グルメ・クッキング

2012年3月19日 (月)

ものは器で食わせる

ものは器で食わせる
写真は、愛用の「利き猪口」。
たぶん、親友Nの長男、アスカくんが生まれる前だから……15年以上前かな? 甲州・笹子の酒蔵「笹一」の新酒祭りに行って、もらったもの、だ。もらって以来、家で盃を含むときは、もっぱらコイツとの付き合い。今宵はゼイタクにも、注ぐは“剣菱”!「おっ、いい色してやがんな」なんて、独り、盛り上がる。

一緒に食卓に載っている食器たちは、といえば……。


実家からガメてきた、2合くらいの燗徳利。
何かのオマケでもらった、紫色の果実の絵付けの平たい小皿。
広告代理店勤務時代に、ボスの引っ越しの手伝いに行って、いただきした、丼。
そして、独り暮らしをはじめた時に買って、昨年の震災では無事だったのに、先日不注意で蓋を落っことして割っちゃった、三島の土鍋。
タンドーオヤブンからもらった、大きなビニール袋一杯に入った、杉の白木の祝い箸、一膳。

……懐を痛めて買ったもの、たったひとつしかないじゃん(笑)。

でも、いろんな人たちの思い出がこもった器たちとの美味しい夕食・晩酌を、毎晩楽しめているワタクシ。シアワセモノなのだなぁ。

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2012年3月17日 (土)

牛スジの煮込み

昨夜、仕込んでおいた。もちろん昨日は手をつけやしない(味見はするけど)。今夜のメインディッシュ。

スーパーのお肉コーナーに、格安で並んでる、牛スジ。包丁で切るのにも骨が折れるくらいガチガチでも、じっくり煮込むとトロトロになる。たまに食べたくなる一品だ。

ゴボウ・白滝とともに、醤油と味醂で煮付けておいて、今夜は、絹ごし豆腐と葱のぶつ切りを加えて、温めなおす。

酒のアテに良し、ご飯のおかずに良し! 我ながら絶品。

食べながら、ふと、ちょっとした疑問が心にかかり、“広辞苑”を引っ張りだして、ひもとくと……、おお、やっぱり。
“ゴボウ”は漢字で書くと“牛蒡”。ウシのカタワラ。
牛に合うからこの名になったのか、あとから字面を当てたのか、それはわからないけど。

なお、ゴボウはキク科の植物だそうな。
牛とキクといえば……スキヤキの春菊。あれもワタクシ大好きだ。

牛肉には、キク科の野菜が合うようで。

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2012年3月15日 (木)

旅行の友

旅行の友
広島の、葡萄亭わいん姐さんが、ブログにこの「旅行の友」の話題を書いてらっしゃいました。
それ、ひょっとすると……と思って、福島の我が家至近のスーパー“○ちゃん”に立ち寄ったら、やっぱりありました、ありました! どういうわけか、棚サイドの“目玉品”コーナーに山積みで。

袋を手に取って引っ繰り返して、ちょっと納得。賞味期限が、この彼岸明け……。“○ちゃん”、この手の不思議な特売品、多いんだ。だから結構好き。
ちなみにお値段は、わいん姐さんはじめ広島の方々が見たらガッカリしそうなので敢えて伏せますが、200円単位の“○ちゃんポイントにあと一息!”という際に、なかなか貴重なプライス(って、そこまで書いたら類推できちゃうじゃん……苦笑。ちなみに○ちゃんでは「はんどたおるプレゼント」は、やってません)。

「旅行の友」は、ワタクシ恥ずかしながら、この春初めて知りました。
東国は“のり◎”の○味屋や“お□漬けのり”の◇谷園が強いから……。でも、気を付けて見ると、ここ福島でも、スーパーの棚に、タナカのフリカケがさり気なく並んでいたりします。

というわけで、この所のワタクシの昼の弁当は毎日「旅行の友ご飯」。朝詰めて、昼。しっとりとご飯に馴染んだのが、これまた美味いんだな!

○ちゃんは期限当日まで商品を下げないから、当面は「旅行の友」、ありますよ。福島の皆さん、広島名物の美味しいフリカケが、福島にいながらにして格安で買えるチャンスは、おそらく今だけですぜ!

来る18日の「中国地区チャリティー落語会」、ワタクシ、伺うことはかないませんが、皆さんの取り組みに感謝しつつ、福島の空の下「旅行の友」弁当をつつきながら、盛会を祈っております。

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2012年3月 2日 (金)

鯛じゃなきゃ気持ち悪いやな!

鯛じゃなきゃ気持ち悪いやな!
今日の福島は午後から大雪…先日のパンクで、仕方なく後輪を夏タイヤにしたから、ミニカくんの運転には気を遣う…。

でもこんな天気の時には、思わぬ掘り出し物も。
いつも立ち寄る「YB・Y倉店」普段では思いもよらない早い時刻に“お刺身半額”が始まった\(^O^)/!

その中に、写真の「鯛」。もちろんすかさずゲット。

コレで、なかなか叶わない「猫の災難」の“実地稽古”ができるぞ。

…って…。あの噺に「鯛」食べるシーン、ないじゃん(苦笑)。ま、素敵に美味しいから、いいや!

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2012年2月13日 (月)

野菜が高い!

福島産の野菜も! もっとも、毎年この「雪の季節」は、いつも、そうなんだが……。
こういう時の頼みの綱は、安い時にストックしておいた“白菜”。普段はこれを毎晩“鍋”にたっぷり仕込んで、野菜分を補給する。

今日の我が家の食料在庫。白菜、ベーコン、玉葱……。「試し酒」の都合もあって、先週「洋食一品」「和食一品」作ってた、その余りだ。どうすっかなぁ、コレ……。

で、思い出したのは、一度やってみたいと思いつつ、やる機会がなかった料理。

「白菜とベーコンのミルフィーユ」

レシピ

1。薄切りベーコン適宜、ベーコンと同じ位のカサの玉葱、ベーコンの5倍ほどのカサの白菜を用意。
2。ベーコンと白菜は一口大に、玉葱は適当に薄くスライス。
3。土鍋、耐熱容器、もしくはダッヂオーブンなどを出してきて、その中に、白菜→ベーコン→玉葱→白菜→ベーコン→玉葱……、以下同文で積み重ねる。好みで胡椒を振り掛ける。但し、水と、塩・もしくは塩分を含むものは加えちゃダメ! 一番上に、白菜の柔らかいところをかぶせて蓋をする。
4。そのままトロ火に掛けて、気長に待つ。急いてはことを、し損じる(笑)。
5。上に載せた白菜に火が通り、シンナリとなったら召し上がれ。

キモは「水も塩分も加えないこと!」。

不安でしたよ〜、できるまで! でも、白菜と玉葱の水分と甘味にベーコンの脂と塩分が絡んだ絶妙なスープができ、白菜もベーコンも玉葱も、トンロリと柔らかく煮えました。大成功!

ただ、わざわざ材料を揃えてまで取り掛かるほどのモノではないかな。
冷蔵庫の整理に困った時に、お試しあれ。

……ホントは、今日は、昨日の“ネタ帳”とか、書きたかったんだけどなぁ(笑)。まぁ、いいか。その話は、いずれまた。

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2012年2月 7日 (火)

福島名産

福島名産
しかも「オミヤゲに持っていきたい・贈りたい」と、なると、福島人はかなり、悩む。
新鮮で美味しいのが誇りだった農産物が、原発事故のせいで、すっかりイケナくなってしまったから、尚更。

今や全国区の「K屋のU饅頭」「Mどおる」もあるけれど……ともに「郡山発祥」だから、“福島”人としては「Hの月」を持参したり贈ったりするのに近い。ちなみに福島駅のエスパルに行けば、いずれも手に入る。もちろん仙台へ「Hの月」を携えたりはしないけど(笑)。

何か、ないかなぁ。

そうだ。福島はなにげに「ビールの名醸地」だった。

これはほとんど郡山だけど、大手の“Aビール”。国道4号に沿って、大きなタンクが林立している。わがオヤブンがいつも「あのタンクの中なら溺れて死んでもいい!」と言ってたっけ。

そして、わが福島市には「地ビール」がある。吾妻山の麓、アンナガーデンの「福島路ビール」。

かつてはさんざビールを呑んでたワタクシ。10年近く前にドイツ旅行した時も、オフクロに睨まれるのもものかは、明るいうちからグラスを挙げていたのだけど。近ごろすっかりビールは「お見限り」状態。「とりあえずビール!」と云うけれど、この所のワタクシは「ハナからお酒」も、しばしば……。

ところが、土産物に困って、辿り着いたのが「ビール」。
実は今日まで「福島路ビール」、呑んだことも、ましてや買ったこともなかったのだ。
しかし、味のわからない飲み物、食べ物をオミヤゲにするくらい、不遜なことはないだろう。贈るからにはせめて一度は味わっておかなければ……。

「福島路ビール」が並んでいる冷蔵棚の前で……ため息が出た。正直、躊躇した。そのまま店を一周して、さり気なくカゴを元どおりに重ねて、帰っちゃおうかと思った……けど……オレは男だ! 一旦決心したんだから、と、ワケのわからない言い訳をして……
買って来たのが、写真の4本。

利き酒記は……追い追い記しますね!

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2012年1月19日 (木)

ガーリック田楽

この頃ブログ記事を書きながら、少しく悩むことがある。それは……
「同じ話を以前に書いてないか」。
寄席の記録なら大丈夫だけど、落語のウンチク、食い物のこと、タンドーオヤブンの思い出となると、ちょっとおぼつかない。
未だ若かりし10年ほど前、オヤブンの店のクラブ会報の編集をしていた時、全く同じネタを、こともあろうに、ひそかに人気だった「食い物コーナー」に書いてしまって、忸怩たる思いをしたことがある。

高座で「同じネタを出す」のと、ブログに「同じネタが出ちゃう」のは、天地の差……。だから、この文を投稿する前に、近頃の自分の「送信履歴」をチェックした……よし(苦笑)。

寒い時季、晩酌の友に、よく登場願うのが「田楽」。
木綿豆腐を4つに切り、串に刺してグリルで焼いて、仕上げにミリンで溶いた味噌を塗って焼き上げる。

この田楽に、ニンニクを絡めたら美味しいんじゃないかなぁ、と思って、初回、塗り付ける味噌に、卸しニンニクを加えてみたけど……今ひとつ。
明くる夕方、塗った味噌の上に、薄くスライスしたニンニクを載せて焼き上げたところ……、これがネ、香りといい、味といい、食感といい……絶品!
安くて美味い、この冬ワタクシイチ押しの、酒の肴です!

レシピ

1。木綿豆腐を買ってくる。消費期限間近で、お値打ち品になってるのが狙い目。田楽にするには、新しいのよりも、古びてむしろ堅く締まっているくらいのものがいい。

2。厚みと短辺が半分になるように、4等分に切る。

3。切った一つ一つに串を2本ずつ、注意深く刺す。串は、平串より丸串の方が豆腐が割れずに済む。また、串はわざわざ買わなくても、以前食べたヤキトリとか、団子の串をキレイに洗っておいたもので十分(笑)。串は豆腐に刺す前に、しばらく水に漬けておくとベスト。焼き切れることなく、何度でもリユースできます(笑)。

4。ガス台のグリル、強火で豆腐を焼く。焦げ目が付いたくらいで裏返す。

5。好みの、というより、手持ちの味噌適量に、ミリン、ミリンがなければ砂糖ほんの少しと酒、酒もなければ水を加え、豆腐に塗りやすい塩梅にする。胡麻、山椒その他、好みの薬味も混ぜておく。同時にニンニクを薄切りにしておく。

6。豆腐の両面に焦げ目が付いたら、5。の味噌を塗って、その上にニンニクスライスを並べる。グリルの火を弱火にする。

7。そこはかとなくニンニクの焼ける香り、味噌の焼ける香りが漂ってきたら、焼き上がり。味噌だけだと、この“焦げるか焦げないか”の絶妙なタイミングを計るのが難しいのだけど、ニンニクスライスがこれまた絶妙なフォローをしてくれる。

しかし「豆腐田楽」。身近な食材でわりと簡単にできるのに、ついぞ外でお目にかかったことがない。
電子レンジじゃとてもできないし、しかも「温かいうちが身上だ、冷めちゃあどうにもならない」ものだからね。
そう思うと、ずいぶん贅沢な酒の肴、なんだよね(^o^)。

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2012年1月13日 (金)

会津の味噌

まだトーキョーにいて、オヤブンの店があった頃だから、もう9年以上も前。

店のバックスペース、オヤブンの部屋で、いつもの如く二人で何か作って呑んで……。明くる朝。

オヤブン「おい“卓”、味噌持ってくか」と、のたまう。何を作って肴にしたのかサッパリ記憶に無いけれど、たぶん、在庫の味噌を使った一品を、ワタクシ“美味い、美味い”と、平らげたのだろう。

「会津の味噌は、甘いけど、いいか?」と云いながら、中くらいのタッパー一杯に味噌を詰めてくれたっけ。そのタッパーは、今なおウチの台所にある……。

今宵の夕食は「味噌風味鍋」。使った味噌は、会津のもの。

正直今まで、なかなかこの味噌、買えなかった。年に一度のゼイタクで、清水の舞台から飛び降りるつもりになって、カゴに入れたものだ。
それが、この頃、スーパーで半値で売られているのをしばしば見受ける。
一消費者としては有り難いけれど……。なぜそうなってしまったかが解るゆえに、そして、オヤブンが、あの味噌をくれた時に見せた、さりげない“ふるさと自慢”の気配を思い出すにつけ……やりきれない思いが募る。

お米、お味噌、野菜、お肉、お魚、海藻、牛乳、お豆腐、そしてもちろんお酒……。口に入るものがみんな美味しく、安心だった福島。

美味しいのは、変わってない。

“安心”を取り戻すために……ワタクシは、何をしたらいいんだろう……

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2012年1月12日 (木)

鴨だ〜っ!

今宵の買い出し、馴染みのスーパーのお肉コーナーに、合鴨肉の“半額”が!

濃紅色がちょっとくすんで黒ずんではいるけれど……、正価じゃとてもじゃないが買えた値段じゃない。これはワタクシの「見つけ次第、即カゴに入れるべき」リストの一品なのだ。

ダシ昆布、豆腐、たっぷりのネギ、そして先日の春菊とともに、あっさり醤油風味の鍋にする。

「鴨がネギ背負ってやってくる」なんて喩(たとえ)があるくらいで、鴨肉とネギのぶつ切りの相性といったら……。コリャもう、たまりません! 燗酒が、進むこと進むこと……。

あ。
こういう“季節に一度”という楽しみは、オヤブンとシェアするんだった……。

こないだ、生牡蠣の“半額”見つけたときは、一緒に一献したのにね……。ゴメンナサイ。

かくしてワタクシ、この冬一番の冷え込みにもめげず、今宵もまたストーブ焚かずに布団へ潜り込むのでありました……

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2012年1月10日 (火)

春菊の革命

近頃、川向うのスーパー“いちい”に立ち寄ると、必ず探すものがある。それは、春菊の袋。
春菊なんて、ありふれた野菜だけど……ちょっと、変わってる。
フツーは株で包装されているのだが、ここのは柔らかいところだけ摘み取って、ナイロン袋に詰めてある。

春菊を美味しく調理するのは、なかなか難しい。堅い茎が柔らかくなるまで茹でたり煮たりしようとすると、葉がデロデロに崩れちゃう。かといって、葉っぱ優先にすると、茎はまだ、ガリガリ……。

ところが、ここのように、ほぼ“葉っぱだけ”になってると、サッと火を通すだけでいい。茹でてお浸しや胡麻和えとか、そのまま鍋物へ投入するとか、水溶き小麦粉を絡めてかき揚げ・チヂミ、はたまた炒めもの……何でも来い、だ。

栽培の手間は……意外とかからないんじゃないかな。フツーの春菊だったら、種蒔いて、20センチくらいになったところで刈り取ってオシマイ。でも、この出荷法なら、伸びるに任せて、生えてくる葉っぱだけをむしっていけばいい。

消費者にも生産者にも喜ばれる、革命的な春菊栽培法だと思うのだけど。実際、どうなのかなぁ?

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