漫太郎

 犬の災難 ツイ輝

 動物園 ツイ輝


第38回 R.1.8.20(火)

 ほらの種 小笑

 ハーモニカ演奏 ハーモニー江川

 合体! 松尾芭蕉 とんぼ

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2013年6月12日 (水)

札幌チャリティー寄席、顛末

今更ですが……諸先輩の皆様の如く、忘備録として……

根多帳(敬称略)

 甘味家ぷーさん
 (かんみや・ぷーさん、北海道)
 「猫の皿」

 釘抜亭トンカチ
 (くぎぬきてい・とんかち、北海道)
 「みどりの窓口(札幌駅バージョン)」

 五月家小亀
 (さつきや・こかめ、大阪)
 「へっつい盗人」

 酢葉月亭ばじる
 (すぱげってい・ばじる、東京)
 「転失気」

 火災亭珍歌
 (かさいてい・ちんか、栃木)
 「カラオケ病院」

【お仲入り】

 えぞ家葉桜
 (えぞや・はざくら、北海道)
 「花電車(創作)」

 シークレットゲスト・林家とんでん平
 「落語家生活いろいろとんでん平五十三次」

 参遊亭小遊
 (さんゆうてい・こゆう、東京)
 「寿限無Ⅲ世」

 田舎家かかし
 (いなかや・かかし、大阪)
 「高津の富」

【お仲入り】

 ワタクシとんぼ(福島)
 「寄合酒」

 月見亭うさぴょん
 (つきみてい・うさぴょん、北海道)
 「松山鏡」

 雨鯛亭勢昇
 (うたいてい・せいしょう、北海道)
 「太鼓腹幇間腹」

 猪名川亭風鈴
 (いながわてい・ふうりん、大阪)
 「星野屋」

 圓丁亭日が志
 (えんていてい・ひがし、青森)
 「紺屋高尾(10分バージョン)」

あ〜、くたびっちゃ!(笑)
演者名(ルビ込み)と演目を打ち込んだだけなのに。でも、この4時間に亘った会、開口から打ち出しまで、お付き合いくださったお客様も多数!

こんなに沢山御来場くださるとは、ワタクシ、それこそ想定外(失礼!)でした。札幌・落笑会の皆様の普段の活動に加え、様々なコネクションをフル稼動して、集客につとめてくださったお陰をもちまして、不肖ワタクシも、とても楽しく過ごさせていただいた次第でございます……。

大入叶!

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2012年6月25日 (月)

応募完了!

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昨日、仙台への行きがけに、ポストへ投函してきました。
「第4回社会人落語日本一決定戦」の、エントリー必要物、一式。

ちなみにエントリー演目は、ポピュラーな「古典」。
でも「コレ(ここではまだ、秘密!)」でエントリーする無謀な輩は・・・おそらく、ワタクシがたった一人でしょう。

さて、どうなりますことやら・・・。

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2012年3月18日 (日)

皆勤賞?

皆勤賞を、高校でもらったってのは、自慢になるのかな?
そんな多感な時期、ワタクシひたすら真面目に学校に行ってたのだ。
学校が楽しかったから? う〜ん、それは半分。1年と3年のときは、ほとんどそうだったけど。
2年生だった1年間は、そうじゃなかった。クラスに馴染めず、ひたすら1年のときの仲間の集まりになってた部活、しかも、地味な文化系の“生物部”が、ワタクシの学校における主な居場所だった。
でも、そういう場所があったワタクシは、きっとまだ幸いで……。

社会科の授業のクラス発表で「他に組む人がいないから」と、ペアを組まされたのが、コンノくん。
今のようにケータイがあるでなし、彼との連絡手段もなかったワタクシ……独りで社会科のクラス発表をこなした。
社会科だけじゃない。
音楽の授業の締め「ミニコンサート」でも、浮いているワタクシとセッションしてくれる人なぞいるはずもなく。
忘れもしないベートーヴェン・ピアノソナタ第8番「悲愴」の第2楽章(ビリー・ジョエルの“Mid Night Blue”の元歌)の独奏を演奏して……好評だったか、どうだか。

今日は“浜通り”へ稼ぎに行っていたのだけど、解散して気が付けば「あ、これからAOZに向かえば、落語聴けるじゃん!」

R114を安全に飛ばして、辿り着く。
折しも平三くんの一つ目の噺が佳境……最初から観られなかったのが残念! ムチャクチャな「壺算(?)」。

仲入りをはさんで、いさん師匠の「牛褒め」。マクラの“与太郎とのなぞなぞ”は、ワタクシも大好きな小咄。しかし、いさん師匠の“与太”は、真面目だなぁ。家を褒める口上は、ほとんど間違えない。でも、段々とエスカレートする「与太郎ぶり」は、呑んだときのいさん師匠そのもの(笑)。
ワタクシも“与太郎もの”は少ないけれど、与太郎に、演者が映りますね。

平三くん「浜野矩随」。また、大ネタを……。
今回は一際、プレッシャーがあったのでしょう。いさん師匠の口演中、後ろの楽屋から稽古の声がチラホラ(笑)。
でも、高座に上がればさすが。同じネタ卸でも、先日のワタクシのようにグダグダになることはなく。
ワタクシが今まであまり聴いたことのない噺ということも相まって、とても楽しく伺いました。
これ、ひょっとすると「医大落研発表会」のトリネタ狙い?

6年生になるまで、温めておかない?

それとも、今年、やっちゃうべきか……。難しいね。せっかくの「医大落研」、落語をやる人が、もっとたくさん出てくるにはどうしたらいいのかな、と思うと。


ところで「皆勤賞」。
今日は途中からになっちゃったけれど「らくごのくに」、お席亭・いさん師匠を別にすれば、ワタクシくらいかな?

「ふくしま落語の会」、ワタクシにとって、かけがえのない「居場所」。
すばらしき先輩、仲間の皆様に……感謝、感謝!

そして……コンノがあの後、落ち着ける居場所を、見つけられていますように。

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2012年3月16日 (金)

末広亭のプログラム

末広亭のプログラム
さっき改めて眺めていたら「スタンプカード」のコーナーがある。スタンプ10個たまると、一ヵ月間有効の招待券と、末広亭オリジナル手拭いプレゼント。嬉しいことに、カードは“無期限有効”。

頑張って年に一回行けたとして、10年後か(笑)。

それは、それとして。

有り難いことに、我々の落語会に、毎回のようにいらしてくださるお客さまがある。また、麓寄席、AOZ寄席も、数人は「皆勤賞」のお客さまがいらっしゃる。

こういうお客さまに、ささやかでも、何かお返しできないかなぁ。

え?「そんなこと考える暇があったら、芸を研きなさい!」ってか!?

ごもっとも、ごもっとも……(苦笑)。

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2012年3月15日 (木)

旅行の友

旅行の友
広島の、葡萄亭わいん姐さんが、ブログにこの「旅行の友」の話題を書いてらっしゃいました。
それ、ひょっとすると……と思って、福島の我が家至近のスーパー“○ちゃん”に立ち寄ったら、やっぱりありました、ありました! どういうわけか、棚サイドの“目玉品”コーナーに山積みで。

袋を手に取って引っ繰り返して、ちょっと納得。賞味期限が、この彼岸明け……。“○ちゃん”、この手の不思議な特売品、多いんだ。だから結構好き。
ちなみにお値段は、わいん姐さんはじめ広島の方々が見たらガッカリしそうなので敢えて伏せますが、200円単位の“○ちゃんポイントにあと一息!”という際に、なかなか貴重なプライス(って、そこまで書いたら類推できちゃうじゃん……苦笑。ちなみに○ちゃんでは「はんどたおるプレゼント」は、やってません)。

「旅行の友」は、ワタクシ恥ずかしながら、この春初めて知りました。
東国は“のり◎”の○味屋や“お□漬けのり”の◇谷園が強いから……。でも、気を付けて見ると、ここ福島でも、スーパーの棚に、タナカのフリカケがさり気なく並んでいたりします。

というわけで、この所のワタクシの昼の弁当は毎日「旅行の友ご飯」。朝詰めて、昼。しっとりとご飯に馴染んだのが、これまた美味いんだな!

○ちゃんは期限当日まで商品を下げないから、当面は「旅行の友」、ありますよ。福島の皆さん、広島名物の美味しいフリカケが、福島にいながらにして格安で買えるチャンスは、おそらく今だけですぜ!

来る18日の「中国地区チャリティー落語会」、ワタクシ、伺うことはかないませんが、皆さんの取り組みに感謝しつつ、福島の空の下「旅行の友」弁当をつつきながら、盛会を祈っております。

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2012年3月14日 (水)

びんぼう自慢

小学校高学年から中学校低学年にかけて、ワタクシは、清瀬市立図書館の、落語関係の書籍をほぼ全て読破していた。
中には「中国艶笑咄集」なんてのもあって“当時は”どこが面白いのやら、さっぱり理解できないものもあり……わからないがゆえに平気で図書館から借り出してくるものだから、オフクロなぞは、さぞや苦笑いしていたに違いない。

「びんぼう自慢」も、一度ならず借りたような、うっすらとした記憶がある。

この本は、かの“志ん生”師の、自叙伝。

これを読んで、小学生のワタクシは、どんな感想を抱いたのだろう……。はっきりとした憶えはない。
でも、ひとつだけ言えることはある。

貧乏は、恐くない。

……ん〜。
そんな感想を持ったところから、ワタクシの現在の「ビンボー生活」が、始まっちゃったのかも……(笑)。

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