音楽

2012年3月 1日 (木)

コレが聴きたくなって……

コレが聴きたくなって……
引っ張り出した。「大河ドラマ・テーマ曲オムニバスアルバム“秀吉”」。

不思議なもので、はまっていた芝居限定だけど、音楽を聴いていると、オープニングの映像が目に浮かぶ。


昭和45年「樅の木は残った」。地上から樅の林を見上げた空。この年、ワタクシまだ4歳……よほどインパクトを受けたのだろう。


昭和52年「花神」。雲をかきわけて行くオープニング。このドラマは多分、物心ついて初めて、真剣に見通した。だから「幕末の志士」たちを思い浮べると、みんな「花神」の俳優さんになっちゃう(笑)。


昭和53年「黄金の日々」。当時の染五郎、現・幸四郎の“助三”、川谷拓三の“善住坊”、根津甚八の“石川五右衛門”トリオの友情、そして、栗原小巻のお嬢様、夏目雅子のキリシタンのモニカに憧れたっけ……。


いささか飛んで、平成7年「八代将軍・吉宗」。錦絵の大名行列がCGでエッチラオッチラ歩きだした。


平成8年「秀吉」。竹中直人の秀吉、否、日吉丸が、大きな太陽に向かって懸命にひた走る姿……。

まったりとした日曜の夜、テレビを前に、家族で過ごした(もっとも、平成以降はワタクシ独りだけど)一年……。
今思えば、貴重な時間だったんだなぁ。

歴代の「大河ドラマテーマ曲」で、ワタクシの一番のお気に入りは、先程も挙げた「花神」。

6拍子で、船に揺られているような、心持ちのいい曲である。

この曲を作った、林光さん、先日黄泉路へ旅立ったそうな……。ネットで見た訃報には「花神」のことを書いているのが一つもなかったけど。

ワタクシには、林光さんといえば、コレがいちばん。かけがえのない大好きな作品を……ありがとう。

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2012年1月27日 (金)

2番「北国の春」

♪呑みすぎ〜、食べ過〜ぎ、二〜日〜酔い♪

我らが素人落語の会、詩吟のヒロイン、さや歌ちゃんが、NHKの「東北のど自慢」出演!

でも「鐘ひとつ」は、ないよなぁ……でもまぁ、テレビ番組ですからね。

それを視るために、震災の時に、床に転落したテレビのコンセントを初めてつないだ。

この4月で、福島も完全地デジ化。普段でもウチでテレビを視ないワタクシだから、このテレビに電源が入るのは、たぶん、今日がラスト。

最初に就職した会社の“石塚さん”に頂戴して、この春で、24年……。テレビが大好きだったオヤブンの思い出も……。

さでワタクシ、明後日は、東京・柴又で「2番・北国の春」、演って来ます!

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2011年9月25日 (日)

24日は……

2時間半、しゃべりっぱなし!

といっても、落語じゃなくて。
宮城・川崎町へ、ミスチル野外コンサートの警備のアルバイト……。

終演間際、立て看板とトラメガを渡されて「帰るお客さまのクルマに“仙台方面は左折でのお帰りをご協力お願いします”と広報しろ」との、司令。

やりましたよ〜、18時30分頃からガッツリ2時間半……。

朝5時会社集合で、帰宅は午前様直前……。初めての現場、初めての他の営業所メンバーとの協調、初めての8時間を超える長時間勤務……。もうクタクタ。

でも、昼夜のお弁当が出たのと、“イノセント・ワールド”の生演奏を(遠くからだけど)聞けたのと、久しぶりにくっきりした天の川を見られたから……、まぁいいか。

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2011年5月11日 (水)

出囃子

ふくしま素人落語の会で、ワタクシは演者の一人であるとともに“いづみ家小染”社中メンバーとして、お囃子の担当をしている。

社中の大黒柱、小染姐さんが不都合のときは、大方ワタクシがCDの支度をして持参する。既成の音源があれば仕事は単純だけれど、中には好みの楽曲を出囃子にしたい、という方も。そういうときは、手持ちの器材を活用して、希望の楽曲を「出囃子」っぽくアレンジすることも。

小染姐さんの「生三味線」が一番なのはいうまでもないけれど……、ワタクシの「ヘナチョコ電子合成出囃子」も、我ながらよくやるよ、と思う。

ワタクシの若かりし頃……。周りに三味線やってる人なんぞなく、今のように便利なマシンもない。出囃子はどうしていたか。
とり蓄めた落語の「エアチェック」のテープから、アナウンサーと演者の声がかぶっていないものを選んで、ダビングして使った。その出囃子セレクション・スペシャルテープがうちにあってもおかしくないのだが……どうやら高校の落研のロッカーに置き去りにしてきてしまったらしく、いくら探しても、見つからない。

落語から遠ざかって約10年経って「DTM(デスク・トップ・ミュージック)」に出会った。毎晩マシンに向かって「あ〜でもない、こ〜でもない」と楽曲データをいじって、夜を明かした。幼い頃に馴染んだピアノ練習曲から始めて、クラシックの管弦楽、自分のオリジナル作曲のアレンジ……、様々手掛けたけれど、パソコンを使う仕事に就いたとたんに、すっかり放り出しちゃった。


福島へ来て、しばらく、パソコンに振り回される仕事から解放された。こっちがパソコンを「道具」として使う余裕が生まれた。そうなったら、やっぱり昔やりたかったことがアタマをもたげてくる。

福島に来て初めて打ち込みした音楽は……「片しゃぎり」(笑)。
かつて自分がやりたかった「寄席芸」と「音楽(DTM)」が、がっちりタッグを組んじゃった。

自分用の「青山ほとり(大根踊り)」「東京音頭」も含めて、組んだ曲は両手を越える。当地の素人芸人長老の出囃子、市販のCDにないプロの噺家さんの出囃子もある。

自慢はさておき、噺家さんの「出囃子」。前座のときは個人で決まった曲はなくて、前座から二つ目になるとき、寄席のお囃子のお姐さんが、芸風を観て、ふさわしい選曲をしてくださるそうだ。
我々はアマチュアだから、そんなことはなく、自らの好みで選ぶ(生三味線だと姐さんの意向にもよる)。
ところが、周りが選ぶ曲と、本人の選曲が合致しないことがしばしばある。
大体がワタクシからしてそうで、自分では「青山ほとり(大根踊り)」にしたかったのだけど「落語が縁で東京から福島へ移住してきたヘンなヤツ」という要素プラス誰にも馴染みのある楽曲ということで、定番は「東京音頭」だ。

この所、福島以外から客演いただく機会が増えたが、なかなかリサーチがままならない。それで、こちらで勝手にふさわしそうかな?と思われるものを支度するのだが、ご当人が普段ご使用の曲に合致することはまず、ない。

難しいなぁ……、それとも選曲するワタクシのセンスがないのかしら?

それは、それとして……。周りから選んでもらった出囃子で、成長・変化することがあるかもしれない。逆に、自ら選んだ出囃子で、さらに自分を押し出して行くことができるような気もする。


すごく贅沢だけど、ワタクシ当面、3曲を使い分けるつもり。
1・会のメインイベント(麓寄席、AOZなど)=東京音頭
2・出前で“CD出囃子”=青山ほとり
3・福島県外単独出張=飯坂小唄

プロのお囃子のお姐さんだったら……ワタクシにどんな曲をつけてくださるのかな? うかがってみたい気がする。

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2010年7月26日 (月)

プチ帰京

生演奏の「新世界より」。テープで聴くだけではわからない、奏者さん達の動きを見られたり、息遣いを感じたりできるのは、どうしたって「ライヴ」に限る。
弥生室内管弦楽団様、わが母ともども、たいへんよきひとときを楽しみました。ありがとうございます♪
いやぁ、オーケストラって、ホントにいいもんですね!(C)水野晴郎


実家に一泊して、いつもの「さくら交通」で福島へ。今日は、小竹向原経由で有楽町へ出てみた。そうしたら、「さくら」の出発場所の最寄り駅は、実は「銀座一丁目」だったということを「発見」。

ところで、どうも東京に来ると「立ち食いそば」が喰いたくなる(但しワタクシ、ソバアレなので頼むのはもっぱら「うどん」だけど)」。有楽町駅周りをブラブラして昼飯場所を探したけれど、時分どきでどこも満員。某・牛丼の「Y家」なんてウェイティング状態で店の中を覗いたら芋洗いになってる。何がと云って「芋洗いの食い物屋」くらい苦手なものはないので即通過!
結局ガード下「後楽そば」に。別に何の変哲もない「立ち食いそば」だけど、生麺をお店で茹でて出しているから、悪くない。そして嬉しいのは「刻み葱入れ放題」! 「さくら」での出発前に小腹を満たすにはおすすめ。

あ、「立ち食い」にするんだったら、品川駅ホームのそば屋にしておくんだったか! まぁいいか、お盆の帰京のとき、品川にしようっと。

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2010年7月22日 (木)

やっぱりライヴ

ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」。

とても好きな曲。若い頃に親友からもらったテープを擦り切れるほど聴いた、タクトを揮る真似をしながら……。

つい数ヵ月前、ひょんなことから、ドボ先生が、筋金入りの“鉄”だった、というエピソードを知った。自分の全ての楽曲の著作権と機関車一両を取り替えられたら嬉しいと語っていた、とか、アメリカに渡ったのは大陸横断鉄道に興味津々だったからだ、とか、ニューヨークでの日課が駅での車両チェックだった、とか……。ワタクシがドボ先生と同じような立場に立ったら、全く同じコトを思って、しかも実行しそう……(苦笑)。

さて、その“大陸横断鉄道”に魅かれて渡米したドボ先生が、現地で作ったのがこの「新世界より」。

何年かぶりに、昔、親友からもらったテープを引っ張り出して、聴いてみた。

全編「汽車」じゃん、コレ!(笑)

もちろん、そういう先入観で聴くからそう取れてしまうのに違いないけれど……。
しかし、ドボ先生がニューヨークで初めて見聞したであろう“雑踏”の空気をも、ワタクシは感じた。よく「高度経済成長期の映像」として流される、新宿駅のラッシュの様子……、もちろんワタクシ自らも経験した通勤ラッシュ……、そしてそれが一段落したターミナル駅の、一抹の静けさ(夜勤でいささか残業した“明け”の西武池袋駅で見たような)……。

国境を越え、時代を超えて、具体的なイメージ(視覚像のみならず音、匂い、触感と云ったものまで含めて)を、聴く人観る人の脳裏に鮮やかに甦らせる……。
コレこそが「古典」であり、それを再現してくれる演者が「名人」なのでしょう。

ホントは色々やらなくちゃならないこともあるのだけれど、矢も盾もたまらず……。ワタクシ今度の日曜、急遽「新世界より」のライヴ演奏を、東京へ聴きに行って参ります。

本当なら青春18きっぷで行きたいところだけど、諸事情により、バス往復にて…

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2010年4月 7日 (水)

物欲

もともとあんまり強くもないし、コドモの頃「人はヒト、うちはウチ!」と耳にタコができるほど説教されてきたし、カネはないし、そもそもヘソマガリで流行りのものには冷淡だから「アレ欲しい、コレ欲しい!」と“初天神”の子供のように騒ぐことは滅多にない。

でも、たまに、ガマンできなくなることがある。

最初は鉄道模型の「Nゲージ」。友人宅で見せられた時。プラレールと違う、格段のリアルさ! 完全に参った。で、親をなだめすかして、その年の誕生日祝いに買ってもらった。初期投資としては妥当な、KATOのキハ20、2両セット。鉄道模型は高校半ばまで、ハマりまくっていた。ただ、既製品には経済的に手が出せず、最初はプラキット、ついではレアモノ実在車両の自作、しまいには「オリジナル鉄道」を創るに到った。
次いでは、自転車。高校に入って知り合った友人達と、自転車でかなり遠くまで走り回って遊んだ。最初、ワタクシが乗っていたのは、父のお下がりの実用自転車。でも、友人達が、カッコイイのにドシドシ乗り換える。ワタクシも何とかそれに追随すべく、小学校5年生の時に買ってもらったジュニアスポーツ車を改造してみたものの…。結局どうにもならなくなって、高校2年の秋、仲間を凌駕する「高級車」を買ってもらって、溜飲を下げたっけ。でも、そのおかげで、当時の仲間内で一番長く、たくさんの自転車旅行を楽しめたし、その自転車は今でもうちにある。

その次はクルマ。ワタクシの最初のクルマ、昨年春までいたステップバンを買ったいきさつは、いつだかこのブログに書いたはずだから割愛…。その次に買ったのは、発売当時「3〜6ヵ月納車待ち」と巷でゆわれていた“ユーノス・ロードスター”。職場の友達が乗っていたレビン・トレノと一緒に走りたいけど、ちょっとステップじゃねぇ…。しかし、さすがにバブルの時代。就職して一年勤めたら50万円貯蓄ができた。さぁ、コレどうしよう。ステップをレストアするか、ロードスターの頭金にするか…。結局「頭金」になったわけだが、ここから、ワタクシの大借金人生への転落が始まろうとは……(苦笑)。
そして、パソコン。マツダ勤務の時、そこの友人の影響で、ワープロと音楽、パソコン通信をやりたいと思って大枚50万(!)はたいて買ったMac。しかし、当時は、Macを含むパソコン界が急激に進歩していた頃で、あと半年、一年待った方がよかったと、今なら思うが…。後の祭り。でもまぁ、その投資のおかげで、今はMacを飯のタネにできてはいるのだけど。


・・・ちなみに、ここまでが「マクラ」。相変わらず長ぇぞぃ。書いてる当人自身が呆れる!(笑)本題はここから。


一昨日、落語の会の、発橋さんのブログを読んでいたら「太鼓、買っちゃった!」と書いてある。

あ゛〜ッ! 先、越された!

ふくしま素人落語の会に参加して、驚いたのが「生出囃子」。小染姐さんの弾く三味に乗って高座に上がれる。これはすごく贅沢で素敵! 生演奏のお囃子で上がったってのは、福島で初体験。
ただ…。寄席囃子は、三味線だけじゃない。開場前の一番太鼓、開演前の二番太鼓、仲入り太鼓、片しゃぎり、打ち出し太鼓……。太鼓がつきもの。そして、プロの世界では、前座さんが、この太鼓を務める。

落語の会に参加するとき「最初は開口一番と、高座返し(座布団とメクリを返す仕事)をやってもらいますよ」といわれてもちろん快諾したのだが、諸々の事情で、ハナから「二ツ目付け出し」ということになった。
しかし、諸先輩が前座を務めているのを見るにつけ、申し訳ないというか、なんというか…。
「それならば、別の前座の仕事を…」と目をつけたのが「太鼓」だった。ただ、ホンモノの太鼓は、団地住まいでは、稽古ができない。じゃ「デジタル楽器」でそういうの、ないかなぁ、と思ったら、あるのです、これが。ヤマハのデジタルパーカッション・DD-65。
似たような機能の、古い楽器はもっと安く手に入るけど、この65のどこがいいかというと「和太鼓」の音色が入ってる。これは色々調べたけれど、他の機種にはないものだ。
そして…うちのMacで「打ち込み(データの、ね…)」もできる。
もちろん、ヘッドホンで稽古できる!

本当は、去年の「定額給付金」をあてにして、買うつもりだったのだけど……。リーマンショックのあおりで、給付金は生活費に消えてしまい、パー……。

約一年、その思いをくすぶらせながら、手持ちの器材で「でばやCD音源」を作っては、欝憤を晴らしていたわけ。
そこへ、発橋師匠のブログ記事! 今なら去年より、わずかながら余裕がある。で、調べたら…。ありました、ありました、新品で約3万するDD-65の中古品、15,800円也!が! もう即刻問い合わせメール。そしたらさっき返信が来て、取り置きしておいてくれる、とのこと! 当然、買いたい旨、返事。

来週には、届くかな。楽しみ、楽しみ。

明日から、通勤の往路は噺の稽古、復路は「お囃子のリズム取り」、ダブル稽古だな♪

来る5月25日火曜日夕方、福島県文化センター視聴覚室にて「ふくしま素人落語の会・第12回信夫の麓寄席」開催。小染姐さん、発橋師匠、ワタクシとんぼの3名で、鳴りものを務めますよ! 乞、ご期待!

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2010年1月29日 (金)

「ホームにて」と「智恵子抄」

「智恵子は、東京には本当の空がない、という」
有名な一節だ。


「そうか、なるほど」としみじみ感じたのは、福島に移住してしばらく経ってから、バスで帰省したとき。那須の高原から関東平野に下った瞬間。山並みがグンと遠くなり、パっと空が開けた。「あ、帰ってきた」と思うと同時に思い出したのが、智恵子抄の、かの一節…。ワタクシの心は、智恵子さんの思いと真逆の感激を覚えたのである(でも、これ、どうもリアルタイムでこのブログに書いたような記憶がなくもない。お暇があったら見てみて…)。

「ふるさと」って、何なんだろう。プラットホームの果てか、汽車の窓ガラスの果てか……。


北海道の、音威子府という小さな村に、縁があって、都合二ヵ月ばかり暮らしたことがある。北海道といえば、どこまでも広がるような畑や牧草地と、そしてその上の青空、というイメージかもしれないけれど、この音威子府村は、天塩川中流の小さな盆地。だから、空は、福島や二本松と同じように、四方を山に囲まれている。
世話になった親方が云っていたっけ。「内地の人はみんな、音威子府に来ると『帰ってきたような気がする』って云うんだ」と。
それを聞いたとき、判るような気もしなくはなかったけれど、半分他人事のような気がした。
それはそうだ。だって自分は、智恵子さんと“真逆”なんだもの。


でも、福島、なんか、落ち着くんだよね。ナンデダロ〜♪


思い返せば、ワタクシの「本当の空」は、住宅団地の“山”に囲まれた「空」だったんだ。

そして、ベランダから、富士山が綺麗に見えていた。


いま、うちのベランダに立てば、右手には吾妻小富士を臨む。目の前の地面に目をやれば、子供たちの遊び場。左手の霊山へと続く山は、その頃の団地の北側に茂っていた雑木林。ちょっと歩いて土手を越えれば、川の流れ。

まあよくぞ、幼きときの原風景にそっくりなところに来たもんだ。


この年末年始、JRが発売した「ふるさと行きの乗車券」は、残念ながらワタクシには使えない設定だったけど…。
気が付いたら、普段から「ふるさと」にドップリ浸かって暮らしてる。


福島、いいべした!

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2009年11月14日 (土)

幸せって…

何だっけ、何だっけ……、なんて、CMソングがあったけど。

自分の周りにいる人たちが、みんなニコニコしているなら、ワタクシは幸せ。

でも、中には、そうじゃない人もいる。まずったな〜、と思ったところで後の祭り。
当面は、気まずい雰囲気を受け入れるより、仕方ない。
そして、その状況を、どうにか解決したいと思っている素振りを振りまきつつ、さり気なく、挨拶をこちらから投げ掛けてみたりして、距離感を縮めるしか、時を待つしかないのだろう。

相手のせいにするなら、たやすい。でもきっと、みんな自分で引き受けちゃった方が、何だか、何事も、うまく行くような気がする。

……なんて、カッコ付けて云ってますが、これ、知ってる人は知っている、当地の歌のパクリでやんす。でもね。

しみじみ、同感なんだよね。

みんなが、みんなが、ニコニコ顔でいられる世界でありますように。

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2009年9月15日 (火)

今日は宣伝です

 まずは、こちら。

Nagatsukiyose

 9月22日火曜日(国民の休日)、午後4時半開演、福島市パセオ通り“光のしずくパセオスペース2”での「胡桃の会・長月寄席」

 落語の会の仲間、さおり姫さんが、パセオスペース2にプロの噺家さんを呼んじゃいました。三遊亭遊雀師匠。ワタクシついこの間までこの師匠のことを知らなかったのですが(なにしろ落語については四半世紀のブランクがありますので・・・)、ネットで音源を探して、噺を聴いてみたところ、ブッ飛びました。オモシロイです。結構全国的にコアなファンの多い師匠のようです。
 色物では、地元福島出身の若き女性コンビ、チェリブロさん。ワタクシTV視ない生活をしているので、あまり馴染みがないのですが、福島エリアでずいぶんと活躍されている方々のようです。また、われらが落語の会顧問、うつくしま芸人会代表、鶴亭漫太郎師匠がご出演。そして、開口一番は、さおり姫さんがつとめます。
 福島にいながらにして、たった木戸銭1,000円で、いま脂の乗っているプロの噺家さんの芸を拝める機会はそうそうございません。しかも二席! 独演会なみの大盤振る舞い。コレを逃す手はありません。ぜひ! 詳しくはこちら→http://www.paseospace2.com/index.html

 ところで、私はもちろん観覧に行くのですが、一応、会場で、ワタクシ作の「出囃子」が流れることになっております。素人落語の会の寄席で、三味線の小染姐さんがお休みの時用に、ここ数ヶ月の間に普段オリジナル曲を使っているメンバーさんの分だけ作ったのですが、なにせ、こんだ、あーた、プロの方用ですよ。ヘナチョコDTMの経験しか無い上に、邦楽の知識なんざほぼ皆無。うわぁ〜困ったなぁ〜、などと云いながら、かつてのDTM界ではスタンダードだった方法「耳コピ」を、実はDTMを始めて以来初めて使って、なんとか「それらしいもの」にはなったかな・・・。ついでに、市販の音源にはなかなか入っていない「仲入り太鼓」まで作っちゃった。おかげで、今日も含めて、休みの日もほとんどディスプレイとにらめっこになっちゃったけれど、実は、この先、落語の会で「太鼓」をやりたいなと思っているので、今回の「出囃子打ち込み」、たいへん良い勉強になりました〜!



 さて、お次はこちら。

Terusaomote
 うつくしま芸人会「第15回テルサ寄席」。10月3日土曜日、午後2時開演です。

 5年前の第10回テルサ寄席で「芸人会」に出会い、FM Ch-inでお世話になったこともあって毎年通ってきたけれど、昨年秋のテルサ寄席で、漫太郎師匠に「交ぜてください!」とお願いして一年。そこで笑遊師匠を紹介していただき、ふくしま素人落語の会に参加させていただいてきたことが実を結び、福島移住以来ひそかに持ち続けていた念願叶って、ワタクシ、出演させていただけることになりました。

Terusaura

 こちらはチラシ裏面。最上段の右から二番目がワタクシです。漫太郎師匠が似顔絵を描いてくださいました。

 今回は既存の噺ではなく、創作ものを演ります。題して「目黒の蛸薬師」。このブログにも書いてきたけれど、保科正之公にまつわる噺です(今回の噺の中には、実は正之公は出てこないのですが・・・^_^;)。先日、落語の会の稽古会があって、参加された師匠方に大筋を聞いていただき、いろいろとアドバイスをいただきました(ありがとうございます m_o_m)。本番まで1ヶ月を切っていますが、噺の構成、セリフ回しは大体できているので、あとは稽古あるのみです。笑うところがほとんど無い噺ですけど、10分で終わりますので(^_^;;;)ご勘弁を。お時間のある方、ぜひお運びください。入場無料です。

 以上、ぜひご来場のほど! お待ちしております。

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