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2012年3月 9日 (金)

一年経ったか……

一つ前の記事は……。
ちょうど一年前の3月9日に、半分書きかけて、ワタクシのケータイに眠っていたものである。無理矢理加筆して、一応完結させてみた。

去年の3月9日のことは、記憶に強く刻まれている。

仕事が休みで、コラッセふくしまへ、確定申告に行った。
前々年までは、自宅で書類を完璧に作れたから、1階でさっさと提出だけしてくればよかったのだが……日々進歩するIT環境に、我が家の15年選手のパソコン環境、さすがについて行けなくなり、2010年春の申告から、コラッセ4階の厄介、しめて12階の身分になってた。

2011.3.9、正午直前。係のお姉さんに書類を確認してもらっていた最中……。周囲から一斉に“緊急地震速報・ギュイ〜ン、ギュイ〜ン”が、響き出した。直後、コラッセ4階は、大きな揺れに見舞われ……。

瞬間、騒然としたが……物が落ちたり倒れたりしたこともなく……、青い顔した受け付けのお姉さんに向ってワタクシ「いやいや、いざとなったら、この机の下があるじゃない(笑)」なんて、軽口叩いてたけど。

まさかまさか、それから二日後……。

そして、地震と津波だけなら、まだしも……。

こういう際に、ここに居合わせ、そしてこうして生きさせていただいているのは、何らかの役割が、ワタクシに、あるってことなのかしら……。


それが何なのか、まだ、さっぱり見えてはこないけど。

ただ、思うこと。

大好きな、福島に、穏やかで華やかな春が、訪れますように!

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2012年3月 1日 (木)

コレが聴きたくなって……

コレが聴きたくなって……
引っ張り出した。「大河ドラマ・テーマ曲オムニバスアルバム“秀吉”」。

不思議なもので、はまっていた芝居限定だけど、音楽を聴いていると、オープニングの映像が目に浮かぶ。


昭和45年「樅の木は残った」。地上から樅の林を見上げた空。この年、ワタクシまだ4歳……よほどインパクトを受けたのだろう。


昭和52年「花神」。雲をかきわけて行くオープニング。このドラマは多分、物心ついて初めて、真剣に見通した。だから「幕末の志士」たちを思い浮べると、みんな「花神」の俳優さんになっちゃう(笑)。


昭和53年「黄金の日々」。当時の染五郎、現・幸四郎の“助三”、川谷拓三の“善住坊”、根津甚八の“石川五右衛門”トリオの友情、そして、栗原小巻のお嬢様、夏目雅子のキリシタンのモニカに憧れたっけ……。


いささか飛んで、平成7年「八代将軍・吉宗」。錦絵の大名行列がCGでエッチラオッチラ歩きだした。


平成8年「秀吉」。竹中直人の秀吉、否、日吉丸が、大きな太陽に向かって懸命にひた走る姿……。

まったりとした日曜の夜、テレビを前に、家族で過ごした(もっとも、平成以降はワタクシ独りだけど)一年……。
今思えば、貴重な時間だったんだなぁ。

歴代の「大河ドラマテーマ曲」で、ワタクシの一番のお気に入りは、先程も挙げた「花神」。

6拍子で、船に揺られているような、心持ちのいい曲である。

この曲を作った、林光さん、先日黄泉路へ旅立ったそうな……。ネットで見た訃報には「花神」のことを書いているのが一つもなかったけど。

ワタクシには、林光さんといえば、コレがいちばん。かけがえのない大好きな作品を……ありがとう。

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2012年2月12日 (日)

太平シローさん

ワタシの記憶が確かならば。中学2年の頃。
漫才ブーム、たけなわだった。当時、東京のラジオ局、JOQR1134文化放送の、夜8時台「THE MANZAIクイズ」という番組。売出し中の漫才コンビがパーソナリティーで、スタジオから聴取者に電話して、他愛もない問題に答えてもらう、というもの。

応募ハガキを出してみたら、ある夕方、我が家の電話が「リリリリリ、リリリリリ!」

ガチャ。

「はい」
「モシモシ、こちら、文化放送と申します。“卓”さんはいらっしゃいますか?」

うれしかった……んだけど、ちょっと落胆。お目当てのコンビの担当の日じゃなかったから。
スタッフの方と一通り打ち合せの後「じゃ、切らないで待っててくださいね」

既にラジオフリークだったワタクシ。手もとにラジオは、かけておくけど、みっともないハウリングだけは避けたい! ボリュームをギリギリに調節したっけ。

問題の前にどんな話をしたのか、どんな問題が出たのか、ピンポンだったかブーだったのか……不思議と何一つ記憶に無い。
ただ「最後に一言!」と振られて、ワタクシが発したのは……

「もみじまんじゅう〜!」


「それ、違うやろ!」と突っ込んでくださったのは、今思えばサブローさん。電話口の向こうで、シローさんも、呆れて苦笑いしていたことだろう……。

シローさん。
その、臍曲りのナマイキ中坊は、今、福島で、素人お笑い芸人をやってます。
その節は、大変失礼しました……。でも、呆れながらも、サブローさんに、そしてシローさんに笑ってもらってもらったことは、ワタクシの一生の宝物です。ありがとうございます。

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2012年1月 3日 (火)

無事帰福

東京駅そば、鍛冶橋駐車場午後2時発、さくら交通バスで、福島へ帰ってきました。
乗り場に着いたら……「あっ“ナマ箱根駅伝”が通るところじゃん!」

程なく、総合優勝・東洋大のアンカーが、駈け抜けて行きました。

今年も柏原くん、すばらしかった。今年が最後の箱根、4年連続山登り。小田原で、トップでタスキを引き継いだとき、あのイカツイ顔のなかの小さな眼が潤んでいたのを視たら、こっちも胸がいっぱいになった……。
よくぞ登り通してくれました。柏原くん、ありがとう!

そして……わが東京農大。最終結果はまだチェックしてないけど、総合成績ではおそらくビリ。
でも、繰り上げはあったにしろ、ゴールまで駈け続ける姿が、テレビであんなに映し続けられたなんて、今までのワタクシの記憶にはない。

正直すごく、カッコワルイ。取り上げられる本人にしてみれば、一生思い出したくない経験かもしれない。でも、それで投げ出してしまったら……

所詮「カッコイイ・ワルイ」なんて、相対評価。

今週末、余興が2高座。
落語は演りません。
カッコヨク自らの役割を全うしようと努めている人、そうは思っていても結果、カッコワルクなっちゃう人……、そんな皆さんに向けて、精一杯、エールを送ります。

フレー、フレー!

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2011年12月 2日 (金)

すぐおいしい、すごくおいしい

南伸坊さんのCM、懐かしいなぁ・・・。

このブログ読者のかたの大方がご案内の「今週を以て、ただのおじさんになっちゃった」某市長の賞、副賞がコレ一年分。昨年はワタクシ、わけもわからずその「分け前」にあずかりました(ちゃん平さん、ご馳走様です!)。

アジャラカモクレン某I市さん、市長が変わってもアレ、続けてくれますよね……(笑)。

テケレッツのパ!
閑話休題。
滅多に「袋のインスタントラーメン」を買わないワタクシだけど、この「チ○ンラーメン」だけは、5袋298円!なんて特売だと、ついついカゴに入れてしまう。

「熱湯3分、お鍋で1分」というのが“公式レシピ”なんだけど……ワタクシのバヤイは「クラッシュ5秒」! 袋を両手で持って“バリバリバリッ!”……でおしまい。そのまま、酒の肴に。

邪道なのかもしれない。でもこの世に「チ○ンラーメン」あったればこそ、そしてそのままかじる食べ方の愛好者がいたればこそ「ベビー○ター」や「ブ○メン」、そして「ラーメン○ーナツ」なんて派生商品が数多く発達したわけで……。


「クラッシュ5秒」に馴染んでしまうと「ベビー○ター」じゃ、歯応え、味のパンチ、ともに、チト物足りない……。

砕いたチ○ンラーメンを肴に一杯やりながら、痛快な歯応えに日中の憂さを忘れて、今宵も安らかに眠りに就くワタクシなのでありました……。

アンニョンイ、チュムセヨ。

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2011年11月27日 (日)

ダンシがシンダ

談志師匠が亡くなった。その訃報を耳にしたのは、仙台にいた時。

実はワタクシ、談志師匠には、あまり馴染みがない。おまけに、志ん朝師匠にも、馴染みが薄い。

これは巡り合わせとしか言い様がないのだが……ワタクシの若き少年時代、落語にハマっていた数年間に、接点が少なかったのだ。


恐らく、両師匠をはじめとする「テレビタレントとして爆発的に売れた落語家」が、一斉に“ライブ”“独演会”へ力を入れはじめたのが、この頃で……。同時に、ワタクシの当時の落語との接点は、専らラジオだった。
だから約6年に亘る「エアチェック」カセットが、段ボール一箱あるけれど……志ん朝師匠の声はただ4本……談志師匠にいたっては、2本あるかないか……。


そしてワタクシ、定席の「寄席」に足を運ばないまま、落語から20年遠ざかっちゃった。
初めて「新宿末広」に行ったのは、はるか後、タンドーオヤジが福島へ帰った年の明けた、初席だった……。

ちょうどワタクシが落語にはまっていた少年時代、ワタクシの街に住んでいた三遊亭若馬師匠が、わが街の市民センターで寄席を始めた。若馬師匠は芸術協会所属だから、いらしてくださったのは、芸協のお師匠さんばかり……とはいっても、そうそうたる顔触れ。米丸師匠、柳昇師匠、文治師匠、夢楽師匠、円右師匠、小南師匠、歌丸師匠、笑三師匠、遊三師匠……移籍前の文朝師匠、先代の柳好師匠、柳橋師匠、そして漫才の千代若・千代菊師匠……、etc。

恐らく柳昇師匠と千代若千代菊師匠がまだ60ちょい過ぎくらい、他の師匠はまだ40〜50代……。アブラが程よく抜けて、しかも枯れすぎない、お師匠さんたちの絶妙の時代の「芸」を、ライブで受け取っちゃった……。

ナマの“志ん朝”“談志”の両師匠を観ることなく、ここまできたけれど、それは、巡り合わせだからしょうがない。その代わり、ワタクシの中には、それに劣らない“宝物”が(他の人にはどこがいいのかわからないかもしれないけれど)、たくさんある。

先日、山形で「自分の噺は何故それを選んだか」、意識するべきだと教わった。そして、仙台では「噺家は誰が好きなの?」と、質問責めに遭った。

特定の「誰」が一番好きだ、というお師匠さんは、ワタクシにはない。でもやっぱり、若い頃馴染んだ“芸協”のお師匠さん達にシンパシーが、ある。

しかし……そんなことを、ここ数日思っていて……ある結論に達して、ワタクシは総て納得がいった。


ワタクシは「タンドーのオッサン」の弟子、だったのだ。

「ネオライフ亭」に入門して、お茶汲みから始まり、ある時は離れ、ある時はくっついて、部下として、秘書みたいなこともしたし、酒も何度となく酌み交わしたし……挙げ句の果て、福島へ、ノコノコ拉致られるし(自身は当時、まさかそんなことにはならないだろうと思っていたのだが、周りの連中はオッサンが福島へ帰って来たとき“あ〜‘卓’の奴め、きっとオッサンに附いて福島へ行くんだろう”と、早くから予感したという。まぁ、そういうものだ……)。そんな付き合いが、かれこれ20年。

オッサンと、談志師匠。メチャクチャぶり、わがままぶり、反面、周りへの気配りがあり(これが、往々に通じなかったり)、カッコつけるのが好きだったり……。共通点が、多々、思い浮かぶ。

それはそれとして……。
ワタクシは「タンドーのオッサンの弟子である」と、今、はっきり自覚するに至った。「塾の講師は“芸人”だ!」が持論だったし、実際、講義=噺の稽古もつけてくれた。

ちょうど3年前。オッサン、モトイ、師匠に、塾を辞めさせてもらいたい旨と、落語を再開することを話しに行ったときのこと。師匠、「そうか……オレもやりたい落語があるんだよな」と云った。師匠のことだから、古典ではないだろう。自らの創作に違いない。「じゃ、それ、こんどぜひ、聴かせてください!」と、頼んだのだけど……。

オッサン、モトイ、師匠は、この震災の2年前、なにをどう予知したのか、こともあろうに「あの世」へ事前に避難しちゃって……。


「師匠の落語」は、とうとう、聴けなかった。

ワタクシに影響をくださった、数々の師匠に……献杯!

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2011年10月27日 (木)

早く来ないと、行っちゃうよ〜!

TPP交渉なるものに、参加するか否か、ここのところ、なにかと、かまびすしい。

と云ったって、たぶんドジョウさんは「信を問う!」とか云って、解散総選挙はしないだろう。黙ってれば、あと2年弱は、政権与党でいられるんだし。


与野党が逆転した途端に、それぞれのそれまでの言い分なんて、いとも簡単に引っ繰り返っちゃうんだもん、なぁ。

今日のニュースに流れていた、TPPを主導する米国要人の発言を聞いた。あれは、焼き芋屋さんの売り声だね。「早く来ないと、行っちゃうよ〜!」

それにそそられて、なけなしの銭はたいて、今の空腹(誰の?)を満たすか……。それも、ひとつの、選択肢ではあるけれど。

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2011年10月26日 (水)

どくとるマンボウ、ありがとう

どくとるマンボウ、ありがとう
《マダガスカル島にはアタオコロイノナという神さまみたいなものがいるが、これは土人の言葉で「何だか変てこりんなもの」というくらいの意味である。》……この書き出しの一文は、ワタクシにアタオコロイノナの息を吹き掛け、すっかり虜にしてしまった。

「どくとるマンボウ航海記」に出会う中学1年まで、ワタクシは自分が大変ノロマなこと、そして、世間一般とは、どこか感覚がズレているらしいことに気が付いていて……、それが嫌で嫌で、たまらなかった。

でも、これがきっかけで「なぁんだ、そんなこと、気に病まなくてもいいのかぁ!」と、方向転換できたように思う。

どくとるマンボウは又「ブレる」人でもあった。ブレの大きいワタクシ、何度、勇気づけていただいたことか……。

実はワタクシ今、相当「下ブレ」気味だ。
でも「アタオコロイノナ」の使徒歴、伊達に32年半、やってない(笑)。たぶん、今回は、今が、でなければ間もなく底だ。そしたらまた、昇っていけばいいもんね。

どくとるマンボウ、ありがとう、そして、バイバイよ。
ホントは「楡家」の単行本も、本棚の「瓦礫状態」のどこかにあるはずなんだけどなぁ……。

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2011年10月 6日 (木)

スティーヴ・ジョブズよ安らかに

アップルの創業者で、ついこの間までCEOだった、スティーヴ・ジョブズ氏が、亡くなった。

Mac歴、そろそろ二十年近くなってしまうワタクシ。そして、今はMacでもって、口に糊しているわけで……。今までそんな風に意識したことはなかったけど、ジョブズ氏は、ワタクシに糧をもたらしてくれる、一種の“神様”“お天道様”のごとき人だったのだなぁ。

めまぐるしく事業を展開し、そして、最期の闘病……Mr.ジョブズ、お疲れさまでした、そして、ありがとう。

訃報を読むと、禅と仏教に傾倒していらしたようだから……合掌、で、いいですよね。


さて、ジョブズ氏の人生にひきくらべて、ワタクシは……!?

「あ〜あ! オレは、長命だ(苦笑)」

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2011年9月12日 (月)

ダイソーで買ってきました

キッチンタイマー。
以前買ったものは「カウントダウン機能」しかついてなかったのに、今度のは“00:00”でスタートボタンを押すと、所要時間を測れる「ストップウォッチ」機能がついてる。なにげに進化してるゾ、ダイソーグッズ。

で、何に使うかって? もちろん「10分」を測るため。

「おいおい、今更かよ!」とのご指摘、ごもっともですが……。ここへ来て絶好のマクラネタになる、困った大臣様が出てきちゃったりしたもんでね。

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